2016年05月31日

バカと天才と普通を書き分けよう

作中の人間が全員バカの話は、詰まらない。

作中の人間が全員天才の話は、頭よすぎて詰まらないし、
行動に穴がないから千日手になりやすい。

作中の人間が全員普通なら、
出し抜く面白さや、うっかりの図抜けた面白さなど、描けない。

つまり、
お話には、バカと天才と普通が登場しなければならない。

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posted by おおおかとしひこ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地獄めぐりのテンプレ

映画やその他の物語形式に必ずあるやつ。

「○○が知りたければ、△△の××をたずねろ」
→△△へ
門番「誰だい?」
「○○を知りたくて、××を探しています」
「ついてきな」
→異常な場所で繰り広げられる異常な光景
「この子、○○を知りたいってさ!」
「そうかい、私が××だ」
(略)
「○○○を知りたければ、△△△の×××をたずねな」
→以下ループ

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posted by おおおかとしひこ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

王道過ぎることをいかに更新したか(ズートピア批評5)

テーマの選び方によってである。

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posted by おおおかとしひこ at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーの良し悪しが判断つかないから、見た目の話しか出来ない?

最近ラーメンズの戯曲集を手に入れて、
一気読みをしている。
あれ?リアルタイムの時ほど面白くないぞ?
何故だ?
ラーメンズって、何が面白かったんだ?

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posted by おおおかとしひこ at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】アクセス数倍増に、苦笑いする

最近の一日のアクセス数は、
2000PV、300UUペースなんですが、
きのう月曜はファイアパンチの過去記事がガツッと伸びて、
ついでに火に油を注ぐ記事も追加したので、
4000PV、800UUになってて、苦笑いするしかない。

なるほどねー。話題のことに噛みついてPV増やして、
アフィリエイトで稼げばいいのかー。検索トレンドチェックしなきゃー。
(昨日のペースなら月5万は行ける模様)
コツコツ書いてる意味を見失う、悪魔の囁きの話でした。

だからみんな金儲けに走って、価値のあることを見失うんだ。
リンクしあう社会では、
繋がる強迫症のほうが、ほんとの価値より優先されている。
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2016年05月30日

何故邦画の脚本力は落ちたのか

何度か書いている話題だけど、
まとめておく。
「人気原作の実写化じゃない限り、
制作費を集められなくなったから」だ。

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posted by おおおかとしひこ at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目的のなさ(ファイアパンチのストーリーが何故詰まらないか)

7話でまたエグいことをしてきた今週のファイアパンチ。
しかし、衝撃の度合いを上げたとしても、
我々は最早ストーリーの行方には興味を失っている。

早く終わってもいいよ、エログロのネタが切れたらね。
つまり、ストーリーへの興味はなく、
そのエログロしか最早期待すべきものはない。

何故ファイアパンチのストーリーは、
2話以降詰まらないのか?
目的がないからや。

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posted by おおおかとしひこ at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神バランス4(ズートピア批評4)

見ているときに思ったのは、
様々なバランスに目端が効いていること。

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posted by おおおかとしひこ at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神バランス3(ズートピア批評3)

テーマは「多様性を確保することは、知性である」
だろうか。

ただ単に「多様性はいい」と盲目的に言うのではなく、
「偏見による悲劇を救うのは、
私たちが知性で多様性を認めるしかないのだ」
といったところに落とし込んだのがうまい。

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神バランス2(ズートピア批評2)

僕が何より驚いたのは、
エンドロール、監督が最初で、
次に脚本チーム、という順番である。
キャストがそのあとで、
アニメーションチームはそのあとだった。

これが素晴らしい映画を作るのに、
最適な人員の配置順だと思う。
なんだろ、
素晴らしいものを作るには、
この順番がベストだと分かってる奴らが作ってる感じ。

日本映画は?
キャスト→製作委員会→技術部(脚本はその中の一人)
→色々あって、〆は監督。
(よく日本の監督は、美味しい所を食い散らかされたあと、
最後の肛門扱いだと自虐する)

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月29日

神バランス。(ズートピア批評)

日本映画は、100年差をつけられているのではないか。
日本でこれを越える邦画を見ることは、
俺が生きているうちはないかも知れない。

絶賛とともに絶望した。
あとで批評します。
とりあえず速報。
posted by おおおかとしひこ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

素晴らしい邦題

おもしろいの見つけたので貼っとく。
#原題よりも邦題が優れた映画
http://togetter.com/li/980674?page=3

みんなキャッチコピーになってる、いいタイトルばかり。


「The Martian」には、こういう仕事を期待されてた筈やぞ?
posted by おおおかとしひこ at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恥ずかしいニュース

キョンキョンに言われてんじゃねえよ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R4482J5RUCFI005.html?ref=yahoo
「日本のエンターテインメントが、全体的に迷子になっている気がするんです。
作る人と見る人との間に大きな溝があるのでは」
(いや、勿論、小泉今日子さんは尊敬してますけど)

それぐらい、いまや制作サイドは落ちぶれたってことだ。
これを実力派Pが嘆いてニュースにならず、
「有名芸能人」が言ってニュースになる、
そのループ構造に腹がたつ。

本音でこう思っている役者は多いと思う。
僕はそこを反撃の狼煙としたいと考えている。
posted by おおおかとしひこ at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

願望を投影したいのか?感情移入なのか?

「こういうのが見たい」という欲望に答えることに、
僕はなんの意味もないと思っている。
サービスでやることはあるけれど。

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posted by おおおかとしひこ at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

偏愛の理由

人は必ず何かを偏愛する。

全ての全てにあまねく愛を注ぐことはしない。
ちょっとしたひいきから、
異常なる偏愛まで。

その理由を探すことは、人間というものの真にせまる。

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posted by おおおかとしひこ at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デスゲームものが流行った理由

「ソウ」や「キューブ」みたいな密室ものから、
「ガンツ」「カイジ」(漫画版)みたいな、
オープンスペースのスケールの大きなものまで。

「主人公(たち)が何者かに拘束され、
死をかけたゲームに挑戦させられる。
逃げても負けても死。
この異常なシチュエーションのゲームに勝たねばならない」

というジャンルだ。

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posted by おおおかとしひこ at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月28日

転んだときに、どうするか2

前記事の続き。

転ぶまでは書けるが、
上手い起き上がり方を思いつかない人は、
そこで挫折してしまうのである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

転んだときに、どうするか

人生につまづいたり、転ぶことは辛いことだ。
リアル自分なら堪らない。
だけど映画は三人称。
だれか他の人の人生だ。

自分なら辛いことも、
他人なら見世物である。
「この人は、つまづいて諦めるの?
それとも、上手く立ち上がるの?」
後者が、物語になるのである。

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posted by おおおかとしひこ at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構成力って何だろう

「複数の要素を、上手に配置できる」
ことではないかと考える。

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2016年05月26日

何故短編はバッドエンドが多いのか?

そっちのほうが楽だから。

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「弱虫ペダル」ドラマ化だそうな。

山さん、僕に連絡がないのですが…。

ということはおいといて、
昔「シャカリキ!」を実写化したい、
と企画を出した者として、
考えうる問題点をさらっておこう。

このハードルをクリアしないと、
おそらく成功しない、
最大の問題点は何か?

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posted by おおおかとしひこ at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

行けたら行く

まさか、
「行けたら行く」という台詞を書いたあと、
ホントに来るシーンを書く馬鹿はいないだろうか。

「へえ、来れたんだ、良かったね」
なんて恥の上塗りのリアクションを書いてやしないか。
だとしたら、
人間というものを何も知らないに等しい。

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posted by おおおかとしひこ at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーは、目に見えない所に確かに存在する

この場合、
目に見えるところとは、
台詞とかト書きの、文字面の部分のことである。
言葉のチョイスとか言い方とかの、
表面的な部分は、勿論脚本家の腕の見せどころだが、
実際脚本家が書いているのは、
その奥に存在する、ストーリーという流れである。

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posted by おおおかとしひこ at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:目に見えないもの

ビッグデータとディープラーニングを組み合わせた、
コグニティブビジネスをIBMが大々的にやるという。
ワトソンなる人工知能が、
会話が出来るかのように振る舞わせている。
実際この会話は、
ある言葉に対して確率の高い返答を、
ビッグデータから返しているだけである。
アマゾンの関連商品検索アルゴリズムと似たようなもの。
(ただ返すよりはもう少しましなアルゴリズムにしてるだろう)
アルファ碁も、基本的には同じだ。
盤面を入力、ビッグデータから確度の高い手を出力とし、
ニューラルネットで曖昧な入力にも対応しているだけである。
(顔認識や指紋認証と同じアルゴリズム)
ディープラーニングだと、多層構造なので場合わけ学習がしやすいのだ。
(あ、ちなみに僕、京大工学部人工知能論の院卒です)

対話における、
係り結びや文脈やどんでん返しや、
ストーリーラインの結合や皮肉が、
あるわけではない。
つまり、人工知能はまだ意味や本質を理解するわけではない。


なぜなら、意味や本質というものは、
「その表面上に現れていない、
水面下に存在する」からである。

ビッグデータを処理する限り、
表面上のものは拾えるが、水面下に存在するものは拾えない。


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posted by おおおかとしひこ at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

焦点は、具体的にせよ

焦点とは、まさに観客の注意がそこに向けられている、
その内容のことだ。

それは、「この先はどうなるのだろう」という抽象的なのは良くない。
ぼんやりすぎる。
具体的にせよ。
たとえば「犬に噛まれた!血が止まらない!死ぬ!」とかのようにだ。

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posted by おおおかとしひこ at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

期待に答える

現実ではとても難しい。
何をどれだけ期待されるか把握することは、
勘みたいなものがいる。

失敗した記者会見は、期待を読みきれなかったことによるものだと考えると、
いかに期待を読みきることは難しいか分かるというものだ。

ところが、物語においては簡単だ。
焦点への誘導こそが、
物語のほとんど表面上やる全てのことだからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 01:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

何故ファイアパンチは面白くならないのか(1-6話総評)

(10/17追記: いまだにヌートンさんから来る人が沢山いるので注記。
以下の批評は1話以降リアルタイムで書いていたものです。
トガタ登場以前の、サン、ユダ、ネネト登場あたりのパートの
つまらなさのことを書いています。
トガタ以降と以前でファイアパンチは別の漫画になっており、
それが決着したらまた批評をきちんとするかも知れません)


人肉食繋がりで、ファイアパンチ6話を終えた時点で、
纏めておきますか。
僕は今回で脱落するので。

何故ファイアパンチは、
いつまでたっても面白くならないのか?

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 13:44| Comment(48) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大自然は密室になる(塚本版「野火」評)

僕は原作も市川版も見たことないのだが、
我らが塚本晋也が、
太平洋戦争時の極限の人肉食について、
描くという。
戦争の狂気は、「地獄の黙示録」的だろうか。
塚本だからグロは避けまい。
それでなお「生きてこそ」のような崇高な部分へたどり着けるだろうか?

結果は、アクションのショボい「ランボー」ぐらいかな。

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

小道具を使いこなそう

小道具を物語の鍵に使ったり、
ポイントポイントで使えるようにしよう。

そうすると、説明の手間が省けるというものだ。

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posted by おおおかとしひこ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

どこまでが演出か

脚本家と演出家が違えば、
演出家のしたことは全て演出だが、
だからといって脚本に演出的要素がないわけではない。

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posted by おおおかとしひこ at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

で、結局何を書けばいいんだ?8

まとめに入ろう。

話を書くことは、話をすることと殆ど同じだ。
出力先が手か、口か、
聞き手がいない状態で書くか、聞き手のいる状態で言うか、
の違いでしかない。

聞き手がいるときのように、
紙に書けるようにならないと、
いつまでたっても話は上手くならない。
(そもそもあなたは、人に面白いストーリーを語ることが上手いだろうか?
あなたの創作でなく、人の作ったフィクションのあらすじを語ったり、
先日あった面白いことを、上手に語れるか?)

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posted by おおおかとしひこ at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

で、結局何を書けばいいんだ?7

現場目線で書いていると、
その場しのぎ→その場しのぎの連続になるのではないだろうか。

それはそれでライブ感のある、
ヒリヒリしたものが書けるかも知れない。
(たとえば漫画「風魔の小次郎」の、
聖剣戦争までのライブ感は物凄かった)

だが、書いている途中、
ふと襲われるのである。
「この話は、結局どういう意味なのか?」にだ。

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posted by おおおかとしひこ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

【追悼】水谷優子氏

風魔クラスタ的には、
水谷優子氏はアニメ版の姫子だ。

僕はアニメ版を見て、
姫子はこれではいかんと思ったので、
水谷優子氏は、間接的にドラマ版に大きな影響を与えているわけだ。
小山茉美氏の蘭子さんしか記憶に残らないしね。

僕的にはジリオンのアップルと、
エースをねらえ2の岡ひろみかなあ。
可憐さと強さと、ある種の暗さのある、素敵な声でした。
ご冥福を祈ります。
posted by おおおかとしひこ at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】映像の仕事してる人あるある

ロケハン行ったことのあるスタジオが、
AVに出てきた時の萎え感。
撮影したことあるスタジオなら、
逆に燃える感。

後者は2回あります。
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今週の宇宙兄弟で号泣。

ムッタの訓練編から、ずっと詰まんなかったんだよね。
せりかさん関連、シャロン関連のストーリーラインは良かったんだけど、
(せりかさんの悪口の件は詰まらなかった)
問題の、男たちのドラマが、
ジョーカーとか全然面白くない。
引退したジジイの話とかはちょいちょい面白いんだが。

今まで、リアルタイムで追いかけてきて良かった。

ようやく、ストーリーラインが繋がった。

(以下ネタバレ)


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posted by おおおかとしひこ at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

で、結局何を書けばいいんだ?6

あなたは、ラストを決めてから書き始めるだろうか。
決めずに書き始めるだろうか。

どちらが正しいのだろうか。
どちらが最後まで書ける確率が高いのだろうか。
どちらが名作をものに出来るのだろうか。

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posted by おおおかとしひこ at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

で、結局何を書けばいいんだ?5

現場目線、執筆レベルからのストーリー論、
もう少し続けます。

数シーン単位、それを1ブロックと呼ぶのなら、
数ブロック単位も書くと、
自分で思うものだ。
この先、どうすればいいのだろう?と。

ストーリーの見取り図を作っておけば、
この先何を書けばいいのか分かったのに、
と後悔がはじまるものである。

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posted by おおおかとしひこ at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月18日

で、結局何を書けばいいんだ?4

執筆現場目線から、ストーリーを考えるシリーズ。

今日は、「持つ」か「持たないか」という話。

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posted by おおおかとしひこ at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爆死のケツ持ち

なんだか今の日本社会は、
密室で既に決まった、
目に見える爆死案件を、
監督一人の才能で切り抜けようとしてしやしないか?

オリンピックの件も、
テラフォーマーズ爆死についてもだ。

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posted by おおおかとしひこ at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

で、結局何を書けばいいんだ?3

執筆レベルの目線、
つまりシーンや登場人物の事情や気持ちを追いかけ続けていると、
ストーリーの行方が不透明になってくる。

だからもう少し上の俯瞰目線に上がらなくてはならない。

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2016年05月17日

で、結局何を書けばいいんだ?2

シーンはどう書きゃいいんだ?

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posted by おおおかとしひこ at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【今知った】晴れの定義は、雲8割まで

いやいやいや。
我々の撮影的には、晴れは雲3割まででしょ。
雲3-6割までは雲がちな晴れで、
雲7割以上は曇りでしょ。

天気予報が撮影計画に大きく影響を及ぼし、
絵面が作品に徹底的に影響するというのに!

気象庁の定義は、おそらく農業漁業ベースで判断されているはず。
撮影用の天気予報の確立を!
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で、結局何を書けばいいんだ?

僕の書いてきた脚本論は、
メタレベルというか、
わりと上位構造の話が多い。
プロットや構成やストーリーラインやターニングポイントや焦点や、
テーマや構造などについてのことだ。

実際のところ、執筆の現場レベルから、
この大局構造なんて見えていない。
現場レベルの周りを見ながら、
そこから俯瞰して大局構造を見なければならないのは、
絵だって音楽だってストーリーだって一緒である。

ところで、現場レベルのことでは、
ストーリーは何を書けばいいんだ?

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posted by おおおかとしひこ at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

良いものは、美しく書ける

経験則。

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2016年05月16日

可能性は、どんどんなくなっていく

お話をはじめる前は、無限の可能性がある。
このワクワクした世界は、どこへ向かうのだろうと。

話が一定の方向性を持つと、
その可能性はどんどん狭まっていく。

ストーリーが挫折するのは、
そのことを序盤に把握してないからではないかと考える。

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【速報】ファイアパンチ5話、持ち直す

失速しまくっていたファイアパンチ、
5話まで継続してみるもんだ。
が、話の不安定さに予断は許されない感じ。

(以下ネタバレ)

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「福山離れ」ではなく「詰まらない脚本離れ」だ

月9の視聴率が史上最低を更新しそうなのだそうだ。
それを主演の福山雅治の責任にして、
「福山離れ」と戦犯扱いするのはどうだろう。

「詰まらないストーリー離れ」
「詰まらない脚本離れ」が、
我々の本音だというのに。

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象は鼻が長い2

なかなか面白い例なので、
さらに発展してみる。

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2016年05月15日

象は鼻が長い

書いてる途中も、考えている途中も、
アイデアはばんばん湧いてくる。
湧いてこないなんてことはない。
何かしらの何かは、思いつくものである。

それの取捨選択はどうするべきかについて、
「象は鼻が長い」を例に考えてみよう。

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ショートストーリーの作り方3

ストーリーの種を沢山撒いたファームから、
いくつかモノになりそうなのが出てきたら、
プロットの形に起こしてみる。

そのピックアップの基準は、
冒頭と落ちが決まっていることである。

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posted by おおおかとしひこ at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする