ものづくりには順序がある。
大から作って小に至る。
大まかな骨格を先に作り、
次に中くらいのもので中身を埋め、
細かいもので上塗りし、
更に細かいもので微細を穿つ。
今の段階で前の段階のものを直すことは出来ない。
前の段階のものを直すのなら、
今の段階でやっていることは全て捨てて、
前の段階に戻るべきだ。
そしてそれが確定してから、
新たな次の段階をまた一からコツコツやるのである。
デジタルだとその辺が曖昧になるが、
アナログでのもの作りをしていれば明らかだ。
油絵や彫刻や料理やプラモデルなどを想像すれば明らかだ。
これらの段階を、階層と考えることにしよう。
脚本には、以下の階層がある。
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