2016年07月09日

リライトでよく起こる問題

何をどう直すか。
リライトで難しいのはここだ。
今どうで、理想形はこうだ、というのがそもそも難しい。

現状認識があらゆる文脈から見て正しい保証もなく、
理想形が「こう」だとして、
(先日運動神経で議論したように)その通りになる保証もない。


もう少し現場レベルで起こりやすい問題について。
具体と抽象がごっちゃになること。

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posted by おおおかとしひこ at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

関心を拡大するのか、別の方向へねじるのか

ストーリーが始まった当初は、
とにかくひとつの焦点を発生させる。

それは、観客から見ると、関心の焦点といってもよい。

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posted by おおおかとしひこ at 15:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

劇で得られる感覚と、現実で得られる感覚は違う

言葉にしにくいんだけど、
とりあえずクオリアという思考停止ワードを使わずに書いてみる。

我々の扱う、フィクションという、
三人称型の、台詞と行動で見せる、
台本のあるストーリーは、
現実ではない。
もう少し言うと、劇で得られる感覚というものは、
我々の現実感覚とは異なっている。

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posted by おおおかとしひこ at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする