2015年09月24日

イコン性の後退

どうも最近の映画が印象に残りづらいのは、
年のせいもある(既に見た過去の大名作と同等ならば評価しない)
かも知れないが、
イコン性を考えた絵作りをしてないような気がしている。

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posted by おおおかとしひこ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主観と客観の差3:変化

僕は昔から小説には馴染みがないので、
よくある、
「主人公が最後一歩踏み出して終わる」形式のエンドが苦手だ。
それは映画でたとえれば第二ターニングポイントで終わるのであって、
これからのクライマックスがないことに等しいからだ。

これは、主観的変化と、客観的変化の差ではないか、
といつも思う。

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posted by おおおかとしひこ at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自己の称賛の深層心理

窓辺系テンプレが女の初心者に多い型、
女子高生と海へ行くテンプレが男の初心者に多い型、
のメアリースーだとして、
これは、深層心理と関係あるのではないかと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主観と客観の差2

その主観的感情を、他人に共有してもらう為には、
どうするのがいいか?

その感情に至った、事情を話すことだ。
こうこうこういう経緯で、こんなことになったのだと。
なるほど、それは○○だね、と思わせるのがゴールだ。

つまり、主観的感情を客観的感情に変えるには、
同情しかないのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 03:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主観と客観の差

あなたが人生で一番驚いたことは何か?
その時の表情をしてみたまえ。
あなたが人生で一番気まずかったことは何か?
その時の表情をしてみたまえ。
あなたが人生で一番怒ったことは何か?
その時の表情をしてみたまえ。

さて、いくらあなたが芝居が上手くても、
その表情だけで、あなたの人生一番の感情は、
決してリアルには伝えられない。

その一番の感情は、あなたのなかにしかない、主観だからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする