2016年08月31日

ドラマとドラマティックは違う

これを分離することは、なかなかに難しい。
素人じゃまず無理かも知れない。
ましてや脚本家初心者たるや。

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宮台真司のシンゴジラ批評に思うこと

宮台真司の評を貼っておく。

http://realsound.jp/movie/2016/08/post-2595_entry.html

ああ、僕がかの主人公に感じた気味悪さ、幼さは、
シンジが胎内にいる気持ち悪さと同等であったか。
気持ち悪いので深く考えなかったよ。

エディプスコンプレックスの物語は、
父殺しがクライマックスになる。
結末は母を妻にめとること。
ゴジラを倒しても父殺しにはならず、
だからカタルシスは起こらないのだね。

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設定はあとづけ

前記事の続き。

このやり方が分かってくると、
最初に設定を細かく決めることは、
足枷にしかならないことに気づくだろう。

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2016年08月30日

クライマックスから逆算してみる

大体プロットが出来た、と思えるときにやってみると良い。

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意外な展開

展開部を書くことは本当に難しい。
僕もまだこれだ、という法則性を見出だした訳じゃない。

でも、順当な展開と、意外な展開を上手く混ぜればいい、
ぐらいの予測は出来る。
パーツに分解しよう。
意外な展開はどうすればいいか。

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2016年08月29日

目的と個人的事情

どうしてその人は、そのような目的があるのか。
それは、その人に個人的な事情があるからだ。

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2016年08月28日

取材とは疑問することだ

○○とはなんだろう。
○と×の違いはなにか。
人に聞いてもいいし、グーグル先生に聞いてもいい。

それは、取材対象を理解することだ。
理解すれば、
頭のなかでリアリティーあるように想像を走り回らせることが出来るだろう。
逆に、リアリティーあるように頭のなかで走らせられるように、
取材する。
子供みたいに質問を繰り返して、頭のなかに住まわせるのである。

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2016年08月27日

最初に学ぶべきは、三幕構成か?

脚本の入門書は、大抵三幕構成を学ぶものになっている。
たしかに書く側としてマスターすることは難しいし、
日本人には馴染みがないし、
シンプルな結論だから、
それさえマスターすれば何でも出来る魔法のような真理に見える。

だけど僕は、経験上、そのマスターなんて、
スタントマンにとって自転車に乗れるかどうか、
ぐらいのことでしかないと思っている。
自転車に乗れなきゃ始まらないか、
その先の沢山のことを出来なきゃいけないか、
でいうと後者だと思っている。

つまり、三幕構成から始める前に、
もっと大事な何かから始めたほうがいいのではないか、
とすら考えている。

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2016年08月25日

【すーざんさんへの回答箱2】「ジョニーマッドドッグ」はVRだ

ということで、見たので解説をしてみます。
結論から言うと、シンゴジラを僕が何故否定するか、
ということに収斂します。
結構だいじな話なので、ジョニーマッドドッグを見てない人もご覧ください。
(多少のネタバレはありますが、そこはあまり重要でないと判断します)

> アフリカの少年兵の無軌道さを描いた「ジョニー・マッド・ドッグ」という映画を観て思ったのですが、この映画は三幕構成がはっきりしていないのにも関わらず、面白かったです。三幕構成かと言われればそうでもない、でも面白い。という“例外”はあるのでしょうか。もしあるとすれば、“例外”にも関わらず面白いのはなぜなのでしょうか。(人間が描けているから、だとは思いますが)

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感情のシンクロ

感情移入について深く掘ってみよう。

感情移入は面白げなシチュエーションを描くだけで起こるか?
否だ。
プラス、その人の感情を描くことが必要だと思う。

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2016年08月23日

動体視力が上がる

なんて、CMの編集では良く言う。

編集作業をやってると、動体視力が上がり、
あるカットが1秒しかないのに2秒に見えたりする。
初見だと見切れないほどなのに、
なんどもなんども見てるから、見慣れてしまい、
これでもかこれでもかと詰め込み、
結果、初見だとなんだか分からなくなってしまう。
まれによくある現象だ。

脚本も、
何度も書き直していると動体視力が上がってしまう。

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テーマの選び方

物凄く広い話題だけれど、
この記事の範囲を狭くする。

下手くそな人は、テーマを政治的にしがちである、
ということである。

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2016年08月21日

映画音楽と脚本

映画音楽は、脚本と関係がない。
脚本に楽譜を添付することはないし、
そもそも脚本が出来て、
撮影して、編集して、
その絵をもとに音楽を作り始める。
脚本と音楽の制作の時間差は、半年から一年の開きがある。

しかし、本当に音楽と脚本は関係ないか?

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【すーざんさんへの回答箱】創作者としての生き方

>アフリカの少年兵の無軌道さを描いた「ジョニー・マッド・ドッグ」という映画を観て思ったのですが、この映画は三幕構成がはっきりしていないのにも関わらず、

この映画見てないので飛ばします。見てから答えます。
予想ですが、ほんとの少年兵を少年兵役として使っているらしいので、
圧倒的なリアリティーがあるのでは。

>表現をするということは、賞賛以外にも批判、中傷も受けることになります。大岡様はそういったものにどう対処されているのでしょうか。慣れるものなのか、それとも傷ついて凹んだり、モチベーションが下がって作品作りに手がつかないということもあるのでしょうか。以前、書かなければ死んでしまうから書く、と仰っていましたが、他人の評価などもはや知る由もない境地なのでしょうか。よろしかったらお訊かせください。宜しくお願いします。

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2016年08月20日

書きたいシーンはいくつあるか?

そもそもうまく書けない人は、
書きたいシーンが溢れすぎているのかも知れない。

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映画は監督で見る

映画好きには自明かも知れないけれど、
案外ふつうの人はそうじゃないらしい。
キャストで見たりするから、映画の愉しみに、気づけないのかも知れない。

ところで、見るべき監督のなかなかいいリストを見つけたので貼っておく。

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2016年08月19日

「シリーズ13の誤解」リンク集

「シリーズ13の誤解」全記事リンクです。
一気読み、比較読みなどにご活用ください。

前置き
1: 感情移入の誤解 not 好き but 他人なのに自分
2: 伏線の誤解 not 隠し but 強烈なAをBとして使う
3: 変化の誤解 not 一回 but 連続変化の末の、元に戻らない変化
4: メアリースーの誤解 not 自分は愛されてる but 頑張る人が目立つ
5: カタルシスの誤解 not 破壊やアクション but 内面の生まれ変わりを絵で示す
6: 性格設定の誤解 not 勝手に動き出す but 目的の為に動く
7: 世界設定の誤解 not 妄想の箱庭 but 物語に必要
8: 葛藤の誤解 not 心の葛藤 but 他人と他人のぶつかり合い
9: 展開の誤解 not 新キャラを出す but ストーリーラインを絡めて深くする
10: テーマの誤解 not 作者の主張 but 構造から導き出されること
11: 落ちの誤解 not 最後のつけたし but 冒頭との関係
12: 成長の誤解 not 立場の変化 but 何を学んだか
13: 日常パートという誤解 not パート but 冒頭5分
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13の誤解13: 日常パートという誤解

日常パートという誤解: not パート but 冒頭5分

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2016年08月18日

13の誤解12: 成長の誤解

成長の誤解: not 立場の変化 but 何を学んだか

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13の誤解11: 落ちの誤解

落ちの誤解: not 最後のつけたし but 冒頭との関係

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13の誤解10: テーマの誤解

テーマの誤解: not 作者の主張 but 構造から導き出されること

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2016年08月17日

【日記】【てんぐ】新表紙出来。

ちょっとはやいですが、てんぐ探偵第二章(第二クール14〜26話)の、
表紙が出来たので発表してみます。
「火の剣暴れ旅」と小題をつけてみました。
更なるバリエーションの「心の闇」をシンイチが退治してゆきます。

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13の誤解9: 展開の誤解

展開の誤解: not 新キャラを出す but ストーリーラインを絡めて深くする

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13の誤解8: 葛藤の誤解

葛藤の誤解: not 心の葛藤 but 他人と他人のぶつかり合い

タイトルを間違えたかも知れぬ。
コンフリクトを葛藤と誤解することを言いたい。

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2016年08月16日

映像とフェチズム

普段僕はガワでなく中身を見よと言っているせいで、
まるでガワ否定論者のようなイメージがあるかも知れない。

逆だ。僕は映像フェチである。
ただ、脚本をつくるときには、フェチを入れると中身が薄まる、
という話をしているだけだ。

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13の誤解7: 世界設定の誤解

世界設定の誤解:  not 妄想の箱庭 but 物語に必要

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13の誤解6: 性格設定の誤解

性格設定の誤解: not 勝手に動き出す but 目的の為に動く

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13の誤解5: カタルシスの誤解

カタルシスの誤解: not 破壊やアクション but 内面の生まれ変わりを絵で示す

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2016年08月15日

13の誤解4: メアリースーの誤解

メアリースーの誤解: not 自分は愛されてる but 頑張る人が目立つ

メアリースーは、初心者の敵だ。
中ボスみたいなものだ。
しかしベテランでも危うく取り憑かれる、厄介な中ボスである。
それは、客観性のなさと関係する。

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【ぎゅーさんへの回答箱】サブプロットとは何か

> ブレイクスナイダーの「サブプロット」シークエンスがいまいちよく分からないです。スナイダーは「息抜きタイム」「ブースターロケットの役割を果たす」と説明していますがイマイチしっくり来ないんですよね・・・。なので大岡さんの解釈を教えていただきたいです!

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2016年08月14日

13の誤解3: 変化の誤解

変化の誤解:  not 一回 but 連続変化の末の、元に戻らない変化

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小道具の使い方の上手さと名ラスト(ミッドナイトラン批評)

大昔見たので全く覚えていなかった、
「ミッドナイト・ラン」を改めて見た。
いやあ傑作だ。
小道具の使い方がめちゃくちゃ上手い。
伏線と小道具をここまで上手く使いこなしてる映画は、
最近ないんじゃないか?

以下、未見の人にネタバレしないように書く。


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2016年08月13日

13の誤解2: 伏線の誤解

伏線の誤解:  not 隠し but 強烈なAをBとして使う

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【日記】てんぐ探偵、累計1000人突破!

サイト「小説家になろう」は二日遅れでUU発表なので、
今日の9話発表を待たずして、
8話までで、3サイト累計1000人ごえを果たした模様。
「カクヨム」「星空文庫」もゆっくりですが少しずつ延びている。
1000人突破は予想より早く、少しびっくりしております。

現代批評と人間ドラマとカタルシスと、
ヒーローガジェットの少々入った、
てんぐ探偵を今後ともおたのしみ下さい。
今からでも簡単に追いつくぜ!
来週にでも、第二章(14-26話)の新表紙、発表します。
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2016年08月12日

13の誤解1: 感情移入の誤解

感情移入の誤解: not 好き but 他人なのに自分

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シリーズ13の誤解

ここのブログで時々論じてきたことを、
まとめて論じてみることにする。
重複する内容かも知れないけど、
こういう切り口で考えをまとめるのも悪くない。

シリーズ13の誤解と題して、以下の13の誤解について扱う。


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2016年08月11日

【ほらさんへの回答箱】ターミネーターの分析

ターミネーター1、2について。
(質問箱にオリジナルの質問があります。
長いので転載を諦めました)

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2016年08月09日

桃太郎エピソード4だと?

これで映画にならないことが、確定したようなものだ。
話ではなく、キャストでブーストしてきたか。
どこまでもガワで盛ってくるね。

その鬼が、何故桃太郎と闘わなきゃいけないのか?
話を作るハードルがもっと上がったぞ。

今回のパクリ元は、
ダークナイトのジョーカーと、
ブレードランナーの折り紙と、
バキの地下闘技場(嘘。一杯ありすぎて特定できず。
直近だと、リアルスティール?)か。
獣と闘う部分はコナンザグレートかグラディエーターか。
これも一杯ありすぎてね。

設定とビジュアルだけが増えていき、
それを繋ぐ線の欠如。
おっと、どなたかの言っていた、
脳内で補完する媒体ではないか?
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同時並行の話

真面目な話が続いたので、少し息抜きを。
心理ゲームでもやってみよう。

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【日記】【風魔】今年も一気見

毎年8/9はさる人の命日で、8/8の夜から8/9の朝にかけて、
その人の激賞したドラマ「風魔の小次郎」を一気見して、
供養がわりにしている。

もうすぐ風魔10周年だね。
最終回「小次郎が二年後の再会の約束をする」のは、
それまでに聖剣戦争編をやりたい、という意思の表れだったんだけど、
実現できなくてごめんなさい。
今でもやりたい。

今年の一気見は、自分の監督としての、
脚本家としての資質が、少し客観的に見れてきた。
それだけ時間がたったんだろうけど。

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2016年08月08日

修学旅行でパンツ忘れる奴は、必ず出る

僕が人の集団について考えるとき、
この法則を出すことにしている。

人は、絶対に同じになることはない。

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安い人間ドラマはいらない

寄せられるコメントを見る限り、
みんな安いドラマにうんざりしてるんだろう。
そういうのしか見たことのない人は、
「こういう感じのドラマ」と言っても、
安いドラマしか想像できないのだろう。

そんな安いドラマしか存在しなくなった、
映画界、ドラマ界はどうすればいいのだろうか。

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どうであれば、傑作になったか(シンゴジラ批評11)

暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう。

バランスをもう少し取ればよかったのではないだろうか。

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2016年08月07日

批評のススメ

映画を見たら、感想ノートをつくってもいいし、
批評ノートやブログをつくってもいい。

何故いいか?
客観的になることが出来るからである。

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2016年08月06日

【日記】特撮技術の解明

シンゴジラの1カットが凄く出来が良くて、
最近見た先輩とコンポジットの技術について語っていたのだが、
やり方を思いついたので、合成技術として書き記す。

以下シンゴジラネタバレ。

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【日記】てんぐ探偵、まもなく累計1000人突破の模様

始まって二ヶ月近く、8週目に入りましたが、
3小説サイト合計で、ユニークユーザーのべ1000の大台が見えてきました。

読んでいただいた方、毎週公開の瞬間に全裸待機してる方(約20人)、
思い出したようにぽつぽつ読んでいただいている方、
ありがとうございます。
脱落した方、精進しますので、後半戦のころ帰ってきてみて下さい。
向こうのサイトでも、僅かですがポイントを頂いたようで、
これから広がるといいなあと思っています。
ドラマ風魔だと、8話は聖剣が出てきて折り返し点でしたね。
9話からOP変えたなあ。

てんぐ探偵は4クール以上57話あるのですが、
クールごとに章名をつけています。
第一クールは「天狗面の少年」。
ハリウッド理論的には全体の第一幕にあたります。
13話には第一ターニングポイントも用意しています。
この8話で第一幕は折り返して、後半戦に入った感じ。

ドラマ風魔第10話「告白」が特別な名作だったように、
今回の10話も特別な話にしています。
まだちょっと先か。

風魔はそこから怒濤のかけあがりを見せて13話を終わらせたけど、
てんぐ探偵は長丁場、毎週を丁寧に進めていきます。
熱狂的な奔流ではないですが、
日々の娯楽のお供に、少しずつ甘露のようにお楽しみください。
(古き良き特撮番組のつもりで見ると一番楽しめるかも。
伊藤ハム、CMやらないか?てんぐソーセージだ!
天狗が出てきて自分の鼻を剥き、それを食べるトラウマCMがいいな!)


あ、基本どっからでも読める一話完結形式なので、
どこから読んでも大丈夫ですよ。
途中参加、全然OK大歓迎。
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民話とか、宗教に時々帰る

と、沢山の発見をすることが多い。
アレのアレは、ここからとっていたのか、
なんてことも良くある。
あの王道展開は、ここが元祖かも知れない、なんてね。

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2016年08月05日

【りょうさんへの回答箱】二面性のタイミング

>キャラクターの二面性はどういうタイミングで出すのが効果的なんでしょうか。おおまかな法則などあれば教えていただきたいです。

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2016年08月04日

人工知能は脚本家の夢を見るか?

脚本の(ある程度の)専門家であり、
工学的応用人工知能の専門家である
(京大大学院応用人工知能論卒)僕に、
面白げな問いだと思う。

人工知能は脚本を書けるか?
僕は、今脚光を浴びつつあるディープラーニングでは無理だと思う。
次のパラダイムシフトまでは多分大丈夫。

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全体主義(シンゴジラ批評10)

どうしてシンゴジラに人間ドラマがないか、言葉になった。
あれは全体主義だ。

僕は行列に並ばないタイプの人間だ。
全社忘年会にも出ない。盆踊りも踊らない。
三割の働いてないほうの蟻かも知れない。
それは、全体主義を認めていないからだ。

全体主義に熱狂しているなんて、この国はやばいのではないか。
(そこまでヒットしていないようだから、
警戒レベルではないだろうが)
サッカー日本代表への熱狂と、同じキナ臭さを感じる。
熱しやすく冷めやすい民族だから、
すぐ戻るかも知れないが。
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