2015年12月31日

徒手空拳の宇宙遊泳

執筆していると、
どうしてもこういう場面に出くわす。
たとえていうなら、
「ゼログラビティ」の命綱なしで遊泳して、
目的にたどり着かなきゃいけないシーン。
あそこは本当に怖かったねえ。

どういうことかと言うと、
事前準備は出来ない、
ざっくりした手順もイメージ出来ない、
それでいてある種の帰結イメージだけは決まっていて、
アドリブでそこにたどり着かなきゃいけない、
そういうシーンを、
ノープランで書く、
羽目のこと。

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posted by おおおかとしひこ at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドキュメンタリーとつくりごと

昨日銭湯の待合室でたまたま、
プロ野球戦力外通知のドキュメンタリーを見てしまい、
一人泣いてしまった。
ドキュメンタリーの力は凄い。
なんでもなんでも本物だからである。

実は、ここにフィクションとの差がある。
この距離感を常に持とう。

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posted by おおおかとしひこ at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする