2015年11月02日

じゃあ何にモノローグを乗せるといいのだろう

よくあるのは、
引き絵(何かは動いていて、日常的な時が流れている)などの、
情景カットだ。
短いレンズでなく、長いレンズの絵もよく使う。
あるいは、スローモーション(ストップモーション)も頻度が高い。

つまり、普通の絵と、
「ちょっと距離を置いた絵」だ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テヅカチャートの鍛練は、ご都合主義を避ける

以前にも紹介した、
手塚治虫が鍛練のためにやっていたというテヅカチャート。
やり方は簡単だ。

物語内でのある人物の場面を真ん中に書く。
その前に何をしていたか、想像で書く。
今よりあとに何をする可能性があるか、いくつか書く。

それらをまた「今」だと考えて、
それらの過去や未来をひたすら広げて行く。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒味や空にモノローグを乗せるのは、下手な演出

漫画によくあるこの演出は、
映像でやると寒い。

なんでだろう。
それは、映像においては、
「動いているものに意味があり、
動かないものには意味がない」からである。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする