2015年08月31日

インサートの書き方まとめ

突然技術的な小さいこと。

インサートの書き方って、ちゃんとまとめてなかったので。

尺の小さい順に書いて行く。

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posted by おおおかとしひこ at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強迫神経症

前記事からのつづき。

で、そのたった一つのことが、
良くないときに、人はどうするか。

そのたった一つのことを突き詰めて、
それを良くすることは大抵出来ない。
その人の実力のマックスがそこだからである。

ダメな人は、周囲のディテールを詰めはじめるのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美意識

僕個人の感覚だけれど。

芸術は、すべからく美しくなくてはならないと思っている。
美しいとはこういうことだ、
という作者の考えの披露の場だと思っている。

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posted by おおおかとしひこ at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「言えば伝わる」と思うのは、表現が何も分かっていない

ここにこう書いてあるから、
これを言ったことであるし、
既に伝えたのだから、
それを理解しないほうが悪い、
なんて思うやつは、表現の素人である。

表現とは、論文や数式や法律の条文や注意書きではない。

それが、
最後まで興味を持たれて、進んで最後の瞬間まで見守るかどうか、
について、あなたはどの程度自覚的だろうか。


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posted by おおおかとしひこ at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月30日

面白い三人称の話のつくりかた(初歩)

前回までのダメなテンプレを踏まえて。

ダメなのは分かった、じゃあどうすればいいの?

面白い三人称の話は、どうやってつくればいいか。
初歩的には、ふたつある。

突飛なことを思いつくこと、
王道を真似すること。


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posted by おおおかとしひこ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダメなテンプレつづき:ストーリーの進展には、二種類ある

ストーリーの進展には、二種類ある。

外的なストーリーの進展と、
内的なストーリーの進展だ。

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posted by おおおかとしひこ at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

ダメなテンプレ、追記

海へ行くダメなテンプレで、
重大なことを書き漏らしていたので、追記。

ロードムービーは、
一見状況が動いているように見えて、
たいして話が進展していないことに、
作者本人が気づいていない、という危険だ。

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posted by おおおかとしひこ at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故あなたは説明が下手なのか

大したことないことを説明しようとしているからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恋は盲目

「何をしてもこの人が好き」となるのが恋だ。
「たとえ失敗してもダメでもこの人が好き」となるのが恋だ。
一旦こうなってしまうと、
映画で達成すべきことと真逆の状態が訪れる。

映画で達成すべきことは、
「この人はこういうことをなし得たから好き」であり、
「この人はこういう愚かなことをしたから憎む」である。

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posted by おおおかとしひこ at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月28日

狂言回し、三人称、一人称

狂言回しのことを考えていたら、
これはまたもや三人称/一人称の問題と関係があるぞ、
と気づいたので書いておく。

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posted by おおおかとしひこ at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダメなテンプレ「謎の女子高生と海へ」

こないだ話していて、
映画青年が書きがちな、ダメなテンプレが出来たのでメモしておく。

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posted by おおおかとしひこ at 12:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

当たりは、膨大な外れの中に混ざっている

当たり外れは、比較で決まる。
外れを怖がったら、当たりは生まれない。
当たりは、大体この辺から生まれる、というのがある。
ぼんくらは、当たりを手にしてるのに外れだとして捨ててしまう。

一等賞の当たりを引くまで待つか、三等でも勝ちとして勝負を終えるかは、
いつでも難しい。

当たり外れはランダムで引くのではない。勘で引く。
その勘の感覚こそプロ。ランダムで引くのは素人。

ここに当たりはない、と判断できる勘もある。

我々は有限回数しかくじを引けない。

そして、創作はギャンブルだ。
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2015年08月27日

知らない人と知ってる人になること

まずはあなたは、
何も知らない人として、お話を思いつく。
大抵全部ではなく、部分をだ。
それをアイデアという。

次に、知っている人からそのアイデアを検討する。

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posted by おおおかとしひこ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小説「てんぐ探偵」へのリンク

作品置き場カテゴリにも、
てんぐ探偵特設サイトへのリンクを残しておきます。
そもそも「作品置き場」ってこういう用途なのに、脚本論でうまりがち(笑)。

※以下のリンクは旧サイト版です。全面改訂版は、
「小説家になろう」「カクヨム」「星空文庫」にて。トップページにリンクあり。

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posted by おおおかとしひこ at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 作品置き場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短編と長編は、落ちの違いだ

「短編と長編の違い」という検索ワードで来た方がいたので、
それについて考えてみたい。

短編と長編は、物理的に、登場人物と、事件の規模が違う。
短編は登場人物2〜3人(下手したら一人)、短い尺で解決する話。
長編は登場人物5〜6人(二時間はこれぐらいというのが僕の経験則)、
長い尺で解決する話だから、複雑に入り組んでていい。

しかし本質的な違いは、落ちではないだろうか。

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posted by おおおかとしひこ at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

間違ってる企画、正しい企画

ガワが魅力的だが、中身がよく見えない企画。
中身は分かるが地味なガワの企画。

これは間違ってる。

ガワが魅力的で、
なおかつ中身がとても良いものが、正しい企画。

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posted by おおおかとしひこ at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

説明部分を無駄にしない方法

説明部分はみんな嫌いだ。
説明部分なんかなくなっちまえ!
説明するのも面倒だし、一々説明部分を聞くのも面倒だ。
説明なんて、世の中から0になればいいのに。
早く本編がはじまればいいのに。
面白いところだけ見たいのに!

しかし説明部分は0にはならない。
絶対必要なのだ。
何故?

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posted by おおおかとしひこ at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サーキットトレーニング

次のジャンルを、無理矢理書いてみたまえ。

プロットでもいいし、
5分から30分程度の短編シナリオでもいい。

様々なジャンルを書くことは、それだけで修行になる。

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posted by おおおかとしひこ at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

ストーリーとは動きである(新)

物語とは、流れのことだ。
何かが動いて、ストーリーの流れがあり、
静止するのはちっとも面白くない(じっとしてばかり!)。

これをかつては外形から捉えて書いてみたが、
更に内奥に迫ってみようと思う。

ストーリーとは動きである。
我々観客のなかに、「運動の感覚を起こす」ものである。

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posted by おおおかとしひこ at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

僕は、正気を保つために創作をしているのである

少し深い話を。

何のために創作をするのだろうか?

お金が欲しいから?
有名になりたいから?

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posted by おおおかとしひこ at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

二幕前半に何を書くべきか?

僕は二幕前半が苦手で、いつも何を書くべきか分からなくなる。
苦手だから、余計に研究して、
色々なパターンを身につけてきた。

具体的には、こんな感じだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

後半になると、慣れてくる

実際、苦しいのは前半戦だ。
ミッドポイントが終われば、
執筆は何故か楽になる。

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posted by おおおかとしひこ at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「最後まで書けない」のは書き方が悪い

相変わらずこのキーワードで検索してくる人があとを立たないので、
目から鱗を落としてあげよう。

プロットは書いてるかい?
多分最後まで書けない人、
途中の展開が思いつかない人は、
プロットの書き方が悪いのだ。

何故ならプロットとは、
展開を考えたり、最後まで一本筋を通す為の道具だからである。

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posted by おおおかとしひこ at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

【てんぐニュース】本日中は厳しいです…

最終巻十一集、やや遅れます。
今日中に上げようと思ってましたが、
微調整させてください。
最高のものを届けたく思います。
posted by おおおかとしひこ at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安藤忠雄、ゆるさん

僕の大嫌いな、東横線現渋谷駅の設計者が、
安藤忠雄だと聞いてある意味納得した。
僕は昔からあの貧乏なコンクリート打ちっぱなしが嫌いだ。
美しくない。建てた瞬間はなんだかカッコイイけど、すぐに古びる。
コンクリート打ちっぱなしの経年劣化は、すぐに廃墟化する。
黒かびなど、日本の気候と合ってないことぐらいすぐわかる。

安藤忠雄のプレゼン映えするコンセプト
(プレゼン時には魅力的に見えるのだが、
実際の運用は糞レベル。つまり絵にかいた餅。
そんな最低のものはプロならばプレゼンしないが、
安藤はプレゼンする。コンペに勝ってしまえば、
見る目のないぼんくらクライアントを騙しきれる)
のやり方が、僕は本当に嫌いだ。

そして、全く使えない渋谷駅改装は、ほんと元に戻してほしい。
なんで全く使えない糞ヒカリエに誘導されなきゃいかんのだ。
渋谷パンテオンと五島プラネタリウムが懐かしいぜ。

一度9番出口からホームまでいってみるといい。
あまりにも腹が立ったので、地上とホームまでをストップウォッチで計ったことがある。
7分かかった。
あのヘンテコ導線の責任者が、安藤忠雄だ。
僕はあの使いにくい渋谷駅改修のせいで、渋谷文化が沈静化してしまったと感じている。
渋谷はすでに、映画も音楽もファッションも、発信地ではなくなってしまった。

ついでに、例の国立競技場の審査委員長らしいよ。
世の中間違ってる。
Great power has great responsibility.
ヒーローものなら、奴は悪の大王だ。(四天王の中でも最弱かもだが)
posted by おおおかとしひこ at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

必然性

人は、必然性のないものは信用しない。
あるいは、感情で納得していても、
必然性という理屈がつかないと、腑に落ちた感じがしない。

逆に、必然性さえあれば、多少強引でも納得するものだ。

それは、必然性がないことに比べれば、
天と地の開きがあるものである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

下手な落ち

さらに続き。

これらの議論から言えることは、
下手な落ちとはこういうものだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

落ちと意味とセンタークエスチョン

前記事のつづき。

落ちや意味というものは、
構造上、センタークエスチョンと関係している。

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posted by おおおかとしひこ at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

落ちとは、意味が確定すること

落ちに必要なことは何だろう。
単に最初に起こったことが全部終わっただけでは、
ダメである。

こういうことがあって、最終的にこうなりました。
と関東人が言っても、関西人は納得しない。
「落ちは?」と聞く。
関西人の方が落ちに厳しい。

落ちとは何か。
それは、「その話になんの意味があったか」ということだ。

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posted by おおおかとしひこ at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月21日

落ちとは、フルブレーキングだ

「これまでの勢いを、ブレーキを目一杯かけること」が、
ラストには必要だと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話が出来たときは、どういうときか

落ちが決まったときだと思う。

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フィクションの正体

僕は、「脳のなかで現実を理解する様式」のことだと考えている。

つまり、現実がどうであったとしても、
人は、フィクションの物語のようにしか、
世界を理解できないのではないか、
と考えている。

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posted by おおおかとしひこ at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月20日

デジタルは人を幸せにしない:コストダウンの末路

デジタルは人を幸せにしたか?
何でも安くなって、スピードが上がって、便利になったか?

創作の世界はそうではなさそうだ。
デザインはデジタルでコストダウンしたんだろ?
という人たちが、安易にコストを下げるからである。
そして現場の想定以上にコストを下げてくる。

佐野事件の原因は明らかだ。
現場のコストダウンの末路だ。

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posted by おおおかとしひこ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歩きながらの会話、柱

この言葉で検索してきた人がいたので。
前記事に比べ、ミクロレベルのテクニカルな話だけど。


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posted by おおおかとしひこ at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長編映画企画の作り方

まず、みんなが飛びつく見世物要素を用意する。
そこに必要な人間ドラマを書く。

または、まず人間ドラマを書き、
それのどこかに見世物要素を付加する。

どちらから入ってもいいが、
最終的には両者が不可分に融合されていること。

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posted by おおおかとしひこ at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

面白さに法則はあるか?

あるとも言えるしないとも言える。

面白さとは全く新しいものを作ることだ、
という立場に立てば、従来の法則に当てはまらないものを作るべきだ。
しかし、
ノールールで作って面白いものが出来る訳がないから、
一定の面白さを生み出す法則があるような気もする。

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posted by おおおかとしひこ at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月19日

オタクであれ、オタクであるな

オタクであることと、
オタクでないことはどちらが有利か。

この問いは間違いだ。
どちらでもあり続けることが必要だ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

糞デザイナーと糞実写映画と糞建築には共通項がある

佐野デザインが目下大炎上中だ。
トートバッグのフランスパンやビーチなんて、序の口だった。
動物園ロゴやBIToはひどいものだ。あと何があったっけ。
まとめが追いつかない勢いだね。

先日システムの問題だと批評したけれど、
漏れ聞こえる氏のパーソナリティーから、
恐らく糞実写映画と糞建築と、
共通の構造的問題を指摘しておく。

糞クリエイター(否、イミテイター)の癖に、
コミュ力が高いことと、
作品をOKする側に美的判断力が皆無な所である。

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あなたは点を書きたいのか、線を書きたいのか

書きたい!という衝動がない限り、
書くことはいずれ苦痛になる。
勉強のために書くことも、苦痛になる。

人は書きたいものを書くときだけ、
どんな苦労でも苦にならない。
むしろちゃんとしたいがために、たとえ苦でも嬉々としてやる。

あなたが書きたいのは、点か線かを自覚しよう。

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下手な脚本家の鍛え方

で、前記事のつづき。

遠回りだけど、「役者をやる」というのがいいんじゃないかな?

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2015年08月18日

下手な脚本の定義

これまでをなんとなくまとめてみる。

脚本が上手いかどうかを判定するのは玄人の見方が必要だけど、
脚本が下手かどうかを判定するのは、中級者レベルで可能だ。

それは、
「三人称なのに一人称で書いている」
ことである。

三人称と一人称の混同こそが、
根本の原因なのではないかな。


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本当のことを書こう

自分が嘘だと思うことを書いても、
なかなかうまくいかない。

本当のことを書くことにしよう。

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上手な会話の書き方

という検索ワードで来た人がいるので。

とりあえず二人の会話に限定。三人以上はあとで拡張する。


コツをたったひとつに絞ろう。
「互いの目的が異なること」だ。


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2015年08月17日

テーマの話、極論

死ぬ前に最後に食べたいご飯はなにか?
という質問がある。

これは自分にとって一番大切なものを残し、
その他全部を捨てる思考法のひとつだ。

ちなみに僕は、もう既にない、十年ぐらい前、
京都駅地下街(アバンティ)にあったうどん屋さんの、
きつねうどんだ。

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テーマはどうあるべきか?

ありきたりのテーマで初心者は書いて練習せよ、
とよく言われる。

しかし、自分なりのテーマを探すコツを教えてくれる人はいない。
ありきたりのテーマで練習して、
テーマとはどんな感じかを大体分かってきたら、
自分だけのテーマを探す練習もしなければならない。

陳腐で、チープなのは問題外だ。
糞進撃のテーマのひとつは、「世界は絶望」だが、
これがいかにダメかは前記事を参照されたい。

僕は、キャッチコピーになるものがいいと考えている。

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ペシミズムは映画に必要か?

少し難しい話をする。

バッドエンドや、絶望で終わる映画は、
果たして正しいのだろうか?

僕は、高度な皮肉になる場合以外は、
これを認めないことにしている。

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2015年08月16日

いけちゃんとぼくパンチラ

というキーワードでここに来た人がいるようで、
笑った。
パンチラはありません。
1コマごとコマ送りして、編集時に確認ずみです。
万が一見えてもいいように、
ああいうアクション場面では、
黒スパッツなどをスタイリストが準備します。
アイドル衣装と同じです。

ついでに、姫子も蘭子もパンチラはなかったです。
男の夢を壊してすいません。

以前も書きましたが、
猿には「貝を開けて中身があると興奮する神経細胞」があるそうです。
生き残る為に、貝を開けることは必要だったのでしょう。
それと似たような遺伝子があったとしても不思議ではない。
「あんなものただの布だ」と女子はおっしゃいますが、
チラが人類のロマンであることに変わりはないのだ。

ちなみに僕は、パンツが見えそうで見えないのが一番好きです。
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見世物と物語を分離して意識しよう

実写進撃という初心者レベルの脚本を見ることで、
出来てないとはどういうことかを分析することが出来る。

見世物と物語を分離して考えられているかどうか、
という話。

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ギャップ

人の魅力を描くときの基本。

一見こうだが実はこう、
普段こうだがいざとなるとこう、
仕事ではこうだがプライベートではこう、
などのように、
違う側面を垣間見た瞬間、
その人が途端に魅力的に見えてくる。

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どうして僕は腐女子が嫌いなのかわかった

風魔は腐女子むけコンテンツですから、
と言うプロデューサーたちが、僕はとても嫌いだった。
腐女子ドラマ×舞台×写真集やグッズというビジネス4本、
という一年間の枠の一本目ということも、
一応頭では理解していたけれど、
やっぱりBLとかホモは好きじゃない。

「腐女子は、あからさまに腐女子むけには反応しない。
普通に面白い中にBLを妄想することが好きなのだ」
という持論をもって、僕は普通にドラマ風魔を面白くしたつもりだ。

ところで、何で自分がBLが嫌かわかった。

(以下下ネタ注意)

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posted by おおおかとしひこ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする