2015年09月04日

ストーリーとは変化のことである6: 相互作用のストーリーライン

ストーリーは一人だけの登場人物を描くことは難しい。
人間がひとりでに変化することはない。
必ず誰かとなにかをして、その結果変化する。
つまり、相互作用をする。

ストーリーとは全ての人物が変化すること。
つまり、主人公も相手も変化する。
すなわち相互作用による相互変化を書くのが、ストーリーだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーとは変化のことである5:変化と主人公

主人公に関する誤解がある。

「活躍する人が主人公」である、ということだ。
主人公に観客は自分を投影するから、
大活躍して鬱憤を晴らすのだ、
という誤解だ。

これは感情移入という機構をよく理解していないことから起こる、
初歩的な(たとえば編集やプロデューサーすらもしている)
誤りである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする