2016年07月31日

【りょうさんへの回答箱】大長編の計画性

(質問は適宜編集してあります)
>映画の作り方はどこまで漫画に適応できると思われますか?
ワンピースみたいな100巻を超えるであろう大長編漫画は映画と同じように作ることは難しいと思うのです。
映画の場合、始まりと終わりの展開を作り込み中盤のディティールを埋めていくという流れですがディティールを埋めると言う行為は2、3時間の尺だからこそ可能なのであって、

>漫画家の方は物語の大まかな流れ、要所を決めておいて、あとは要所にたどり着くまでアドリブ(キャラ任せ)で・・・という方が多いように思います。

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【すーざんさんへの回答箱】

>世の中の人は面白い作品を求めていると思います。
しかしながら、今のエンタテインメントはぬるいほうへ、ぬるいほうへと進んでいる気がします
(小説の話になりますが、異世界でスローライフをするという作品が某大賞の金賞を取りました。
この作品、冒険をしないのが売りです)。
これは極端な例ですが、優しさ、癒し、ほっこりを売りと称しつつ、
コンフリクトから逃げ、山も谷もない作品は珍しくありません。
時代がそれを求めているのだから、なにが問題なのだと言ってしまえばそれまでですが、
メリハリのあるものはもはや求められていないのでしょうか。


ちょっと考えるために、回答順が前後しました。
すいません。では本題。

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posted by おおおかとしひこ at 01:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【デビーさんへの回答箱】

>本を速く読めるようになるにはたくさん読んで慣れるしかないのでしょうか。やはりインプット速度が速いというのは大きなアドバンテージだと思うので、速く読めるようになりたいです・・・。物書きの方はやはり皆んな読むの速いのでしょうか

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【ジェットさんへの回答箱】

>世界観ってどこからどう作っていけば良いのでしょう。 世界は広いのでどこから手をつけたら良いのか迷ってしまいます。 こういうものを先に作っておくと楽、みたいなものがあれば教えてください。

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2016年07月30日

小説と映画の違い:能動性

これまでと違う角度で気づいたことがある。

映画は受動的に見るもの、
小説は能動的に読んでいくもの、
そういう違いについて。

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posted by おおおかとしひこ at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

使ってない設定を削る方法2

さらに続き。

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【デビーさんへの解答箱】

別記事に寄せられた質問に、ここで答えておきます。

>デビーさん
融雪装置・・・たしかに雪の世界ならあって当然ですよね! そこで思ったんですがこういう作者の「常識力」はどう養えば良いのでしょうか。(こういう世界ならこういう要素がないとおかしいよね、みたいな説得力・・・とでも言えば良いのでしょうか) 観客に常識力をつっこまれることほど恥ずかしいことはないですから・・・ ニュースや新聞、TV番組を見る、とかですかね?


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posted by おおおかとしひこ at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

使ってない設定を削る方法

前記事のつづき。

そもそも「これ結局使ってないやんけ」
と、客観的に気づくことは大変難しい。
世界を作ることは大変快感であり、
それを削るのは苦痛であり、
世界を狭めるのは自分が否定される心理が働くからである。

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posted by おおおかとしひこ at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大体、設定の方が多い

経験則だけど、
大体、
設定の方が、
要求する物語よりもずいぶん多くなってしまう。

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posted by おおおかとしひこ at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

表現の構造3:何故「ゲームや映画や漫画を見ると犯罪を犯す」と思うのか

これまでの議論から、明らかだ。

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posted by おおおかとしひこ at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

表現の構造2

僕は表現が上手くない。
文章は下手だし、小説も上手くないし、
絵も下手だし、歌も下手だ。
自分ではそう思っている。
多分理想が高くて、そこに全然届いていないと判断するからだろう。
ちっとも理想にならない。
僕は下手だ。

内容については、練れるようだ。
理系出身だから、抽象化や構造化に慣れているのかも知れない。
しかし、釣り餌(つまりガワ)と、中身の上手な融合は、
どれだけやってもこれだ、という論理的結論がない。

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posted by おおおかとしひこ at 11:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

表現の構造

そもそも表現とは、
「そのままでは飲み込み難い何かを、
受け入れさせる方法」
だとぼくは思う。

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posted by おおおかとしひこ at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】心の闇56【てんぐ】

以前つくった50の闇を、現行バージョン56につくりなおしました。
前のを見てる人は、配置を見れば今回の構成は想像できるかも。
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posted by おおおかとしひこ at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【回答箱】霧の中にいるとき

うまく質問が出来ないときは、霧の中にいるとき。
質問が出来れば、半ば答えは見えたようなものですが。

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感動の構造

ものすごくざっくりいうと、
「世界は信頼するに足る」という結末にいたること。

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変化を描くときは、虹をイメージしよう

たとえば赤から緑に変わる様を描写したまえ。
最初は赤。ラストは緑。
間は?黒?
間を書くことは意外と難しい。

これが、変化を描くのが難しい理由だ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

失敗出来ない社会

そういえば、20年前、
僕が映画を志して映像業界に飛び込んだころは、
「映画は10本つくって1本当てて、 トータルで回収するもんだ」
なんてことを良く聞いたものだ。

あれ?今リクープラインとか言ってるよね?
なんで一本単位でひいこらやってんだ?


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posted by おおおかとしひこ at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

【回答箱】板付きの人の描写

もういっちょ。

>板付き(柱の次に書くト書き)
板付きで始まる場合。
そこにいる全員の状態を柱の後に書くものですか?
例えば、刑事ひと班5人として、全員そこには居る(名前もある)。
しかし、そのシーンで台詞があるのは2人だけという場合、他の3人の状況も書くものですか?
新聞を読んでいるB、パンをかじっているCみたいに。
(つまりそのシーンに居るのが普通だが、特に役割がない人たちの行動?)
この辺が今一よくわかりません。

とくに書かなくてよいです。

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posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【回答箱】著作権のあるものの扱い

質問に答えます。ふたつあるので記事分けますね。

>音楽や映画について
脚本中に登場させたい音楽や映画作品について。自由に登場させても良いのでしょうか?
著作権等のからみで、許されないのでしょうか?
例えば、主人公が常に口ずさむ歌など。
例えば、レストランのBGMで流れる音楽
例えば、映画のワンシーンを台詞の中に入れたい時など。

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posted by おおおかとしひこ at 14:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短編こそ難しい

ここでいう短編は、練習用に書くショートのことである。
5分、3分、長くとも15分
(それぞれ原稿用紙5、3、15枚、すなわち2000、1200、6000字)
のものを言う。
実際には需要がないが、
ネットシネマに需要があるかも知れない。

短編は、10本も書けばわかるけど、
思ったより難しい。

上手な省略が鍵である。

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posted by おおおかとしひこ at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

【りょうさんへの回答箱】説明的にならず世界観を説明する

テクニック論ですが。

小道具を活用しましょう。

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posted by おおおかとしひこ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

矛盾を起こさない方法

面白い矛盾の例をネットで拾ったので。

以下引用:

桐生翼、どこにでもいる普通の高校生だ。
彼はこの春、零冥高校という進学校に入学した。
彼は天才児なのだ。

:引用ここまで


ネタ狙いとしか思えない、華麗なる矛盾だ。

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2016年07月23日

どれだけネタを用意すればいいか

書き終えるには、いくつネタを用意するといいだろう?

ひとつじゃ足りないだろう。
じゃあ10個?20個?

それは、その人次第だとしか言いようがない。
何故なら、ネタをどう使うかは、その人次第だからである。

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posted by おおおかとしひこ at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【風魔】マンガ史上、最高の見開きってなんだろう?

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5078211.html
我らが風小次を沢山引用してくれてる人がいて、余は満足じゃ。
死牙馬登場は必要だったかとちょっとツッコミ。当時はワクワクしたなあ。
しかし「銀河が泣いた! 虹が砕けた!」が出るとは思わなかったぜ。

どうせなら、カッ→ガカアッ(オイオイ大丈夫か…)の見開きが欲しかったね。
あの繊細なペンワークは、富沢順さんのアシ時代だと聞いたけど、ホントなのだろうか。
「探偵学園HIP」よりも、「コマンダーゼロ」よりも、
「ビジネスコマンドーYAMAZAKI」が好きだったなあ。
「雷鳴のザジ」とともに、実写化したいリスト。
(完全オッサントークですいません)
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創作とは、発明である

あくまで極論だけど、正論。

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posted by おおおかとしひこ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

主人公の作り方、ライバルの作り方、その他の人物の作り方

キャラクターメイキングの話。

キャラクターを作るときに、
外見や性格や、アイテムや、過去から作るのは、初心者のやり方だ。
それはキャラを立たせるのには役に立つが、
ストーリーの創作にはむしろブレーキをかけてしまう。

じゃあ何から作るのか。
目的からだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

複数の場所で同時進行するときの記法

たまには技術論を。
技術と言うよりは、書き方だけど。

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posted by おおおかとしひこ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界に絶望したいのか、希望を持ちたいのか

絶望したい人は悲劇、
希望を持ちたい人は喜劇、
と昔から決まっている。

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2016年07月20日

ストーリーの魅力とは何か

という難しいワードで検索してきた方がいるようで、
議論してみよう。

ストーリーの魅力を知るには、
完成品から、いろんなものの魅力を引いていくとよい。

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2016年07月19日

スケジュールの半分まで来て書き終えてないのは、完成しない

経験則。

なぜなら、リライト(再構成、再執筆)が結構時間がかかるからだ。


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それはフェアか?

フェアかどうか。
それは人に好かれるかどうかとも関係している。

ベッキーが叩かれたのはフェアじゃなかったからだ。

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ワクワクは、不安と表裏一体

ワクワクするとはどういうことだろう。

物語はワクワクするべきだ。
僕は、「これから何が起こるか分からない」という、
不安と表裏一体ではないかと思う。

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映像の企画の生まれ方

映画やドラマ、CMやPVの企画は、
どうやって生まれるのか整理してみる。

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2016年07月18日

「すごい」は必要か

たとえば「この漫画が凄い!」なんてリストが、
漫画業界で流行ってきた。
これがどれだけ売上を変えてきたかについては、
よく知らないのでとりあえず置いておく。
(ステマ説もあるよね。
芥川賞、直木賞、土用のうなぎ。
これらは売れないものを売る、元祖ステマみたいなものではある)

さて、ストーリーに「凄い」は必要だろうか?

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2016年07月17日

デジタルは人を幸せにしない: 動画文化の多動症

YouTubeなどの動画文化が盛んだけど、
みんな何を見てるのだろう。
バラエティー的なものか。
音楽的なものか(実はこれが多いのが音楽業界衰退の原因かも。
最近の人たちはYouTubeで一番音楽を聞いてるのでは?
たとえば人が集まる場で、YouTubeでリンクされてる音楽リストを流したり)。

スボーツ的なものやライブ的なものは、
ライブ性が重要だからあまり見られないかも。
過去のアーカイブなら見られるかも。

ストーリー的なものは、そのなかでの地位は低いような気がしている。

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2016年07月15日

人間らしさとは何か

以前聞いた話で面白かったのは、
「人間らしさの定義は、時代によって変化している」
というものだ。

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2016年07月14日

50時間までに、9割が脱落する

絵師の話だそうだけど。

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ツァイガルニク効果2

この効果は、
人間には弱点があったほうが魅力的になる、
という議論と似ているかも知れないが混同しないこと。

注意したいのは、
ツァイガルニク効果は、
魅力的かどうかは置いといて、
価値がある素晴らしいものであるかは置いといて、
「記憶に残る」ことにしか関係しないということ。

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デジタルは人を幸せにしない:相互監視社会

日本人は村八分の民族である。
江戸時代は村単位で八分が行われていたのだろう。
それは昭和まで続いた。
親戚一同、地域コミュニティ、会社ぐらいの単位が、
村の範囲だった。
人はその範囲、目の見える範囲で生きて死んだ。

ネットの発達によって、村が世界になってしまった。

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ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
(Wikiより)

つまり、きちんと落ちを着けた作品よりも、
未完のエヴァが気になり続けたり、
未回収の伏線が気になり続けたりする現象だ。
(うまくいかなかった恋愛の方が記憶に残ったり)

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2016年07月13日

【りょうさんへの回答箱】

続々と質問が来ており。
質問者以外も参考になってるかな?
自分が答えるつもりで考えてみるのも、勉強になるよ!

ということで、
「ピンチを脱する機転のアイデア」のトレーニング法。

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【えいじさんへの回答箱】

板付きについて。

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2016年07月12日

【えんさんへの回答箱】

さっそくえんさんから質問箱に。
長くなりそうなので新記事で答えます。

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ちょっと考える以上の深い思考

前記事の議論をふまえて。

つまり、ストーリーを書くには、
「ちょっと考えたレベル」以上の深い思考がないと、
ダメだという逆の話。



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2016年07月11日

ネットネイティブ(ファイアパンチ総評:12話まで)

ずっと「ファイアパンチ」が、
「なんだか気になるのだけど、いつまでたっても面白くならない理由」
について考えていて、そのしっくりこなさ加減に説明がついた。

ネットネイティブ世代が週刊漫画をかくようになったからではないか、
というのが仮説だ。

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作品が四層仕上げだとすると、シナリオは二層仕上げである

シナリオは、それで完成品ではない。
そのあとのスタッフワークで完成する。
ところが、その作品が面白いかどうかは、
九割ぐらいシナリオで決まってしまう。
(数字は人による)

作品は大きく四層仕上げだけど、
シナリオはその下二層を担当する。

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2016年07月10日

【いまさら聞けない質問箱】

「これは初心者すぎる質問では…」
「質問したいけど、そのトピックがないからどこに質問していいか分からない…」
「こんなこと聞いたら半年ROMれとか言われそう…」

そういう人はここへ質問してください!
最近上級内容が多くて、初心者おいてけぼりな気がします!
初心者が何がつまづくのか人によって違うので、
個別になら対応できるかも知れません!

聞くは一時の恥!


「質問者の名前 回答」
で検索すると、個別の質問への回答記事に飛べます。
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何故弱点があったほうが魅力的なのか

秘密の開示と関係があると考える。

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2016年07月09日

リライトでよく起こる問題

何をどう直すか。
リライトで難しいのはここだ。
今どうで、理想形はこうだ、というのがそもそも難しい。

現状認識があらゆる文脈から見て正しい保証もなく、
理想形が「こう」だとして、
(先日運動神経で議論したように)その通りになる保証もない。


もう少し現場レベルで起こりやすい問題について。
具体と抽象がごっちゃになること。

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関心を拡大するのか、別の方向へねじるのか

ストーリーが始まった当初は、
とにかくひとつの焦点を発生させる。

それは、観客から見ると、関心の焦点といってもよい。

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posted by おおおかとしひこ at 15:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする