2015年09月19日

モジュール脚本論2: 直列繋ぎと並列繋ぎ

モジュールの記号をこう決める。

…―■
または、
…―〇
とする。

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posted by おおおかとしひこ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モジュール脚本論1: モジュールの単位

これまでブロック単位で議論してきたことをまとめると、
なかなかに実践的な話の構造を議論できることが分かってきた。

話の構造はどういうものか?についての理論は、
尺の構成と幕間について定めた三幕構成、
等分の八個の役割について定めたハコガキ、
三幕構成のコメディ特化したブレイクシュナイダービートシート(BS2)、
神話の構成にヒントを得て象徴で行う13ポイント理論、
大岡式トライアングルメソッドなど、
様々なバリエーションがあるが、
巨視的な構造から脚本を俯瞰するものばかりだ。

微視的構造からボトムアップ的に考えるものが、
大岡式モジュール論だ。

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posted by おおおかとしひこ at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブロックには、途中などないかも。

僕はいつも二幕が苦手で、
設定と結末は出来た気になっても、
その間の「展開」って何だよ、
ということがいまだにきちんと分からない。
(このブログでも度々仮説は出している)

しかし、ブロックに分けていく考え方では、
小ブロック単位で考えるならば、
展開という途中の部分など、
存在しないのではないか?
という仮説が現実味を帯びてくる。

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posted by おおおかとしひこ at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする