2017年01月25日

名選手、必ずしも名監督ならず

後輩と話していて、面白い事に気づく。

ダンサーだからと言って、必ずしも振付ができるわけじゃない。

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posted by おおおかとしひこ at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目的さえあればいいわけではない

詰まらない話の条件は、
目的のない主人公や登場人物である。
だから、ストーリーを教える人は、
「目的を持たせろ」と口酸っぱく言う。
(それがエセ評論家にも伝わるくらいポピュラーだ。
どんな話でも「この人物の目的が不明瞭」
なんて言えば、評論家の振りをすることも出来る)

しかし、ただ目的を持てばいいかというと、
そうでもない。
その目的に、観客の関心がなければならない。

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posted by おおおかとしひこ at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アイデア出しとは、与条件を疑うこと

若手にちょっとアイデアを出してよ、
なんてプロデューサーがあとを立たない。
苦しい制約条件の中で藁をもすがるのだろう。

そういう人に限って、
条件を細かく指定してくる。
○○で△△で、□□を満たすアイデアをよろしく、と。
そういう人は、アイデアが何かを知らない素人だ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【メンテ】最近スマホで見ると広告がうざい

みたいですね、このブログ。

ampprojectというのがGoogleで提唱されてて、
ノー広告の速いコンテンツページを作ろうとしてるみたい。
アフィリエイトサイトを駆逐しようとしてると。
(Googleのやり口からすると、
広告のない素晴らしいネット世界になって良かったなあ、
ってなったあとに、全てのampprojectページに広告が一斉に入るんじゃないかねえ)

リンク元も、ampproject経由が増えてきた。
どこでどうやって見るのかやり方までは分からんが、
スマートな見方を皆さんしてください。


僕はノーアフィリエイト宣言でボランティアやってます。
広告を入れてるのはSeesaa、と明言しておく。
広告のお陰で無料が保障されてるのは分かるけど、
広告も愛されてなんぼだと思うんだよな。
その広告キターと沸かない広告なんて、
80年代に育った僕は、意味がないと思っちゃう。
posted by おおおかとしひこ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故漫画原作ばかりなのか、最終

字しか書いていない脚本120ページよりも、
「○○主演で、○○万部売れてる原作の実写化」の一言で、
製作資金が集まるから。

つまり、資金提供者は、原作も映画も愛していない人だから。
資金提供者は、脚本から最終上がりを想像して、
どうやれば興行を成功させるか、方法論を持っていないから。

僕は、その資金提供者(たち)が、
脚本家や監督と会ってビジネスの話をしないなんて、
あり得ないと思う。
日本にその習慣はない。

映画を分かり、愛する資金提供者は、いないのか。
「分からないものに投資するより、分かるものに投資する」
ことが、現在の惨状を生んだのだ。
posted by おおおかとしひこ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

紙媒体と映画興行

原作の映画化をめぐるネットの議論のどこかで見たのだが、
「大体漫画の発売初週なんて本を手に取るだけで買わないし、
一方映画は初週興行で成績が決まるなんて変」
みたいな意見があって膝を打った。

紙媒体は、存在が永遠だ。
(僕らが生きている間ぐらいは持つ)
一方映画は、消えてなくなってしまうもの。
興行だって四週で終わるのがデフォルトである。

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posted by おおおかとしひこ at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする