2015年09月28日

ギャグが書けない

という検索ワードで検索してきた人がいて、驚いた。
そもそも問いが間違っている。
ギャグは書けるように伸びる能力ではない。
これは完全な才能だ。

そもそも普段面白いことが言えない奴は、面白いことは書けない。
面白いことが書ける人は、リアルでも人を笑わせる人だ。

どうしてもギャグが書きたいなら、大阪に住め。漫才師になれ。
十年修行しても、大阪にはつまらない奴もいる。
面白い奴についてゆき、全部真似しろ。
書くのではなく、言えるようにならなければならない。

笑いは、とっさの発想力以外のなにものでもない。
反射神経のようなものだ。
考えて出来るものではない。
posted by おおおかとしひこ at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたの映画脚本には、何が足りないのかチェックリスト

以下の質問に、あなたがきちんと答えられないのなら、
そこが足りなく、欠けている。

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posted by おおおかとしひこ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クライマックスでは、アイデンティティーが一番揺るがされる

というか、お話のどこでも、主人公のアイデンティティーは揺るがされる。
お前は誰だと常に問われ、俺はこうだと示していく過程が、
物語そのものだ。

それは物語が動き始めるきっかけ(カタリスト)から、
重要な大ターニングポイント、
すなわち第一第二ターニングポイント、ミッドポイントで、
常に問われる。
それ以外にも展開上重要なポイントで、
必ず問われ、何かしらのリアクション(行動)で自分を示さなければならない。

そのなかでもマックスが、クライマックスである。

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posted by おおおかとしひこ at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする