2016年10月15日

面接官「水を一瞬で氷にしてください」

理系、物理系「ムペンバ効果を利用します。
お湯を凍らせると水から凍らせるより早く凍ることが知られています」
さらに詳しい人「ただしムペンバ効果は再現性が不安定なのも知られています」
さらに工学系「欠品率は何%で考えればいいですか? コストはどれくらいで?
たとえば原子炉や加速器は使えますか?」

歴史系「人類の営みに比べれば、水が凍るのは一瞬」

文系「水の字の左上に点を打てばいんじゃね?」


さて、我々シナリオライターの回答は?

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posted by おおおかとしひこ at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人生を想像しよう

あなたが男なら、女の人の人生を想像してみよう。
あなたが女なら、男の人の人生を想像してみよう。

生まれて、生きて、どんな目的を持ち、
どんな喜びや悔しさや悲しみを持ち、
何を我慢し、何を我慢できず、
晩年に何を思い死んでいくかを想像してみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】ブラックがだめなら、移民をすればいいじゃない

今回の労基の抜き打ち検査は、国策の一環と官房長官が言った。
川口浩探検隊を揶揄した嘉門達夫は、
「何故かカメラが先に入っている」と歌った。
NHKのカメラは、あの場所で待っていたわけだ。
つまり、見せしめとしての労基査察だ。

ブラック企業撲滅は一見美名に聞こえる。
しかし、そもそも日本の労働形態は、
農業村社会をベースとした家内性手工業だった。
コツコツ無限に働いて期日を迎える世界観だ。
これを時間で区切る、欧米型ホワイト管理をすると何が起こるか。
欧米型企業は、奴隷が必要な世界観で動いている。

つまり、日本にも奴隷が必要になるわけだ。
これまでは日本人が自ら奴隷になっていたが、
国策でそれを防ぐというのは、
奴隷を呼んでくる未来へ繋がる。

背広の白人と、ブルーワーカーの奴隷に、二分化する。
格差はより広がり、背広の白人の枠は狭くなる。
資本主義の完成へ、近づいていく。
僕には、労基の人たちの足音が移民の足音に聞こえた。

仕事に奴隷が必要なのは、未来永劫変わらないと僕は考える。
仕事というものは、泥臭いどぶさらいが殆どである。
人間はあまり賢くない。水は低きに流れる。
労働管理をきちんとするなら、どぶさらいはアウトソーシングしたほうが楽だ。
ちなみに高給で知られるテレビ局は、
制作会社はもう全部アウトソーシングして、
背広業務しかやっていない。
実際につくるスタッフは、別会社の奴隷である。
日本はどこまでも商人が職人を奴隷化することで利潤を確保してきた。

移民問題でEUを抜けたイギリスは我々の100年未来だ。
奴隷を調達出来なくて今後どうするか、たのしみである。
posted by おおおかとしひこ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雑談:男女の違い

今日職場のお姉さまとトークしててふと思ったこと。

「思っても口に出しちゃ駄目よ」という処世術。
ざっくり下ネタだったのでOKだと認識していたのだが、
「女とは、思っても言わない生き物である」
ということをふと思い出した。

特に男女の描きわけに使わなくてもいいけど、
「思ったことは全部言う人」(だから思うことそのものを大事にする)と、
「思っても言うことを選ぶ人」(だから何を言ったかを大事にする)を、
描きわけると、対比や揉め事が描けて面白いんじゃないか。
posted by おおおかとしひこ at 03:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする