2016年02月15日

映画と小説の違い:思索

今特別そういう小説を読んでいるからかも知れないが。

小説は思索を書ける。
映画は思索を書けない。
思索の結果としての行動や主張することは書けるが、思索の過程は書けない。

逆に、
小説は行動を説明(描写)しなければならないが、
映画は行動を見れば一発で分かる。
小説では「やつは何をした?」はOKだが、
映画ではしたことは見たまんまだ。

つまり。
小説では目を奪われている。
映画では思索を奪われている。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする