「シナリオ 何も浮かばない」という検索ワードで来た人がいて、
目を疑った。
そんなバカな、である。
お話の作り方が、なってないぞ。
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2015年11月30日
【追悼】水木大妖怪先生
大往生、というのでしょうか。
遷化、というべきでしょうか。
大先生はニコニコしながら冥界へ帰ってしまわれたようです。
手塚、藤子、石森、やなせ各大先生よりも長生きとは。
「妖怪もの」が今日あるのも、鬼太郎がルーツといえましょう。
勿論、宇治拾遺やら霊異記やら、百鬼夜行が古典なのでしょうが、
映像においては、鬼太郎が中興の祖というより元祖に近い。
水木先生がいなかったら、てんぐ探偵もないと思います。
ゲゲゲの女房がなかったら、
僕が監督した「割れたせんべい」もなかったです。
あまりにも偉大すぎて、
僕には歴史上の事実にしかうつっていませんが、
ひとりの人間が亡くなったことに、哀悼の意を示します。
ここ最近冷え込んだものね。
継げるかどうか分かりませんが、てんぐ探偵が一部継ぐ覚悟です。
遷化、というべきでしょうか。
大先生はニコニコしながら冥界へ帰ってしまわれたようです。
手塚、藤子、石森、やなせ各大先生よりも長生きとは。
「妖怪もの」が今日あるのも、鬼太郎がルーツといえましょう。
勿論、宇治拾遺やら霊異記やら、百鬼夜行が古典なのでしょうが、
映像においては、鬼太郎が中興の祖というより元祖に近い。
水木先生がいなかったら、てんぐ探偵もないと思います。
ゲゲゲの女房がなかったら、
僕が監督した「割れたせんべい」もなかったです。
あまりにも偉大すぎて、
僕には歴史上の事実にしかうつっていませんが、
ひとりの人間が亡くなったことに、哀悼の意を示します。
ここ最近冷え込んだものね。
継げるかどうか分かりませんが、てんぐ探偵が一部継ぐ覚悟です。
2015年11月29日
2015年11月28日
異質なものを混ぜていく
鍋をつくるとしよう。
ラーメンのスープでもいい。
まず水をはり、基礎となる材料を投入だ。
鍋なら昆布。豚骨ラーメンなら豚骨か。
まず水と、
最初の異質なものを火を炊いて混ぜ合わせる。
馴染ませる、といった方がいいかも知れない。
100%均質なものになるまで混ぜなくていい。
水に昆布が馴染んだ頃、
水に豚骨が馴染んだ頃。
次のまた異質なものを投入していく。
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ラーメンのスープでもいい。
まず水をはり、基礎となる材料を投入だ。
鍋なら昆布。豚骨ラーメンなら豚骨か。
まず水と、
最初の異質なものを火を炊いて混ぜ合わせる。
馴染ませる、といった方がいいかも知れない。
100%均質なものになるまで混ぜなくていい。
水に昆布が馴染んだ頃、
水に豚骨が馴染んだ頃。
次のまた異質なものを投入していく。
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全ての物語は、得る話か失う話である
また極論してみる。
全ての物語は、ふたつにわかれる。
何かを得る話か、
何かを失う話だ。
前者をハッピーエンドといい、
後者を非ハッピーエンドという。
(バッドエンドは、非ハッピーエンドの中でも最悪のもののひとつで、
全てがバッドエンドではないため、非ハッピーエンドと大くくりにする)
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全ての物語は、ふたつにわかれる。
何かを得る話か、
何かを失う話だ。
前者をハッピーエンドといい、
後者を非ハッピーエンドという。
(バッドエンドは、非ハッピーエンドの中でも最悪のもののひとつで、
全てがバッドエンドではないため、非ハッピーエンドと大くくりにする)
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調べてから書くか、調べながら書くか
調べものは大事だ。
知っていることなら詳しく書けても、
知らないことは詳しく書けない。
そして人は知らないことを知りたい。
人々が知らないことを知るように書くのは、
ふたつしかない。
あなたが詳しいことを書くか、
あなたが知らないことを詳しく調べて、詳しくなるかである。
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知っていることなら詳しく書けても、
知らないことは詳しく書けない。
そして人は知らないことを知りたい。
人々が知らないことを知るように書くのは、
ふたつしかない。
あなたが詳しいことを書くか、
あなたが知らないことを詳しく調べて、詳しくなるかである。
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2015年11月27日
人生の謎を解く
物語はなんの為にあるのか。
僕は、人生の謎を解く為にあると思っている。
どれだけ「物語の書き方」の謎を解いても、
人生の色々な秘密や謎を解く事をしないのなら、
本末転倒というものだ。
(むしろ、後者が面白ければ、前者なんて破綻してもいいのだ)
この脚本論は、形式について書いている。
内容の部分については、教える事はできない。
なぜなら、
人生をあなたがどう考え、あなたが謎を解く事が、
物語の結論、すなわちオリジナリティーになるからである。
勿論、どこかで見たようなことをやっても意味がないし、
殆どの人が理解出来ない真実を示してもしょうがない。
僕は、人生の謎を解く為にあると思っている。
どれだけ「物語の書き方」の謎を解いても、
人生の色々な秘密や謎を解く事をしないのなら、
本末転倒というものだ。
(むしろ、後者が面白ければ、前者なんて破綻してもいいのだ)
この脚本論は、形式について書いている。
内容の部分については、教える事はできない。
なぜなら、
人生をあなたがどう考え、あなたが謎を解く事が、
物語の結論、すなわちオリジナリティーになるからである。
勿論、どこかで見たようなことをやっても意味がないし、
殆どの人が理解出来ない真実を示してもしょうがない。
ハッピーエンドでない物語
僕は初心者には、
ハッピーエンドでない物語を書くことはオススメしていない。
死ぬ俺カッケーみたいな、中二病になりがちだからだ。
(結局メアリースーに取り憑かれるのなら、
ハッピーエンドだろうがそうでなかろうが同じかもだが)
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ハッピーエンドでない物語を書くことはオススメしていない。
死ぬ俺カッケーみたいな、中二病になりがちだからだ。
(結局メアリースーに取り憑かれるのなら、
ハッピーエンドだろうがそうでなかろうが同じかもだが)
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2015年11月26日
めくるめく世界へつれて行く
よくできたフィクションは、
我々の日常とは、全然違う、
楽しくて、ワンダーランドで、ぞくぞくする、
あるいは痛みを伴う、哀しい、
めくるめく世界へつれてってくれる。
あなたの作るおはなしも、そうでなければならない。
どうすればいいのだろうか。
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我々の日常とは、全然違う、
楽しくて、ワンダーランドで、ぞくぞくする、
あるいは痛みを伴う、哀しい、
めくるめく世界へつれてってくれる。
あなたの作るおはなしも、そうでなければならない。
どうすればいいのだろうか。
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駄目な宣伝部は、滅びよ
僕は長年広告業界にいるので、
商品の売れ行きと広告の関係についてよく知っている。
商品がよくて広告もいいのが大ヒットして、
商品か広告がどちらかがいいのはヒットする。
商品も広告もよくないのはヒットしない。
つまり、広告によって、よくない商品の時でもヒットが可能だ。
また、そこそこいい商品なのに、広告が駄目なせいで、
そのパイ以上に伝わらず、役目を終えたら消えていくものもある。
どちらも経験している。
また、先日も「十月十日の進化論」の電車広告があまりに酷いので、
抗議批判した。
自分の例で言えば、
ドラマ「風魔の小次郎」、映画「いけちゃんとぼく」の広告には、
不満である。
商品の情報を正しく整理できていないし、
それを無視した広告独自の判断も、魅力的ではないからだ。
続きを読む
商品の売れ行きと広告の関係についてよく知っている。
商品がよくて広告もいいのが大ヒットして、
商品か広告がどちらかがいいのはヒットする。
商品も広告もよくないのはヒットしない。
つまり、広告によって、よくない商品の時でもヒットが可能だ。
また、そこそこいい商品なのに、広告が駄目なせいで、
そのパイ以上に伝わらず、役目を終えたら消えていくものもある。
どちらも経験している。
また、先日も「十月十日の進化論」の電車広告があまりに酷いので、
抗議批判した。
自分の例で言えば、
ドラマ「風魔の小次郎」、映画「いけちゃんとぼく」の広告には、
不満である。
商品の情報を正しく整理できていないし、
それを無視した広告独自の判断も、魅力的ではないからだ。
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2015年11月25日
【壬生】ウインクしてんじゃねえよ!
脱臭炭CM、見れました。
エステーは月9の枠を持ってて、かつては破壊力があったものだが、
今の月9で流行るのか不明。
ていうかウインクしてんじゃねえよ!
そこで笑ったわ。
おめでとう壬生。お前を語り継ぐぜ。
(役名で呼ぶのが風魔ファンのデフォで、
それはやはり作品を愛してくれてる証拠だと思い、
あえて壬生呼びだ!)
風魔後のCMに呼べずにすまん。がんばる。
エステーは月9の枠を持ってて、かつては破壊力があったものだが、
今の月9で流行るのか不明。
ていうかウインクしてんじゃねえよ!
そこで笑ったわ。
おめでとう壬生。お前を語り継ぐぜ。
(役名で呼ぶのが風魔ファンのデフォで、
それはやはり作品を愛してくれてる証拠だと思い、
あえて壬生呼びだ!)
風魔後のCMに呼べずにすまん。がんばる。
共感と分析的思考
「カラパイア」に面白い記事を見つけたので。
なぜ詐欺師にだまされてしまうのか?
脳は他者への共感と分析的思考を同時に処理できない(米研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52108365.html
脚本を書くとき、
僕は、ロジックメインのプロットを練り、
(感情的な反応などもロジカルに考え)
その後、執筆時にはロジカルに考えず、
感情移入が赴くままにその人になりきって、
憑依型で書いている。
つまりこの記事で言う、
分析的思考と他者への共感を、
全く別の段取りに(無意識に)分けてやっていることになる。
へえ。
ご参考までに。
なぜ詐欺師にだまされてしまうのか?
脳は他者への共感と分析的思考を同時に処理できない(米研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52108365.html
脚本を書くとき、
僕は、ロジックメインのプロットを練り、
(感情的な反応などもロジカルに考え)
その後、執筆時にはロジカルに考えず、
感情移入が赴くままにその人になりきって、
憑依型で書いている。
つまりこの記事で言う、
分析的思考と他者への共感を、
全く別の段取りに(無意識に)分けてやっていることになる。
へえ。
ご参考までに。
2015年11月24日
映画監督の勉強2
ついでに。こういう教養が必要かな。
物語の勉強。小説、演劇、漫画、小噺、怪談など。当然、古今東西の映画。
芝居の勉強。肉体を使う表現。発声、舞踏、バレエや歌も。武術やスポーツも。
写真の勉強。絵画の勉強。書やデザインの勉強。
立体の勉強。建築、彫刻、雑貨などなど。
音楽の勉強。西洋から東洋からクラシックから現代まで。
技術の勉強。そもそもカメラは何故うつるのか、CGは。理系のこと。
服飾やメイクの勉強。流行と歴史的スタイリング。素材のこと。
生きることの知恵みたいなもの。宗教やTIPS、おばあちゃんの知恵とか世間知。
日本の文化の勉強。自国のことはアイデンティティーの一部だという自覚も。
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物語の勉強。小説、演劇、漫画、小噺、怪談など。当然、古今東西の映画。
芝居の勉強。肉体を使う表現。発声、舞踏、バレエや歌も。武術やスポーツも。
写真の勉強。絵画の勉強。書やデザインの勉強。
立体の勉強。建築、彫刻、雑貨などなど。
音楽の勉強。西洋から東洋からクラシックから現代まで。
技術の勉強。そもそもカメラは何故うつるのか、CGは。理系のこと。
服飾やメイクの勉強。流行と歴史的スタイリング。素材のこと。
生きることの知恵みたいなもの。宗教やTIPS、おばあちゃんの知恵とか世間知。
日本の文化の勉強。自国のことはアイデンティティーの一部だという自覚も。
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2015年11月23日
その純文学へ、全員を連れていけるか
前記事の続き。
こうとしか表現できないような感情。
それが存在するのは分かる。
繊細で、複雑で、入り組んだ、人間を描くとはそういうことだ。
だがしかし。
その感情へ、全員を連れていけるか?
あるいは、全員を連れていくことに意味があるか?
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こうとしか表現できないような感情。
それが存在するのは分かる。
繊細で、複雑で、入り組んだ、人間を描くとはそういうことだ。
だがしかし。
その感情へ、全員を連れていけるか?
あるいは、全員を連れていくことに意味があるか?
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2015年11月22日
激しい感情のぶつかり合いは何か?
こう聞いて答えられないのなら、
あなたの作品には、たいしたコンフリクトがないのかも知れない。
(ツタヤで流れてる映画紹介のなかに、
激しい感情のぶつかり合いが…なんてのがあって、
それどの映画でもそうやろ!と突っ込んでしまい、
はたと気づいた。
明確なコンフリクトなきダメ映画は、
感情のぶつかり合いなんてないのかもだ)
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あなたの作品には、たいしたコンフリクトがないのかも知れない。
(ツタヤで流れてる映画紹介のなかに、
激しい感情のぶつかり合いが…なんてのがあって、
それどの映画でもそうやろ!と突っ込んでしまい、
はたと気づいた。
明確なコンフリクトなきダメ映画は、
感情のぶつかり合いなんてないのかもだ)
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2015年11月21日
エンタメ小説と純文学の違い
小説入門的サイトを今更徘徊してたりするのだが、
どこかで見たこの分類がとても心に残った。
エンタメは、ストーリーに付随する感情や落ちを書く。
純文学は、ストーリーよりも、いかに詩的に書けるかだ。
というものだ。
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どこかで見たこの分類がとても心に残った。
エンタメは、ストーリーに付随する感情や落ちを書く。
純文学は、ストーリーよりも、いかに詩的に書けるかだ。
というものだ。
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2015年11月20日
2015年11月19日
2015年11月18日
どうしてCGはよくないのか
どうしてこれCGと言われるとガッカリするのだろう。
なんだ、本物じゃないのか、とガッカリするのだろう。
逆に言うと、本物が写っていると興奮するということだ。
これホントにやったんだ!ということに。
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なんだ、本物じゃないのか、とガッカリするのだろう。
逆に言うと、本物が写っていると興奮するということだ。
これホントにやったんだ!ということに。
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2015年11月17日
他人と自分、統計と個人、共感や置き換え
たとえば女性が、
「電車に痴漢が多くて困る、これは社会問題だ」と言うと、
男は「全ての男は痴漢じゃない」と、
「俺個人は悪くないし、俺を犯罪者扱いしないでくれ」
と思う。
たとえば、
「早生まれ(1-3月生まれ)は、同学年の子供たちに対して発育が遅いため、
小学校においては体育など不利で、成功体験を積めず、
人生を切り開く力に乏しい
(実際、プロスポーツ選手には4-8月生まれの人たちが圧倒的に多い。
これは統計的事実)」
という説を聞くと、
「俺は3月生まれだが、そんなことはなかった」と反論する人がいる。
集団の話をしているのに、自分個人に引き付けて考えるのは、
共感の力である。
抽象的な人間を、自分という人間に置き換える理解である。
これが、誤解を生む原因だ。
続きを読む
「電車に痴漢が多くて困る、これは社会問題だ」と言うと、
男は「全ての男は痴漢じゃない」と、
「俺個人は悪くないし、俺を犯罪者扱いしないでくれ」
と思う。
たとえば、
「早生まれ(1-3月生まれ)は、同学年の子供たちに対して発育が遅いため、
小学校においては体育など不利で、成功体験を積めず、
人生を切り開く力に乏しい
(実際、プロスポーツ選手には4-8月生まれの人たちが圧倒的に多い。
これは統計的事実)」
という説を聞くと、
「俺は3月生まれだが、そんなことはなかった」と反論する人がいる。
集団の話をしているのに、自分個人に引き付けて考えるのは、
共感の力である。
抽象的な人間を、自分という人間に置き換える理解である。
これが、誤解を生む原因だ。
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大まかなプロットが出来たら、登場人物の空気を吸おう
僕は新作を書くとき、
アイデアが出た→どんな話になるかぐねぐね考える
→どにかく魅力的なオープニングとか、具体的な場面を先に考えて核にする
→全体の骨格を作る、プロットに書き出すか、独自のフォーマットでメモする
まで出来て、全体を俯瞰出来るものを作ったあとは、
登場人物の空気を吸うようにしている。
続きを読む
アイデアが出た→どんな話になるかぐねぐね考える
→どにかく魅力的なオープニングとか、具体的な場面を先に考えて核にする
→全体の骨格を作る、プロットに書き出すか、独自のフォーマットでメモする
まで出来て、全体を俯瞰出来るものを作ったあとは、
登場人物の空気を吸うようにしている。
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2015年11月16日
映画企画「UFOライダース」
作品置き場の本来の使い道、没企画を置いておきます。
映画企画です。タイトルを「UFOライダース」。
ツタヤクリエイターズプログラムの公募に落選したので、
誰か拾いませんか、という意味で置いておきます。
まずは映像イメージをご覧下さい。
https://youtu.be/VavDDIugK_U
ストーリーはこうです。
UFO_Riders_story.pdf
以下、解説と資料です。
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映画企画です。タイトルを「UFOライダース」。
ツタヤクリエイターズプログラムの公募に落選したので、
誰か拾いませんか、という意味で置いておきます。
まずは映像イメージをご覧下さい。
https://youtu.be/VavDDIugK_U
ストーリーはこうです。
UFO_Riders_story.pdf
以下、解説と資料です。
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カレンダーを作ってみよう
地図を作ることについて、過去に書いた。
主人公が住んでいるところや、
話が起きる現場の地図を作ることは、
話の中のリアリティーや空気のようなものを、
自分のなかに構築するのにとても有効だ。
関ヶ原合戦を描くのに、現場の関ヶ原に行ってみることは、
行かずに想像で書くより、多くのリアリティーをもたらすだろう。
(たとえ全然今が都会化されていたとしても)
さて、これらは空間に関する方法論。
時間に関してもやってみよう。
つまり、作中のカレンダーを作るのだ。
続きを読む
主人公が住んでいるところや、
話が起きる現場の地図を作ることは、
話の中のリアリティーや空気のようなものを、
自分のなかに構築するのにとても有効だ。
関ヶ原合戦を描くのに、現場の関ヶ原に行ってみることは、
行かずに想像で書くより、多くのリアリティーをもたらすだろう。
(たとえ全然今が都会化されていたとしても)
さて、これらは空間に関する方法論。
時間に関してもやってみよう。
つまり、作中のカレンダーを作るのだ。
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疑問に答えていく
話がうまい人と下手な人の差はなにか。
うまい人は、話をまず振ったときに、
人々が疑問に思うことがわかる。
その疑問に答えていくように、話を進める。
面白い話は全てミステリーである、という言い方もある。
疑問を与え、その謎解きこそがストーリーであると。
そこまで極端じゃなくてもいい。
ん、ということはこれはこうなの?とか、
それじゃこういう反例があるんじゃない?という疑問に、
優れたストーリーテラーは素早く反応し、
その疑問を氷解させて行く。
だから「分かる」になり、「面白い」になると思う。
どうすればそういう感覚がつくか?
「観客として自分の話を聞くこと」しかないと思うよ。
うまい人は、話をまず振ったときに、
人々が疑問に思うことがわかる。
その疑問に答えていくように、話を進める。
面白い話は全てミステリーである、という言い方もある。
疑問を与え、その謎解きこそがストーリーであると。
そこまで極端じゃなくてもいい。
ん、ということはこれはこうなの?とか、
それじゃこういう反例があるんじゃない?という疑問に、
優れたストーリーテラーは素早く反応し、
その疑問を氷解させて行く。
だから「分かる」になり、「面白い」になると思う。
どうすればそういう感覚がつくか?
「観客として自分の話を聞くこと」しかないと思うよ。
2015年11月15日
進んで変化する人はいない
人間というものは、なるべく現状維持を好むものだ。
環境が多少変化しても、
自分の内面はなるべく同じに保とうと工夫する。
習慣の維持や趣味の維持などによって。
内面を変えようとする誰かまたは何かがいるなら、
激しく抵抗する。それは洗脳だからだ。
出来るだけ、否、どうしても、人間は内面の変化を拒む。
にも関わらず、物語とは人間の変化を描くものである。
続きを読む
環境が多少変化しても、
自分の内面はなるべく同じに保とうと工夫する。
習慣の維持や趣味の維持などによって。
内面を変えようとする誰かまたは何かがいるなら、
激しく抵抗する。それは洗脳だからだ。
出来るだけ、否、どうしても、人間は内面の変化を拒む。
にも関わらず、物語とは人間の変化を描くものである。
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2015年11月14日
ワードの字下げ
実用上の話。
エディタにワードを使う人は多いだろう。僕もだ。
ところで検索ワードを見ると、
「ワード 三文字下げ」というのがあった。
ト書きの三文字下げを、いちいち全角スペースで埋めていくのは面倒なので、
自動化する方法はないのだろうか、という悩みだろう。
ズバリ答える。
手でやれ。
(台詞の二行目以降の一文字下げもだ)
その程度の手間など、シナリオを書く手間を100とすれば、
1に満たない。
庭掃除だと思ってやりなさい。
リライトの時面倒だよね。
インデントだとワードのバージョンが違ったり、
winとmac行き来したりするとおかしくなるよね。
pdf化したときなんかずれることもあってイライラする。
実用上、おかしなことが起こるから、手でスペースを入れることにしている。
僕は執筆は白紙に手で書き、打ち込んで清書とし、
リライトは紙焼きに手で書き込み、打ち込みファイルを修正する。
つまり、執筆と清書を段取りで分けている。
ワード上で執筆と清書を同時に出来ないと覚悟したからだ。
ということで、スペースを入れる手間は、清書の工程に含むので、
思考を邪魔されない。
誤字脱字探しや表現を練ることは清書工程と割りきるので、
一見無駄手間だけど合理的だと思います。
あ、ワードでもうひとつ。
シーンの頭「○」のあとに場所(と時間)を書いたあと、
リターンを押さないこと。
箇条書きモードが勝手にはじまって、インデントが変わるからだ。
横矢印ボタンでカーソルを移動させるといいよ。
縦中横やら…のことやらあるし、
第一執筆の時は誰の発言か書かずに省略して、
「」「」「」とラリーを書いて清書のときに名前を入れる。
ワードは「写植器」と思い、「執筆道具」扱いしていないです。
執筆道具は紙とペンには敵わない。
効率悪いって?
最も面白いものを書くために、
効率のいいことをやってるだけです。
それは、執筆にノイズを入れないことだと思う。
エディタにワードを使う人は多いだろう。僕もだ。
ところで検索ワードを見ると、
「ワード 三文字下げ」というのがあった。
ト書きの三文字下げを、いちいち全角スペースで埋めていくのは面倒なので、
自動化する方法はないのだろうか、という悩みだろう。
ズバリ答える。
手でやれ。
(台詞の二行目以降の一文字下げもだ)
その程度の手間など、シナリオを書く手間を100とすれば、
1に満たない。
庭掃除だと思ってやりなさい。
リライトの時面倒だよね。
インデントだとワードのバージョンが違ったり、
winとmac行き来したりするとおかしくなるよね。
pdf化したときなんかずれることもあってイライラする。
実用上、おかしなことが起こるから、手でスペースを入れることにしている。
僕は執筆は白紙に手で書き、打ち込んで清書とし、
リライトは紙焼きに手で書き込み、打ち込みファイルを修正する。
つまり、執筆と清書を段取りで分けている。
ワード上で執筆と清書を同時に出来ないと覚悟したからだ。
ということで、スペースを入れる手間は、清書の工程に含むので、
思考を邪魔されない。
誤字脱字探しや表現を練ることは清書工程と割りきるので、
一見無駄手間だけど合理的だと思います。
あ、ワードでもうひとつ。
シーンの頭「○」のあとに場所(と時間)を書いたあと、
リターンを押さないこと。
箇条書きモードが勝手にはじまって、インデントが変わるからだ。
横矢印ボタンでカーソルを移動させるといいよ。
縦中横やら…のことやらあるし、
第一執筆の時は誰の発言か書かずに省略して、
「」「」「」とラリーを書いて清書のときに名前を入れる。
ワードは「写植器」と思い、「執筆道具」扱いしていないです。
執筆道具は紙とペンには敵わない。
効率悪いって?
最も面白いものを書くために、
効率のいいことをやってるだけです。
それは、執筆にノイズを入れないことだと思う。
2015年11月13日
あなたがストーリーをばんばん書けないのは、人生経験が足りないから(かも)
前記事の続き。
つまり、フィクションの物語というものは、
人間とは、社会とは、こういうものである、
こうあるべきではないか、
という真実を戯画化するために、
フィクション(架空)の設定と構造を利用して描くことである。
真実の設定と構造を使うよりも、
真実がより引き立ち、分かりやすい構造にするために、
架空の設定と構造を利用するのが、
フィクションという物語形式である。
続きを読む
つまり、フィクションの物語というものは、
人間とは、社会とは、こういうものである、
こうあるべきではないか、
という真実を戯画化するために、
フィクション(架空)の設定と構造を利用して描くことである。
真実の設定と構造を使うよりも、
真実がより引き立ち、分かりやすい構造にするために、
架空の設定と構造を利用するのが、
フィクションという物語形式である。
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