2016年03月11日

「神様」は、現実を物語化する小道具

演劇「ピアフ」を見ていて思ったことは、
神を信じてる人間って楽でいいなあということだ。

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posted by おおおかとしひこ at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

失敗から学べ

成功から学ぶと、劣化ダビングになる。
法則を学ぶには、数をやるしかない。
人が本当に学べるのは、失敗したときだ。

沢山ダメなシナリオを書こう。
安心せよ。世の中にまともなシナリオのほうが少ない。

転んだやつだけが、立ち上がり方や、
二度と転ばない方法や、
もっと調子よくやる方法を発明できる。
転んだやつだけが、似たような穴を見分けられる嗅覚を持つ。

早いこと転ぼう。
その為には、若いうちに沢山つくることだ。


プロになると、そういうミスをしたことがないのだな、
と思われる人が沢山いたりする。
それは失敗するよ、というのが匂いで分からないらしい。
そういう船に乗ったら、さっさとトンズラするか、
経験者として、舵取りを買って出るかしかないね。
posted by おおおかとしひこ at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ピアフ」劇評

大竹しのぶ(以下敬称略)の凄さは、強調してし過ぎることはない。
主演女優全てに寄りかかった演劇とも言える。
(助演女優もとてもいい。売春宿の親友と、マドレーヌがいい)

一夜明けて冷静になったので、感動の構造を分析しておく。

以下ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする