2016年04月06日

【日記】アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)

「大岡俊彦 アスペ」という検索ワードに立ち止まる。
俺の悪口なら、ネットだから気に病むことないのだが、
自分はたまに自閉症スペクトラムの気があることは自覚しているからだ。

自閉症は治らない。治るというのは言葉がおかしい。
足が遅い子が陸上部に入っても多少しか速くならないのと同じくらいにしか、
治らない。
音痴が音楽学校に通っても、カラオケで皆を湧かせる訳でもない。
足も歌も脳も、人間の機能であり、一長一短なだけだ。

足が遅い子は、手が器用かも知れないし、朗読が上手いかも知れない。
自閉症の子は、記憶力が高かったり、集中力が異常なのだそうだ。
自閉症スペクトラムは知能低下が一般に起こるが、
その中でも知能低下が起こらないものをアスペルガー症候群という。
自分に関心が向きすぎて、他人とのコミュニケーションが出来ないのは、
足が遅い子とたいして変わらない、
世界にひとつだけのオンリーワン特徴に過ぎない。


僕は京大修士出で、IQを大人になって計ったら135だった。
知能低下ではないのは確かだが、
高すぎて今度は皆と馴染めてない感覚はずっとある。
そもそも消極的で自分の世界を持つ、完璧主義の乙女座で、
男子校出身理系だから女子との会話も苦手である。
ギフテッドという日本に馴染みのない人種かもなあ、とも調べた。

アスペルガー症候群の人は、
集中力の高さを利用して、研究者や作家や芸術家に向いてるそうだ。
ただ、自分のペースを乱されることを極端に嫌うという。
直しばっか要求されるシナリオ業界は、向いてないかもなあ。

まあ雑談です。
コミュ充だけが真実ではない。
今はそっちに時代が振れてるだけだ。
アスペルガー症候群の人は、
足の遅い子が陸上部に入って困るようなことをしちゃだめだ。
陸上部を辞めれば、自分に合うクラブがどっかにあるよ。
posted by おおおかとしひこ at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

余白

脚本添削スペシャルは一休みして通常記事。

昔、といっても30年前。
当時の中二の担任が、ジャンプ連載中の、
本宮ひろ志「天地を喰らう」を絶賛していた。
「空のところを見ろ。空白だろ。
何もかいてないのに、この漫画は空が見える。
それが余白だ」

雲も描いてないしトーンも貼っていない。
しかしそれが書き込みまくった他の漫画、
たとえば北斗の拳や男塾やオレンジロードの空よりも、
清々しく空や風を感じられた。

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posted by おおおかとしひこ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする