2016年04月30日

演技論:本気と演技の狭間

「演技 本気でするのか 本気のように見せるのか」
というキーワード検索で来た人がいた。
根本的な問いで面白いので、議論しよう。

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posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不安を口にしよう

現実世界ではいざ知らず、
物語のなかでは、
不安を口にするとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

算数の時間です。

テラフォーマーズの制作費は、15億。
ドラマ風魔の制作費は1.3億。

つまり、テラフォーマーズは、風魔11.5本分。
風魔150話つくれます。

ちなみに、実写進撃の巨人の制作費は、前後編あわせて36億。
進撃は、風魔27.7本分。
風魔360話つくれます。

勿論、収益回収のビジネスモデルが違うので、
単純比較は意味がないかも知れません。


もし聖剣戦争編が同じく13話としましょう。
1.5倍は予算が欲しいとします。
だとしても、テラフォーマーズの1/7.7の予算でつくれます。
テラフォーマーズの上映時間は109分なので、
テラフォーマーズ14分ぶんと等価だと分かります。

結論: 俺 に よ こ せ 。
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2016年04月29日

いいタイトルとは、パンチラである

タイトルから本質が少し見えること。
それにおおっと思うこと。
全貌は見えないので、少しばかり立ち止まって想像したくなること。

なおかつ、全部見終わってから、
最初のパンチラは、なんと絶妙に隠し、
しかも見せていたかを味わえること。


例はたくさんあるけど、一個だけ。
「水の中のナイフ」。
こんなにドキドキするタイトルは滅多にない。
(映画自体は秀作どまり)
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シーンという単独要素は存在しない

覚えたての言葉は、使いたがるものだ。
シーンという言葉は特に映画っぽくていい。

どういうシーンか?
このシーンはあのシーンを思い起こさせるのである、
あのシーンはこのシーンを下敷きに…なとなど、
つい知った風なことを言いたがる。

僕はあまりシーンという言葉を使ってこなかった。
それは、シーンというものは単独では存在せず、
必ず焦点とペアで存在するからで、
しかも「どこでやるか」なんて適当でよくて、
「何が今問題か 」のほうが遥かに重要だからだ。

セックスみたいなものだ。

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2016年04月28日

ネタバレ

CMでよくある。
「なるべく早く商品やロゴを出したい。
早くから出てないと無視される」
という、広告主の不安。

これを払拭する理由を思いついた。
「それはネタバレになるから止めるべきです」だ。

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何故だめな邦題が作られるのか

コピーのセンスに優れた人が、
配給元にいなくなったから、
という見も蓋もないのは置いといて。

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2016年04月27日

初心者用まとめ

大岡式まとめにこぼれた、特に初心者向けの記事をまとめてみました。

もうほんと初心者の人は、どこからやっていいか分からないでしょう。
大岡式まとめにちょっとついてけなかった人など、読んでみるとよいかも。

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冒頭と落ちの構造3

さて、では冒頭と落ちがあれば、話は成立するのか。
実はそうではない。

むしろ、冒頭と落ち以外が充実して、はじめて話は成立する。

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言葉にならない感情

全ての文学は、この為にある。

言葉に出来るなら、言葉にすればいい。
しかし日本語の全てを使っても表現できない、
いわく言いがたい感情こそが、
物語の存在意義なのだ。

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冒頭と落ちの構造2

冒頭で振られたことは、
落ちをつけなければならない。
そうしないと不満が残る。

たとえば、最初の方に張っておいた伏線をぶん投げて終わった漫画などが、
その良い例だ。

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2016年04月26日

冒頭と落ちの構造

これまでに何度か議論しているが、
落ちというものは冒頭と関係することで初めて成立する。

冒頭と係り結んで落ちになるのが、いい落ちだ。
切れてない落ちは、途中の何かと係り結んで落ちになってしまい、中途半端に終わる。
(たとえば、落語の「まんじゅう怖い」の落ち、
「今度は濃いお茶が怖い」は、
冒頭の「世の中に怖いものなどないと嘯く男」と関係しているから成立している。
「あれは嘘だろ」と皆が思うところから話がスタートするからである。
逆に、落ちに関係する別の冒頭をつくることも出来る。
たとえば、「これは静岡の話であり、
新茶は庶民には手が出にくい高価なものである」と冒頭に一行あれば、
「今度は新茶が怖い」と落とせるだろう。
勿論、この両バージョンではテーマは同一ではない)


さて、この冒頭-落ち構造は、小ブロックでも機能する。

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posted by おおおかとしひこ at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過去にすがる話は現在が弱い

ファイアパンチ第二話。

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【風魔】実写版「風魔の小次郎」予告編ディレクターズカット

風魔クラスタ用に、こっちのカテゴリにも同じものを置いときます。

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2016年04月25日

映画「いけちゃんとぼく」予告編ディレクターズカット

同じく、自分で繋いだ予告編。
キャッチコピーは先日思いついたものにしてある。
公開して五年以上たつし、
今更ディレクターズカット予告編を蔵出してもいいでしょう。

https://youtu.be/IJv-JAwgADM
posted by おおおかとしひこ at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実写版「風魔の小次郎」予告編ディレクターズカット

暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう。
これは僕が繋いだ、自分の作品集用の、
ディレクターズカット予告編である。

自分の作品集用なので、冒頭に俺をアピールして、
市野さんを無視してごめんなさい。
オフィシャルでもなんでもない、MADだ。
俺が繋いだ、以外を除いてね。

https://youtu.be/2J3Y3cawOPA

今見ても、滾る。聖剣戦争やりてえ…。
posted by おおおかとしひこ at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

興行と作品性4

つまり、宣伝のやるべきことは、
「このコンテンツにお金を払うと、
どういう類いの満足感が得られそうか」
ということを、ネタバレすることなく、
予告することである。

今、そこが浅い理解で動いているから、
映画の中身も、予告も、宣伝も、
ペラペラになりつつある。

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posted by おおおかとしひこ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

興行と作品性3

知り合いの劇作家のブログで、
「見たことがない人しか出てない舞台は見ない。
普通人が行くのは、演劇かテレビで、
見たことがある人が出ているものを見に行く」
という、見も蓋もない現実の話をしていた。

殆どはそうかも知れない。
でもそれって、宣伝が悪いのとちゃうかな?

そこに行けば何を持って帰れそうなのか、
ちゃんと宣伝してないのとちゃうかね?

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2016年04月24日

共感を考えるから、誤る

共感ではなく、感情移入。

それに関しては過去記事に詳しいが、
共感しか考えられず、間違う例を。

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posted by おおおかとしひこ at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

締め切りギリギリで完成させるな

ろくなことないから。

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posted by おおおかとしひこ at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

興行と作品性2

進んで灯りをつけましょう。
理想を書いておこう。

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posted by おおおかとしひこ at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

興行と作品性

いつも批判ばかりしているが、
真面目に分析したい。

「テラフォーマーズ」をめぐること。

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posted by おおおかとしひこ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物語は、説明でも解説でもない

説明や解説は部分的にはある。
それは従であり主だ。

何のために説明や解説があるのか。
緊急事態(問題)の進行の為だ。
「緊急事態の進行中」こそが物語の殆どのパートなのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

どれだけ必死な人がいるか

その話の中で、一番必死な人は誰だろう。
一番緊急な人は誰だろう。
一番必死にならざるを得ない事情は、何だろう。

それがその話を決めると、僕は思う。

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posted by おおおかとしひこ at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100本書くメンタル

一本長編小説書いて、二次落ちして、落ち込んでる場合ではない。
100本書いて全部ダメだったときに落ち込めばいい。

僕が100本書けというのは、
プロはそれぐらい没が多いってこと。

生涯をかけた一本がダメだったら、自殺したくなる。
100本のうち何本かモノになれば喜ばしい。
一本がダメでも、他は育つかもしれない。
リスク分散という意味でも、
現実には、素晴らしいものが必ず正当な評価を受けるとは限らない、
という意味でも、
100本書くメンタルは、必要なのだ。

現実に生きるやつは、恐ろしいほどふてぶてしい。
中身が繊細なことと、行動がふてぶてしいことは、また別のことだと、
考えるといいと思う。
成功するやつは、淘汰圧に折れなかったやつだけ。
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【日記】小説現代長編新人賞、二次落ち。

PN応募なんで検索しても引っかからないぜ。
274/1036は通過したものの、
66/1036には残らなかった模様。

小説って難しいですね。
まあでもいきなり長編書いて三割以上には入ってるわけだ。
話にならないわけではないらしい。
改稿して別の出版社に送ったろ。
作家は編集者との相性が絶対的にあるだろうし。
監督とプロデューサーだってあるんだもの。

もう次のショートフィルムの脚本書いてるので、
そっちでがんばるとします。
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2016年04月21日

完成度を上げるリライト

完成度を上げよう。
第一稿を書き終えたら、完成まで、これをするしかない。

僕は最近、準備5、執筆1、リライト4ぐらいの時間配分だ。
リライトで何をするかというと、
要するにひたすら完成度を上げている。

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ドキュメンタリーは映画ではない(6才のボクが、大人になるまで批評)

映画というものは、現実から何かを抽出したものである。
現実を食べやすいように切った料理でもある。

ビフォアサンライズは傑作だと思う。
それはラストにおいて。

同じくラスト(付近)において、唯一映画的台詞を吐いたこの作品は、
「同じことをした」という点において、映画ではない。

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

既視感の寄せ集め(ファイアパンチ第一話)

ジャンプ+で話題らしいので食いついてみたが、
なんだこの寄せ集め。大丈夫かこれ。

(以下ネタバレによる批評)

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【脚本論メンテ】大岡式まとめ2016について

いやー記事リンク疲れた。6時間ぐらいぶっ通し。
2500以上ある脚本論記事から、
厳選して本質的な部分をより抜きました。
全文読んでないので、
へんてこな記事が混じってたらすいません。

熱心な読者のかた、あの記事は入れないのか、
これは不要ではないか、などご意見頂くと、
反映されるかも知れません。
一人称三人称あたりがボリューミーで減らしたい。

このブログが本になったら、というイメージで編纂してみました。
再びじっくり読む人、初めてじっくり読む人、
役に立てて下さい。
トップ記事から辿れるようにしておきました。

そのうち初心者用の記事まとめも、やります。
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「落下する夕方」テンプレ、ここにあります

ちょくちょくメアリースーの議論のときに、
例に出す、「落下する夕方」テンプレ。
そういう記事名があると思ったらなくて、
この文脈の中で書いてました。

「落下する夕方」テンプレはここにあるよ:主人公は、第一ターニングポイントで言い出しっぺになる

探している人、どうぞ。
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2016年04月19日

大岡式まとめ2016(本気で学ぶ人用)

大岡式脚本論を、まとめてみた。

独自の論の展開もしてきたし、
大岡式なんとかも、たまってきたし。

もはや出版クラスの理論群だ。
プリントアウトすれば、本になるやもしれぬ。

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誰と誰がどう出会って何をするのか2

前記事で香盤の話が出てきたので、
ためしにプロが作る香盤をのっけてみる。

脚本添削スペシャル2016の脚本を例に、香盤をつくってみた。

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誰と誰がどう出会って何をするのか

ものすごく乱暴に言うと、
ストーリーってのはこれを作るといい。

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主人公は狂言回しではない

狂言回しは、物語の中でツアーガイドの役割をする。

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リライトの敵は「これは捨てたくない」

心理的にこれに逆らうのはとても難しい。

捨てたくないと思う限り捨てられない、
捨てないからリライトがうまくいかない、
このループである。

これは、近視眼的に見ているだけだ。
俯瞰の視座へ行ってみよう。



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2016年04月18日

テンポが悪い話を、劇的に良くする方法

テンポが悪い話は、
無理矢理第一ターニングポイントを埋め込んでしまえ。

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理屈と感情

僕はやったことないので本当かどうか分からないが、
女の子を部屋に連れ込むには、
「俺んちでセックスしようぜ」とストレートに行くより、
「ペットを見に来ないか?」などの、
「他の人に言っても大丈夫な言い訳」を、
理屈として用意してあげるほうがいいそうだ。

(実際これをやったイケメンは知っているが、
ただしイケメンに限るかも知れない)

何が言いたいかというと、
理屈と感情が、バラバラなほうが効果的になる、
ということ。

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名文は、最初と最後にあるだけでいい

脚本でも小説でもそうだけど、
「文章を書く」ということ自体に、構えてしまうことがある。
「名文を書かなければいけない」という、
プレッシャーを受けることがあるだろう。
そうやって書いたものは、気負いばかりで、
ぎくしゃくした描写にしかならない。

僕は名文を書くつもりでやるな、といつも思う。
名文は、長い長い文章のなかに、ひとつだけあればいいと考えている。

ラストである。

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2016年04月17日

フォーム

「話をすること」は、人間のやる、アナログのことである。
つまり、スポーツと共通点がある(こともある)。

今回はフォームの話。

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プロットを追ってるだけのキャラクター

という検索ワードでここにたどり着いた人がいるようだ。
興味深い話題なので、議論してみよう。

おそらく、「このキャラ、プロットを追ってるだけだよね」
と批判されたのだろう。

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2016年04月16日

初心者むけ4:どこを見ればよいか?

目で見なくとも、ストーリーはそこにある。
そのどこを注目すればよいだろうか?

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初心者むけ3:目をつぶってストーリーを考えろ

映画は視覚芸術のような気がするのだが、
実はストーリーを中心として、
視覚や聴覚が下位概念である。
スジ、シャシン、シバイであり、
別の順ではない。

ところで、スジは目をつぶって考えることが出来る。

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コンプレックスポイント

話は、徐々に複雑になっていかなければならない。
それは、徐々に簡単になっていったら後半が詰まらないからだ。

長編物語というのは、
最初は簡単な問題に見えたのだが、
奥へいけばいくほど、
広大で複雑な問題があったのだと分かるような、
展開が普通である。

その折々を、コンプレックス(複雑化)ポイントという。

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寝てるか、寝てないか3

この例でさらに的確なものを思いついたので。

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寝てるか、寝てないか2

追記してみる。

要するに、一回寝てしまうと、
「焦点の火急さ」が失われるのである。

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【雑談】ゲーデル、エッシャー、バッハ

アフォーダンスの話を久しぶりにして、
突然この本を思い出した。
京大一回生のとき、生協に平積みされてるこの本と、
姉妹本の「メタマジックゲーム」を、
立ち読みで読破したことを思い出した。

文系理系に跨がった本で、どちらも深く話せる人がいなくて、
自分の中にそういえば今まで秘めておったよ。
僕が30年近く前、高校生の頃人工知能研究を目指したのも、
人間とは何かという、文系理系双方からのアプローチが面白かったからかもねえ。

そして今や僕は、物語という、
人類最古の謎に正面から向き合っていたりする。
人生ってなあ。

雑談です。すげえ面白い本なので、オススメです。
これ読んで数学が怖くなくなったんだよなあ。
いまだにεδは詭弁だと思う。
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2016年04月15日

アフォーダンスとリライト

認知科学、認知心理学あたりの言葉かな、アフォーダンスという概念は。
僕は専門が人工知能なので、大学の頃に知った。
(もう二十年以上前か…)

素材のアフォーダンスを見極めることが、
リライトの本質を掴むことである。

難しい話になりそう。

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寝てるか、寝てないか

これ意外と重要な要素なんだけど、
ちまたの脚本論で見たことない話。

夜を挟むか挟まないか。

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posted by おおおかとしひこ at 11:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする