2015年09月30日

起伏とか緩急って何だろう

受け手としては何となく感じている、
この説明しがたい感覚の正体は何だろう。
盛り上がりとそうではないところ、
などのような感覚でとらえるのが正解なのか?
そうではないところってどういうことか?
それは詰まらないところなのか?

かつて押井守が、わざと休む所を入れるのだ、
と言っていて成程と思ったが、
それはパト2の夢の島やら浜松町の屋形船あたりの風景に語りが入る、
「退屈なパート」のことを指していて、
それは違うと思った記憶がある。
「北北西に進路を取れ」では有名な、
砂漠の無音部分が続く数分間がある。
これと何が違うのだろう。

僕は、起伏や緩急とは、
観客の緊張感の疎密ではないかと考える。

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posted by おおおかとしひこ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】ふと、我に帰る

気づいたら2000記事こえてました。

こんなに書いて、まだ新しいこと
(多少は前のを上書きアップデートもしてますが)
が出てくるってどういうことやねん。

習い事ってみんなこんなもんなんでしょうかね。
それとも芸術という、常に新しくならなければならないジャンルだからでしょうかね。
昔は仕事終わりによく飲みに行って、
仕事はこうあるべきだ、なんて話を熱くしたものですが、
他の仕事でもこんなに沢山のことが書けるものでしょうか。

よく分かりませんが、まだまだあなたの知らないことを、
書いていこうかと思います。
ネタ切れにならないのが、脚本の恐ろしいところですな。
それだけ研究書がなく、口伝の多いジャンルなのかも知れませんが。
posted by おおおかとしひこ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする