90年代あたりから、
映画やドラマは、女子供向けに作られることが多くなった。
マーケティングという言葉がメジャーになってからだ。
男はどうすればいいのか。
今の男たちは何を見ればいいのか。
男たちは何をやっているのか。
今年、30年ぶりの高校(男子校六年制)の同窓会にいってきた。
あの時の高校生が、目をキラキラさせた46歳のおじさん達になっていた。
もういい役職だったり、何かの権威になってる奴もいた。
おじさんは消えた訳じゃない。
日本を支える人になっていた。
嫁の悪口を言い、子供への愛を語るおじさんになっていた。
女子供は映画でも見てろ。
おじさんはあんたらの縁の下にいるのさ。
なんとカッコイイ話ではないか。
僕は、そんなおじさんが、
目をキラキラさせて小遣い握りしめて列に並ぶような、
そんな映画を作りたいものだ。
シンゴジラごときじゃ足りねえよ。
2017年01月01日
【日記】東京コロッケ
東京コロッケといえば、
茨木市民ローカルのネタだと思っていた。
戯れにネットで調べたら、
北大阪一帯にわりとあったらしい。
同じ人らが祭りのたんびに周回していたのか、
チェーン化していたのか。
で、いまや三つ程度に店がなくなっているらしい。
僕が中学ぐらいまでは、つまり85年当時ぐらいは、
まだ「スマートボールで貰える芋の数が違う」
のシステムは生きていたと思う。
毎年毎年、正月と夏祭りは、
茨木神社に東京コロッケが出店しているよ。
正月は三が日ぐらいかな。
たった年に数回しか会わないのに、
私たちにこれだけの記憶を残している東京コロッケ。
私たち日本人は、おまつりが好きなんだなあ。
大人になってまで欲しいとは思わないけど、
ビール片手なら合うかも知れない。
茨木市民ローカルのネタだと思っていた。
戯れにネットで調べたら、
北大阪一帯にわりとあったらしい。
同じ人らが祭りのたんびに周回していたのか、
チェーン化していたのか。
で、いまや三つ程度に店がなくなっているらしい。
僕が中学ぐらいまでは、つまり85年当時ぐらいは、
まだ「スマートボールで貰える芋の数が違う」
のシステムは生きていたと思う。
毎年毎年、正月と夏祭りは、
茨木神社に東京コロッケが出店しているよ。
正月は三が日ぐらいかな。
たった年に数回しか会わないのに、
私たちにこれだけの記憶を残している東京コロッケ。
私たち日本人は、おまつりが好きなんだなあ。
大人になってまで欲しいとは思わないけど、
ビール片手なら合うかも知れない。
2017のご挨拶
明けましておめでとうございます。
紅白も、昭和は遠くになりにけりの感がありました。
僕の書いてる脚本論は、今にアップデートするべきか、
そろそろ決断しなきゃいけないかも知れないなあ、
と考えています。
そもそも、
過去の自分に向けて書く、と始めたものです。
今の俺が身につけたものを教えてやるぜと。
その頃から少し時代は変化しました。
オリジナル映画は、一体どれくらいの割合で作られているのでしょう。
それはハリウッドも同じことになりつつある。
僕が神棚より大事にしていたテレビは、
もうとっくに時代の真ん中にも最先端にもいない。
チャンネルは増えているくせに、クオリティは下がっている。
継承は、どこにおいても途絶え始めている。
面白いものを書けば、金が集まってヒットして先端を走れる。
無邪気にそう言えない時代になりました。
売れないものは作れない。
かつ、売れると判断されるのは事前に売れると保証のあるもの。
何でもいいから面白いことやったろうぜ、
が正義の時代ではなくなりつつあり、
映像業界は疲弊を続けています。
右を見ても左を見ても、
この金とこのスケジュールでやるしかねえのかよ、という嘆きと、
これだけ頑張ってもこの企画じゃあね、
という諦めが支配しかかっています。
それでも僕は、
面白い、オリジナルだけが、世の中を変えていくと思います。
何故なら、僕はそういうものを、
映画やドラマからたっぷり貰って育ったからです。
それが現在の既成集団から生まれないのだとしたら、
はみ出しものとして闘うしかないんだよね。
新年なので明るい話を。
去年から、自主映画を作る準備を始めています。
共鳴する仲間が、少しはいてくれたので。
自己資金なので凄いことは出来ません。
「ふつうに面白いもの」をやろうと企んでいます。
勿論、ガワは癖だらけですけど。
誰かが買ってくれれば万歳、
ダメならネットで無料公開かな。
昔からの僕のファンが喜ぶニュースも含まれてますよ。
お楽しみに。遅くとも2018年にはどこかで公開か。
平熱でいることは、こういう時代に大切なことだと思います。
冷えきることなく、無理に熱いふりをすることなく、
心の中に炎を、静かに燃やし続けます。
あと抱負。
・新作長編小説を一本書きたい。取材旅行に北に行きたい。
・例の短編小説をあと51話書いて、計108話にしたい。
年内には無理だろうけど。
紅白も、昭和は遠くになりにけりの感がありました。
僕の書いてる脚本論は、今にアップデートするべきか、
そろそろ決断しなきゃいけないかも知れないなあ、
と考えています。
そもそも、
過去の自分に向けて書く、と始めたものです。
今の俺が身につけたものを教えてやるぜと。
その頃から少し時代は変化しました。
オリジナル映画は、一体どれくらいの割合で作られているのでしょう。
それはハリウッドも同じことになりつつある。
僕が神棚より大事にしていたテレビは、
もうとっくに時代の真ん中にも最先端にもいない。
チャンネルは増えているくせに、クオリティは下がっている。
継承は、どこにおいても途絶え始めている。
面白いものを書けば、金が集まってヒットして先端を走れる。
無邪気にそう言えない時代になりました。
売れないものは作れない。
かつ、売れると判断されるのは事前に売れると保証のあるもの。
何でもいいから面白いことやったろうぜ、
が正義の時代ではなくなりつつあり、
映像業界は疲弊を続けています。
右を見ても左を見ても、
この金とこのスケジュールでやるしかねえのかよ、という嘆きと、
これだけ頑張ってもこの企画じゃあね、
という諦めが支配しかかっています。
それでも僕は、
面白い、オリジナルだけが、世の中を変えていくと思います。
何故なら、僕はそういうものを、
映画やドラマからたっぷり貰って育ったからです。
それが現在の既成集団から生まれないのだとしたら、
はみ出しものとして闘うしかないんだよね。
新年なので明るい話を。
去年から、自主映画を作る準備を始めています。
共鳴する仲間が、少しはいてくれたので。
自己資金なので凄いことは出来ません。
「ふつうに面白いもの」をやろうと企んでいます。
勿論、ガワは癖だらけですけど。
誰かが買ってくれれば万歳、
ダメならネットで無料公開かな。
昔からの僕のファンが喜ぶニュースも含まれてますよ。
お楽しみに。遅くとも2018年にはどこかで公開か。
平熱でいることは、こういう時代に大切なことだと思います。
冷えきることなく、無理に熱いふりをすることなく、
心の中に炎を、静かに燃やし続けます。
あと抱負。
・新作長編小説を一本書きたい。取材旅行に北に行きたい。
・例の短編小説をあと51話書いて、計108話にしたい。
年内には無理だろうけど。