2016年10月31日

変身願望

今日がハロウィン本番とはしらなんだ。
本来の死を思う祭りから、単なるコスプレイベントと化しているのは、
どこぞの代理店の差し金か。

ということで変身願望だ。
みんな大好きなモチーフだ。
それはやっぱり、いまの自分に不満だからだろうね。

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リアリティーと新規性

リアリティーを突き詰めてしまえば、
フィクションの入る余地はなくなる。
それはとてもリアルだからだ。
つまり、リアルには夢がない。

当然のことが当然のように起こる。
偶然が左右してドラマのようになることはあるが、
ドラマのように必然があって偶然が起こるわけではない。
(ドラマでは偶然が味方するのは、必然性があるときだけだ)

つまり、リアリティーだけだと、あんまりフィクションは面白くならない。


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発想は幼稚に、検証は大人的に

発想は幼稚にやるのがよい。
たのしく、大胆に、柔軟に。

しかしそのアイデアが現実であり得るのか、
検証は大人の目線で、
確実に、堅実に、論証するべきだ。

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2016年10月30日

会話のコツ

会話場面のこつをひとつ。
「会話場面をためしに全部書き、必要なところ以外を捨てる」こと。

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ストーリーを書くのに必要なこと

1. 面白いシチュエーションを思いつけること
2. それが意外な方向へ進むこと
3. 複数の人格から見たこの話が見えていること
4. うまく落ちをつけられること

という仮説。

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2016年10月29日

【ユーリさんへの回答箱】大局構造と部分構造

>連載漫画を読んでいてふと気になったのですが、
>ブレイクシュナイダーのビートシートは
>ミクロなレベルにも適応できるのでしょうか?

>A,B,C,D〜という全体の流れがあったとして
>Aから小目的Bを達成するまで
>Bから小目的Cを達成するまで、、、といった具合に
>小目的間にもビートシートは適用できるのでしょうか。
>それても何か別の考え方があるのでしょうか。


小目的のそのブロックの大きさ次第じゃないでしょうか。

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2016年10月28日

問題解決と共感

また暴論をしてみる。

あなたは問題が好きだろうか。
問題を前にしたとき、あなたは「こいつは解決しなければ」と思うか、
「いやだなあ」と思うか、どちらだろうか。
友達に相談されたと想定すれば答えは簡単だ。

男なら、問題解決の方法を考え、アドバイスする。
女なら、それは大変だねと共感する。

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比喩表現

「夏休みの自由研究で、
『ノルウェイの森』の比喩表現を除いたら、
1/3の分量になるという結果が出た」
という話をネットで見た。

なかなか興味深い話だ。
残り1/3が、脚本に当たる所だからだ。

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2016年10月27日

タイトルの決め方:ひらく方向へ

法則、というか経験則というか。

内容と同様、タイトルがひとりよがりになってはならないと思う。

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デジタルは人を幸せにしない: フィルムは復権するか

デジタル撮影の映画は、やっぱり好きになれない。
現場が楽になったという話も聞かない。
結局手間が増えていると感じる。
編集は楽になったね。
撮影がデジタルになったことで、
得たものはコストダウンだ。
失ったものは、心とか魂とか、特別なものを作っている、感じだ。

さて、今、写真にフィルムが復権しつつあるらしい。

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デジタルは人を幸せにしない:魔女狩り養成機

中世に戻っているのか。
最近魔女狩りばかりな気がしている。

ネットの発達で、
人々が繋がったり、
情報が早く伝わるのは良いことだ。

しかし、裏を取った確かなもの以外も流布したり、
知性のある考えよりも、
集団心理に従った行動や考えが支配することが、
とても増えたのではないかと思う。

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2016年10月26日

そのタイトルは七五調

日本語は、古来から七五調に特化してきた言語だ。
特別なことを言うときは、七五調が気持ちよいとされた。

和歌、俳句、演説、弁士、歌謡曲。
少なくとも平安以来昭和までは、
七五調でその特別なものが書かれていた。
(ラップの流入やメロ先Jポップが、音楽ではこの牙城を崩したのかな。
宇多田がそんな時に、サラダ日記のように、
文節を区切らない七五調を導入して話題になったものだ)

しかし、日本語から七五調が失われたわけではない。
本のタイトル、映画のタイトルなどは、
七五調が売れると、まことしやかに言われている。



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何故カットを変えるのか

相変わらず「カット割」で検索してくる人が多いので。

映像のカット割を、体系的に教えてくれる所はほとんどない。
いくつかの本はあるかもだけど、これだというのに出会ったことはないので、
オススメも紹介できない。
なので、各自で独学されたい。
参考になるのは、過去の名作と日々流れる現代の映像である。

ところで、何故カットを変えるのか。
そもそもそれに、ちゃんと答えられるか?

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posted by おおおかとしひこ at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーが書けない人へのTIPS

何日に一回か、必ず「ストーリー 書けない(書き方)」
なんて検索ワードでここにたどり着く人が絶えない。
脚本家を目指す人用に書いているのだが、
世の中は脚本家を目指す人ばかりではないかも知れない。

たとえば。
絵は描けるがストーリーが書けない(漫画家志望)。
キャラ設定やオープニングは書けたが、
そこから何を書いていいか分からない。
ハコ書きとか三幕構成とかは分かったが、
いざ自分でやってみようと思っても思いつかない。
など、
様々なバックグラウンドの人がいそうだ。

そういう人にオススメなのは、
「名作のストーリーを自分で文字起こししてみる」である。

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2016年10月25日

飴と包装紙

中身とガワの話を、
飴とその包装紙にたとえて話してみる。

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2016年10月24日

全ての人物は、「しそう」か

物語というものは、
目的をもった行動によって骨格が記述されるのであった。
その行動の成否により状況が変わり、
最終的にはこれ以上変化しない所に落ち着いて、
話は終わるのであった。

ところで、
ということは、登場人物全員は、
自分の目的を、
「しそう」でなければならない。

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モノローグ劇場(漫画「アオイホノオ」批評)

最新16巻まで、時に爆笑しながら、時に号泣しながら読んだ。

普段は三人称表現としての映画について書いている。
この漫画は映画にはならないだろう。
何故なら、これは主人公のモノローグ漫画だからだ。

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2016年10月23日

たくさんのコンフリクト

短編と長編の違いは何か。
それはコンフリクトがひとつか、沢山かの差だ。

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自然発生と人為発生

物語が、芸術が、
どうして、どうやって生まれるかは、僕にも分からない。

だけど二種類ありそうだ。
自然発生と人為発生だ。

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2016年10月22日

ドラマや映画をダメにしたのは女だ

と、またラディカルに言ってみる。
以前議論した続きだ。
好きなものばかりを集めても、ドラマは出来ない。
ところが女という生き物は、好きなものばかりを並べたがる生き物だ。

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時間単価の話

質問への回答としてこの話をしたけれど、
興味深い話題なのでさらに広げておく。

映像では、1秒のことは1秒で表現される。
音楽の再生も、1秒で演奏されたものは1秒で再生される。
(レコード世代なら45回転とか覚えてるよね)

一方、小説や漫画などの紙媒体では、
1秒のことを何文字(コマ)で表現するか、
決まっていない。

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2016年10月21日

好きなものだけを集めても、ストーリーは出来ない

あれも好き。これも入れたい。
その収集は、静止画的なコレクションにすぎず、
動的なストーリーラインを生まない。

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学芸会化

もしかしたら、今のテレビや映画は、
いや、今というより少し前からか、
「面白いか/面白くないか」が基準ではなく、
「好きか/好きじゃないか」が基準になっているような気がする。

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2016年10月20日

【日記】「残業せずに切り上げた方が効率が上がる」などと馬鹿なことを

そういう論調を唱える人は、ほんとに働いたことがあるのだろうか。

「これまでやって来たことが全部無駄になる注文に変わって、
なおかつ締め切りは変わらず、
費用も変わらず、
サービスだけは要求される」
という実態調査のほうが先ではないか?

「注文が変わったのだから、その分遅れるし、納期も下げられ、
費用もいただける」のなら、
残業しない方が効率よく仕上げられる。

そのように日本の商習慣はなっていない。
全部どんぶりでやってくれ、である。

欧米のように、かかった費用と期日を明細として出し、
フィーを30%をプラスし、満額支払われる、
という商習慣ではない。

「これだけの金と期日でうまいことやれ、ただし質は最高で」
という注文の仕方で、かつ金が渋い限り、
我々は200時間残業(申請は100以下)で、
複数の仕事を掛け持ちし続けなければならない。

60時間以内に制限? そんな目先の対策で何が改善するの?
その対策は社員を守る方策ではなく、
「対策を取りました」という外向けのポーズだ。
社内には「クライアントに最高のサービスを」とか言うんなら、
それこそダブルスタンダードだぜ。
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感情移入の基本は、わがことに置き換えること

前記事に、格好の例があったので、
これを例に議論しよう。

東急でんきのポスターを例に、
製作委員会のシミュレーションをした記事だ。

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2016年10月19日

【えまさんへの回答箱】漫画と脚本のちがい

>読みきり漫画を描くに当たって、「脚本論のこれは通用するけど、これはちょっと違うよ」なんて部分はあるのでしょうか?
>連載ものではなく読みきりなので、より映画に近いのかな?と考えているのですが…
>ちなみに30Pの少女漫画を描こうとしているのですが、これは脚本でいう「短編」を描くイメージで考えれば上手くいくのでしょうか?

ページ単価がちがう、と考えます。

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製作委員会システムのシミュレーション

先日ひどいポスターを見たので、
広告業界人として、
製作委員会のダメなシミュレーションをしたい。

結論は、
「複数の意見を反映させると、表現はダメになる。
何故なら、表現とは鋭いときに最も強いからだ」
である。

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似たような役割をするキャラクターは、一人に出来る

複雑になって詰まらなくなった脚本は、
人物を減らすことでシンプルに、力強くなることがある。

人物を減らすというのは、よくあるリライトの方法論だ。
しかし、何が要らない人物か見極めるのは、
慣れていないと難しい。

コツは、良く言われることだが、
「似たような役割をする人物を一人に集約する」
ことである。

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文章力の鍛え方

「それを知らない人に説明する文」を書いてみる。
恋。象。死。社会。知性。数学の必要性。
なるべくうまく説明できないものがいい。

そしてそれを最低三通りの、
全然違う人格で、説明してみること。

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posted by おおおかとしひこ at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

焦点に興味を持続できるか

要するに面白い面白くないというのは、
ここにたどり着くのではないか。

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posted by おおおかとしひこ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする