2015年11月15日

筋書きのないドラマ

よくスポーツにこれが冠せられる事がある。

そもそもの意味は、
スポーツは台本があるドラマがあるわけではないのに、
時に台本があるドラマ以上にドラマチックになることがある、
ということだと思う。

「筋書きのないドラマ」は、
アドリブだらけのぐだぐだのことではない。
誰か他の人が筋書きを書いてないのに、
まるで筋書きがあるようなドラマチックなことを言う。

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posted by おおおかとしひこ at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

進んで変化する人はいない2

人が内面的に変化するのは、次の二つだ。

環境や外部の事情によって、強制的に変えられた場合。
(彼は変わってしまった)
自ら望んで変わる場合。
(彼は成長した、考えをガラリと変えた)

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posted by おおおかとしひこ at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

進んで変化する人はいない

人間というものは、なるべく現状維持を好むものだ。
環境が多少変化しても、
自分の内面はなるべく同じに保とうと工夫する。
習慣の維持や趣味の維持などによって。

内面を変えようとする誰かまたは何かがいるなら、
激しく抵抗する。それは洗脳だからだ。
出来るだけ、否、どうしても、人間は内面の変化を拒む。


にも関わらず、物語とは人間の変化を描くものである。

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posted by おおおかとしひこ at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする