2016年06月28日

構成とは、TIPSみたいなもの

構成とか脚本の理論というものは、
もともとはこうしたら上手くいった、
というTIPSの寄せ集めのようなものだ。
それがなんとなく体系めいただけである。

逆に言うと、それをしないと失敗した、
という反省会の集まりでもある。

それらの具体的失敗は、
自分で痛い目に遭わないと実際には学習できない。
ちなみに代表的なものを上げてみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画監督の勉強:編集

映画監督の勉強で、編集が重視されることはあまりない。
いや、わかってる人はちゃんと言うんだけど、
初心者は右から左に抜けていることが殆どだ。

映画監督になるには?
助監督で撮影をマスターする?
脚本を書いて脚本家からデビューする?
それもある。
第三の方法、編集室の魔法を勉強すること。

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posted by おおおかとしひこ at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超初心者講座は、やりません

「大岡 超初心者講座」でググって来た人がいた。
たぶんここの初心者向けの記事でもまだハードルが高いんだろうね。
実は僕は意図的にハードルを少し高めに設定している。
ずぶの素人に教えたことはないからである。

ほんとの初心者は、
出来ることと出来ないことが人によってバラバラだ。
だから、共通の言葉で教えてもしょうがない。
その人にカスタマイズしないと教えられないと思う。

学校教育でもそうだけど、ある程度生徒の質が揃わないと、
大勢に向けて話をするのは難しい。

ということで、超初心者講座はやりません。
マンツーマンでお金くれたらやる、ぐらいで。
ちなみに超初心者向けに推薦図書をあげときます。

(参考文献:ハリウッドスタイルの脚本理論オススメ)
 ◎シド・フィールド「脚本入門」(別冊宝島のムック、絶版)
 ○シド・フィールド「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと」
  (前者はワークショップ用のテキストの翻訳、後者はその書籍化の際
   に加筆しまくったものなので、複雑になってしまっているのが残念)
 ○リンダ・シガー「ハリウッド・リライティングバイブル」(絶版だそうです)
 ○ブレイク・シュナイダー「Save the catの法則」

(パナマドンさんのご指摘により、直しておきました。あざす)


実際、短編ぐらいなら一人で最後まで書ける人じゃないと、
教えることはなかなか出来ないんだよね。
posted by おおおかとしひこ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風呂敷は、畳まなければならない

当たり前っちゃあ当たり前なのだけれど、
実行するのは半端ではない。

第一に、畳める風呂敷を用意するとこぢんまりしてしまう。
第二に、好きなだけ広げると畳めない。

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posted by おおおかとしひこ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする