設定は書けるのにストーリーが書けない。
初心者にはよくある話だ。
その根本原因は、
ストーリーを書く実力にたいして、
オーバースペックの設定を作ってしまうことである。
(設定倒れ。設定を生かせない)
設定とストーリーはどう違うのか。
設定は静(変化しないもの)、
ストーリーは動(変化するもの)ととらえるとよい。
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2015年10月30日
ボイスオーバー(モノローグ)の記法
今日同僚と話していて、書き方が統一されていないパターンがあったので。
あくまで僕はこう書くけど、という例。
○モノローグのシークエンス
以下の風景に、Xのモノローグが被さる。
風景A。
風景B。
風景C。
X(モノローグ)「台詞台詞台詞…」
これは、以下のようにも書ける。
○風景A、B、Cにモノローグが被さる
X(モノローグ)「台詞台詞台詞…」
風景A。
風景B。
風景C。
後者は場所Cから続けて芝居にうつる場合は、続けて書ける。
前者はモノローグシークエンスはがっつり決め込むという書き方だ。
どちらでもいい。話が分かりやすい方を書けばいい。
この形式によらず、分かりやすい他の形式でもよい。
音と絵が分離する演出法は、脚本には書きにくい。
普通に芝居を撮って、別にモノローグ台本を用意する、
というやり方もあるよ。
あとで編集でミックスしていく前提で。
回想シーンに、
モノローグで解説を入れる場合なども同じだと思う。
(逆に「2001年宇宙の旅」では、
全編に入る解説ナレーションを、キューブリックは編集段階で全部カットしたらしい。
その事により分かりにくくなり、神話的想像力を刺激する、
トンデモ作品に昇華したのだけど)
あくまで僕はこう書くけど、という例。
○モノローグのシークエンス
以下の風景に、Xのモノローグが被さる。
風景A。
風景B。
風景C。
X(モノローグ)「台詞台詞台詞…」
これは、以下のようにも書ける。
○風景A、B、Cにモノローグが被さる
X(モノローグ)「台詞台詞台詞…」
風景A。
風景B。
風景C。
後者は場所Cから続けて芝居にうつる場合は、続けて書ける。
前者はモノローグシークエンスはがっつり決め込むという書き方だ。
どちらでもいい。話が分かりやすい方を書けばいい。
この形式によらず、分かりやすい他の形式でもよい。
音と絵が分離する演出法は、脚本には書きにくい。
普通に芝居を撮って、別にモノローグ台本を用意する、
というやり方もあるよ。
あとで編集でミックスしていく前提で。
回想シーンに、
モノローグで解説を入れる場合なども同じだと思う。
(逆に「2001年宇宙の旅」では、
全編に入る解説ナレーションを、キューブリックは編集段階で全部カットしたらしい。
その事により分かりにくくなり、神話的想像力を刺激する、
トンデモ作品に昇華したのだけど)