2016年06月08日

思いつかない?

時々、
「プロット 思いつかない」
「ストーリー 思いつかない」
「展開 思いつかない」
なんて、「思いつかない」人が、
苦し紛れに検索をして、
このブログにたどり着いているようだ。

今日は、「思いつく」方法論について。

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posted by おおおかとしひこ at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

縛りは、利用してはじめて有効

縛りプレイのように、
自分に何かを課して書くことは勉強になる。
これまでも、ワンシチュエーション縛りなどを推奨してきた。

縛りは、制約というマイナスで考えるといいことがない。
それを利用した新しい発明をして、
はじめてプラスに転じることが出来る。

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posted by おおおかとしひこ at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

何故その場所にいるのか

シーンを選ぶことは、ストーリーにとって大事なことである。
単なる会話ですら、場所によって大きく違う。
好きな子との何気ない会話が、
渡り廊下と、屋上と、駄菓子屋と、コンビニと、ガード下のトンネルでは、
ストーリーに与える影響力は違うものだ。


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posted by おおおかとしひこ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

炎上商法

火付けは死罪なんだっけ、江戸時代では。
今でも重い罪だよね、放火は。

何故重い罪なのかを考えると、
被害の大きさもさることながら、
犯人に匿名性があるからじゃないかと、思う。

視聴率至上主義が言われ始めたころから、
何でもかんでも数字を稼げばOKという風潮になった。
ネット時代では、とにかくアクセスを稼がないと、
ダメだという風潮になった。
売上至上主義もそうだけど、
その数字は、幸せをもたらしているのだろうか?

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posted by おおおかとしひこ at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンテンツと作品

僕はコンテンツという言い方がとても嫌いで、
なるべく作品という言い方をしている。

コンテンツという扱い方をされるのが嫌いなのかも知れない。
それはつまり受け手と作者の間に、
「仲介人がいる」ということを指すと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 11:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

【日記】ファイアパンチ関連のアクセス爆上げに苦笑い(二回目)

試しにファイアパンチ8話批評をしてみたら、
現時点で1000人以上が読んだようで
(追記:この一日だけで計2800UU、次の日もアクセスが止まぬ…)、
ヤフーもグーグルも、「ファイアパンチ」で検索したら、
1ページ目に上がるようになってしまった。
(「ファイアパンチ 8」ならトップに…)

普段1記事80人ごえを頑張ってる身からしたら、
「トレンドに噛みついてアフィやったほうが得」
と思わせる流れである。

俺批評生活に興味はないんだよ。
面白いストーリーを書くためには、
現状を冷静に判断できなきゃダメで、
それを示しているだけなのだが。

バズや炎上の仕組みが分かってきた。
これでまた誰かがツイートしたら、
一気にリンクが増えるのだろう。
血祭りはこうやって起こる。
いつかネットビジネスするときの、経験値にしておくとする。
posted by おおおかとしひこ at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

滑る、外すの反対は、「ストライクを取る」である(ファイアパンチ-8話批評3)

なんでファイアパンチは滑っているのだろう。

この作者は、期待させるのは上手だ。
しかし、その期待を毎回外してくる。
梯子を外す性癖の変なサディストなのかと勘ぐっていたが、
どうやらそうではないと思う。

「ストライクの取れないピッチャー」にたとえられる。

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posted by おおおかとしひこ at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物語とは、線である(ファイアパンチ-8話批評2)

以前こうだったのを踏まえた、現在。
未来をこうするつもり(目的)の、現在。

物語とは、常に「今」であるが、
ぽっと出で沸いて出た点ではなく、
過去と未来の線上の今として存在する。

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posted by おおおかとしひこ at 13:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1話の遺産食い潰し(ファイアパンチ8話批評)

意図的に、アクションの途中を省略しているのは、
何か意味があるのか?

アクション(決定)の前ふりを徹底的に描く
→アクションの決定的瞬間を飛ばす
→事後で決定を表現

の繰り返しばかり。

(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 06:22| Comment(16) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

簡単な俯瞰の仕方

シーンの柱を一覧表にするとよい。

○(シーンの頭のマル)で検索して、
コピーして、別ファイルにペーストすれば、
すぐに作れるだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

エピソードの順番を入れ換える

僕はいまだにこれが上手くないのだが、
編集段階で、エピソードの順番を入れ換えることが、
まれによくあるらしい。

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posted by おおおかとしひこ at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

主人公の気絶は、禁じ手2

シド・フィールドの経験則に、
「開始10分から20分は、主人公を追うこと」
というのがある。

これは何のためだろうか。

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posted by おおおかとしひこ at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人は、憶測したがる

なんだか北海道置き去り事件は、とてもモヤモヤする。
子供が見つかって良かったが、
それまでの間、様々な憶測がなされた。

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posted by おおおかとしひこ at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

主人公の気絶は、禁じ手

と思ったほうがよい。
余程の技を身につけてからなら良いが、
初心者のうちに多用するのはオススメしない。

何故だろうか。
物語とは連続した体験の事であり、
主人公の気絶によって、連続性が失われるからである。

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posted by おおおかとしひこ at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

想像力はどうやったらつくか

沢山失敗した経験があること。
そして、
「ここで失敗したらヤバい」という危機感を持つこと。

この二つが合わさらないと、
想像力なんて働かない。

想像力を働かせる環境条件と、
想像する材料を沢山持ってないとだめだ。
想像しなくていいような環境と、
何も知らないバカの組み合わせで、想像力が働くわけがない。

ということで、沢山沢山失敗しなさい。
そして、「この作品が詰まらなかったら引退」という状況に追い込みなさい。
posted by おおおかとしひこ at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会話劇のコツ

という検索ワードで来た人がいたので、議論してみよう。
色々あると思うけど、
一個だけ外してはいけない大事な事をあげると、
「それぞれに目的を設定しておくこと」
ではないだろうか。

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posted by おおおかとしひこ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月02日

核と枝葉

ストーリーに関する面白い議論を見つけた。

彡(゚)(゚)で学ぶ都市伝説(とは何か?)

でググればそのまとめサイトに引っかかるだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ディベートのエクササイズ

一人でディベートをしてみよう。
これは異なる二人の齟齬を練習するためのエクササイズだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思考速度

観客の、
自分の思考速度よりちょっぴり速く展開すると、
「すげえ!予測がつかなくてハラハラする!」ってなる。

自分の思考速度と同じくらいだと、
「な?こうなると思ってたんだ!」ってなる。

自分の思考速度より遅いと、
「読めてるし、たるい」ってなる。


あなたの物語は、どのような速度か。

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posted by おおおかとしひこ at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実験精神

実験精神は、とても創作に歓迎されるべきことである。
「こういうことをしたら、面白くなるかも」
「こういうことをしたら、どうなるだろう(面白いかも)」

しかしあなたは、
「たしかに面白かった」という結果を出さなければならず、
「やってみたけどダメでした」という訳にはいかない。

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posted by おおおかとしひこ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

言葉狩り?(「ダーリンは70歳〜高須帝国の逆襲」絶版騒動)

一介の古参サイバラファンとして、
一介の表現者として、
この度の絶版騒動は怒りを禁じ得ない。

(ごめんなさい。さっきまでヘビーな仕事をしていて、
今騒動を知りました。著書は既に読んでいます)

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posted by おおおかとしひこ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バカと天才と普通2

典型的な、バカと普通の描きわけがあった。
漫才だ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする