2016年04月04日

恥ずかしさに耐えろ

フォローがてら、書いとく。
前書いたかも知れないけど、早稲田の演劇部では、
毎年新入生に、「人生で一番恥ずかしかった事」を皆の前で発表させるという。
「それより恥ずかしい事は、板の上にはない」ことを教える為だ。

表現は、恥ずかしい。
それを学ぶ事も勉強である。

その恥ずかしいレベルを次に越えれば、それは黒歴史ではなく、
ただの過去作品だ。
過去作は過去作。実力は現在にしかない。


我々は表現者である。
皆それを経験しながら、克服しながら、次を書く。

俺はそれより、知らない人と仲良くなることのほうが恥ずかしくて、
いつまでも難しい。
posted by おおおかとしひこ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本添削スペシャル2016-5:その他赤入れ

他の作品も赤を入れてみました。
でも、入れながら、結局この話ってなんなんだっけ?と思い、
筆が止まることの繰り返し。
でも脚本記法上の誤り、初歩的な間違いなどもあるので、一応晒します。

応募者本人が自分のを見るだけが、勉強でありません。
他の人がどう直されてるかも勉強です。
書いてない人も勉強です。(今この添削スペシャルは90人ぐらいが見ています)

あるいは、自分ならどう直すだろうか、と考える事すら勉強です。
僕の直しがベストの保証はないです。

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posted by おおおかとしひこ at 20:40| Comment(7) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本添削スペシャル2016-4:汗をかかずに幸せになっているのは誰か?

メアリースーについては、このブログで割と深く議論していますので、
キーワード検索してください。

メアリースーの何が問題なのでしょう。
精神的幼さ?
本質的だが、それが問題ではないのです。
あなた本人の成長なんて知ったことか。
作者本人が大人になっていなくても、名作はつくれる。

最大の問題は、
「メアリースーの話は面白くない」ということなのです。

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posted by おおおかとしひこ at 14:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テーマを口で言う馬鹿(仮面ライダー1号批評3)

色々とおかしなことのある映画だ
(焦点がすぐ途切れたり、話の途中なのにシーンが切れたり)が、
脚本的に一番ダメな所を指摘して批評を終えたい。

テーマを言ってはいけない。
これに尽きる。
映画は説教ではない。物語という娯楽だ。

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posted by おおおかとしひこ at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする