2015年12月12日

一幕を終えて、最も達成されるべき大事なこと

主人公への感情移入だ。

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posted by おおおかとしひこ at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話が転がるとはどういうことか

技術的に言うと、ターニングポイントがたくさんあり、
それらがきちんと機能している、ということだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロは、否定された回数でもプロだ

苦労して作品をつくって、否定されて凹むアマチュアは多い。

誉めてもらえると思ったものが全否定され、
傷つき、場合によっては相手を恨み、
あるいは自分の能力の足りなさを呪い、
その負の力に負けて自信を失い、やめてしまう人も多い。
(あるいは自分の全力を出して否定されるのが怖くなり、
適当な所でこんなものかなと、お茶を濁すことを覚えてしまう)

プロってのは、それでも脱落しなかった人のことだ。

作品を否定されたら、次の作品で、
その否定を黙らせるものをつくった人のことだ。
それで更に別の所を否定され、傷つき、やめてしまう人もいる。
でも更に、そこを黙らせる面白いものをつくり、
その否定を凌駕する。

プロとは、否定された回数だけ、
次の作品をつくって越えてきた人のことをいう。

長年やるということは、傑作を作り続けることではない。
より増える否定の声で傷つき、反省し、回復し、
それを凌駕する作品をまたつくるというループを続けて、
より高みの作品をつくることを言う。

作品を作り終えたら、否定されるところで終わる。
次つくらなければ否定で創作人生終了だ。
次つくれば、否定を凌駕する可能性がある。
プロとは、つまりは、次に作り続ける人のことをいう。

アマチュア時代の否定なんて、数がしれてるぜ。
プロになったら、2ちゃんでボコられ、ネットで拡散するんだぜ。
アマチュア時代の否定なんて比じゃないぜ。
それでも僅かに獲得した、面白いという評価を糧に、
次は更に面白いものをつくって、
少しずつより面白くなっていくのだ。

否定する人の数は、一生0にならない。
それどころか、作品規模を増すほど増えていく。
その傷に耐えられるやつだけが、
それ以上の賞賛をあびる資格があるのだ。


僕が数をやれというのは、ただ増やせとか、
ただこなせとか、ただ否定されろと言っているのではない。
数をやることで、伸びよと言っているのである。

新人の教育は、数をやらせるに限る。
伸びない奴は折れていく。
伸びる奴だけが、傷ついても伸びていく。

否定されまくれ。
それを凌駕しまくれ。
そのループの回数が、プロとアマの違いだ。
posted by おおおかとしひこ at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そのお話を、彫り出す

仏師は、木の中に仏があるのが見えていて、
それを彫り出すと仏像になるのだという。

僕は、お話も同じようなものだと思う。
既に出来ている話を、
自分のなかから彫り出すのが、
執筆という苦しい作業なのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする