2016年09月12日

謎の解明

多くのストーリーは、謎とその解明が筋である。
いや、逆に、
謎と解明こそが、「人間の物事の理解の様式」なのである。
(仮説)

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冒頭15分は、最後に書くといいのでは

実際、商業ベースの脚本では、
何度もリライトすることは、よくあることである。

自分の例でいえば、「いけちゃんとぼく」の脚本は、
40稿以上のリライトがあり、編集後にアフレコの台詞を数稿書き直している。
その経験の反省もあるんだけど、
冒頭15分は、最後の最後に、もう一度書き直したほうがいいと思う。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冒頭15分の役割(「君の名は。」評2)

普段の僕にしては大絶賛だけれど、
やはり冒頭15分のしんどさは、
どのシナリオライターもやりがちなミスが散見される。

指摘しよう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

21世紀の「時をかける少女」(「君の名は。」評)

この場合の「時をかける少女」は大林宣彦版である。
我らの永遠のアイドル原田知世版である。

ジュブナイルSF。もどかしい恋。
なかなか会えない。

僕が高校生ならあと10回は見たと思う。
今後十年パクり元になるであろう、
素晴らしいストーリーテリングだった。
オリジナル脚本だっていける、そういう流れになってほしい。

音楽PVになってる減点、最初15分が退屈な減点、ちょっと寒い芝居の減点は、
ストーリーの出来映えに比較すれば、大減点ではないだろう。


以下ネタバレ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 01:10| Comment(11) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする