2017年03月31日

二次元探索問題

リライトをするときに、
参考になる考え方がある。

大学理系の数学的授業(特に工学の実用設計)では
よく例題にあがるやつだが、世間ではあまり議論されていない。
この考え方を紹介しながら、
リライトがなぜうまくいかないのか、
ということを考えてみよう。

結論でいえば、
部分に目をとられて大きな部分を見失っているから、
ということなのだが。


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posted by おおおかとしひこ at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】引き切りと腱鞘炎と上中下段

腱鞘炎考、つづき。

上中下段と押し切り、引き切りの関係。

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posted by おおおかとしひこ at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

【カタナ式】QWERTYのほうが腱鞘炎にキツイ

腱が痛いうちに、どういうのが負担がデカイのか、
ちょっと人体実験。
(癖になるらしいので、上腕が重くなる前にやめてますが)

QWERTYをブラインドタッチの標準運指で打つほうが、
腱鞘炎にはきついぞ。

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【日記・雑談】バイバインのその後

僕は子供の頃リアルタイムでバイバインを見たので、
その恐怖がいまだ忘れられない。
今でも宇宙のどこかで、栗饅頭は10分に一回、2倍に増えている。

子供心に、乗数爆発の恐怖を叩き込まれた瞬間だった。
ハウリング(ポジティブフィードバック)や、
複利や金貸しが乗数爆発であることも、
大人になってから理解した。
つまり借金はバイバインである。
2が1.04とかなだけだ。

ところで、理系的な妄想をする。
バイバインは今どうしているか?
恒星になっている、と考える。

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盛り上がりのリズム

音の話、さらに続き。

つまりストーリーは、平面ではなく、
音楽に似ている。
だから、盛り上がったり盛り下がったり、
というリズムが存在する。

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2017年03月29日

音で言うメリット

前の続き。

音で言うことで、
リライトのおかしな箇所を、炙り出すことがある。

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口で言ってみる

大体脚「本」なんていうから、
七面倒くさくなるのだ。

映画は口で発声されるもので、
具体的な身体動作で表される、
一種の演劇である。

どこにも、文字は出ていないのである。

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【日記】風魔が斜め上に実写化したんだから、プラモ狂四郎もいけるんじゃね?

というツィートを見かけた。

や ら せ ろ

斜め上にする天才がここにいるぞ?


あ、あと、「特撮ガガガ」もやりたいです。
あと色々あるけど、
オリジナルが一番やりたい。
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2017年03月28日

なぜ「ところが」が必要なのか

そう思って、そう結論するだけでは、
なぜダメなのか。

それは、極論すれば人間の性質ではないだろうか?

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posted by おおおかとしひこ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

音楽を乗せてみる実験

こないだ短い映像を繋いだ時にやってみた、
面白い実験があるので紹介してみよう。

音楽のない、最初から最後まである素材
(たとえば短編シナリオでよい。
なければここの作品置き場にある)を用意したまえ。

で、その尺に近い音楽を複数用意したまえ。
それらの音楽を、そのBGMとしてかけるのだ。



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「そう思ったでしょ。ところが」の、最初の「そう」

タイの逆ナンを例に、
まだこの話は続きます。

ストーリーとは、
「そう思ったでしょ。ところが」の連鎖であった。
その最初の「そう」の話。

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posted by おおおかとしひこ at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

【カタナ式】hhkbは、田んぼに素足を入れるよう

キーボード単体の話なので、
カタナ式カテゴリにて。

hhkb(ハッピーハッキングキーボード)の、
柔らかな打鍵感覚は、
腱鞘炎を防ぐ、押し切りの打ち込み方に、
とても相性がいいことが分かった。

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posted by おおおかとしひこ at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入力のTIPS:変換キー(ウィンドウズ)の役目

知らなかったよ変換キー。
使ったこともなかったよ変換キー。

入力して変換するとき、スペースキーでやってたから、
その代わりに変換キーを押すものとばかりと思ってたさ。

なんと、カーソルを任意のところに持っていって変換キーを押すと、
「そのカーソルを含む文節を再変換」してくれるのさ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

【千ドルさんへの回答箱】展開とは何か

>> 「話が展開する」というのは、どういうことをさすのでしょう?何をすれば話が展開したことになるのでしょう?

簡単なようでいて、いざ考え始めると、わけがわからなくなる質問です。

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ストーリーとは、始めたことを終わらせる芸術である

若手のバカなクリエーターと話していると、
時々「落ちなんて要らないんです」というやつがいる。
「ライブ感みたいなことが大事で、
落ちを求めていない」なんてことも平気で言う。

それは、「自分は落ちのあることが出来ない」
という弱者の告白なのだ、と思うことにしている。
何故なら、落ちをつけるのも、才能だと思うからだ。
(生まれつきのものか、後天的に学べるのかは分からない)

そして多分ストーリーとは、
始めたことを終わらせる芸術である、と言えるのだ。

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原作と映画版の天地の差(セトウツミ批評2)

あんな映画の原作ってどういうことやねん、
と知りたくて、漫喫いってきた。
3時間パック980円。

原作はきちんと漫才になっていた。
映画はその劣化コピーだった。

この天地の差について議論したい。

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【すーざんさんへの回答箱】スピードには何が足りないのか?

> キアヌ・リーブス主演の「スピード」が地上派で放送されていました。主人公が次々と起こる問題をテンポ良く切り抜けるところは面白いのですが、なにかが足りないと感じました。恐らく、葛藤、成長、という点ではないかと思います。

葛藤や成長があったとしても、物足りないかも知れないですね。
アクション映画に求めるのは酷かも知れませんが、
僕はテーマ不在だからだと考えます。

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posted by おおおかとしひこ at 01:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

落ちのない話は、テーマのない話(「セトウツミ」評)

テーマと落ちの記事を書いた直後に、
偶然「セトウツミ」を見て、
あまりのタイムリーさに吹き出した。

この映画には落ちがない。
それは、前記事までの議論によれば、
形として存在する意味のないものである。
流れて消えてしまうものであれば、
(たとえば演劇や深夜番組ならば)
なかなか面白い試みではないか、なんて言ったかも知れない。
しかし、形として残る映画としては、
このストーリーは、映画的ストーリーの体をなしていない。


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posted by おおおかとしひこ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーの本質は、テーマである

先日から、「タイの逆ナン」を例に、
ストーリーの本質にせまろうと試みている。

「そう思うでしょ、ところが」と
インパクトと転換で進めていく方法論。
それぞれは絵として記憶されるような、
イコンであるべきだということ。

ただ、それでストーリーは終わりではない。
「タイの逆ナン」は、
単なる笑い話に終わらない力の強さを持っている。
それは何だろう。


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posted by おおおかとしひこ at 19:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

ストーリーの本質は、話をイコンにすること

「そう思ったでしょ。ところが」の続き。
これの大事なことは二つだ。
以前も以後もインパクトを持つこと、
そしてその「転換」にもインパクトがあることである。

このインパクトの話を考えよう。
これは、イコンになるのがベストだ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【「シナリオ初心者」さんへの回答箱】連載物の方法論

>> ハリウッドの創作技術を少年バトル系漫画に応用する場合、120ページで流れを作りそれを20ページなり40ページなり分割して連載していくという手法があると思いますがこれは自由度が少ない気がします。 現実的なフォーマットに合わせることを考えた場合、主要なポイントだけを取り入れて20〜40ページくらいでまとまった話を作る手法が妥当だと思うのですが、この場合に少年バトル漫画用に特化したマニュアルのようなものは考えられるでしょうか? ブレイクシュナイダーのテンプレートを少年漫画用にカスタマイズできないかという発想です。
>> 例えば少年漫画の場合、必殺技を繰り出すことが必要です。これは戦隊シリーズ的な展開でもありますが、こうしたものを作る際に助けとなるものがあったらと思い質問させていただきました。


なかなか興味深い質問です。
結論から言うと、
「連載物と映画シナリオは構造が違うので、方法論が異なる」と考えます。

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posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

「そう思ったでしょ。ところが」とネタバレ

ストーリーの本質は、
「そう思ったでしょ。ところが」に凝縮できる。
前記事でそう議論した。

これとネタバレとの関係を考えてみる。
僕は、「ところが」の回数で、ネタバレ度合いを決めればいいと考えている。

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posted by おおおかとしひこ at 13:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:LEDは照明たりうるか?

昨日行った激安居酒屋が、
白熱球や提灯を模した、フルLED照明の店だった。
この落ちつかなさはなんだ、
と違和感を感じていたのだが、
外人しか店員がいない人件費節約のせいでもなく、
内装の建材の安さでもなく、
そうか、照明のせいだと後半に気づいた。

デジタルの照明は、人を幸せにするのか?
僕はしないという立場である。

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posted by おおおかとしひこ at 11:50| Comment(6) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーの本質は、「と思ったでしょ。ところが」である

と思ったでしょ。ところが。

これがストーリーの本質である、
なんて話をしてみよう。

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2017年03月22日

初めて書いて、それっきりでやめちゃう人

僕はそうじゃなかった側の人なんだけど、
多くの人は、
ひいひい言いながら一本書いて、
あまり面白くないと言われて、
大変傷ついて、二度と書かない。

そういう人に僕は言いたい。
「初めて炊いたご飯が失敗しただけじゃないか。
料理は何回も作りながらうまくなるのだよ」と。

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posted by おおおかとしひこ at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

【告知】毎年恒例、脚本添削スペシャル開催!!!

春の恒例、脚本添削スペシャル2017をやります。
昨年はたくさんのご応募がありました。

今年も出そうとする人は、そろそろ準備を。
締め切りはまだ決めてませんが、3月は仕事が忙しいので、
4月中旬の予定かな。

15分のオリジナルに限る。

応募要項はまた告知しますが、
「脚本添削スペシャル」で検索するか、
まとめから過去記事などをたどれば、
知らない人は雰囲気をつかめるかと。
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【カタナ式】押すようにキーボードを打つだって?

キーボード腱鞘炎の予防策を色々調べていて、
とある鍼灸医の見解が、知らなかったことなので書いておく。

日本人は引き切りの文化だから、引く力でキーを押すらしい。
引っ掻く、ほうが実感に近いかも。
人差し指や中指は、絶対そうやってるよね。

対して外人は押し切りの文化なので、
押す力でキーを押すらしいのだ。

で、引き切りの力じゃなくて、押し切りの力で押した方が、
腱鞘炎になりにくいのだという。

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2017年03月20日

再び、構成

構成については、
どれだけ考えても考えすぎるということはない。

構成とは、順番のことではない。
順番と、分量の比率、両方のことである。

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【カタナ式】僕の腱鞘炎の原因は薬指だった

それは、僕のブラインドタッチが出来るようになった
代償だった。

実のところ、僕はこの二十年以上、
左手薬指と右手薬指は、
一度も使ったことがなかったのだと気づいた。

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【カタナ式】v5への方針

今のところこういう配列で打っている。

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一本書くのに、全部を知らなければならない

ストーリーを書くことが困難なのは、
見る側に立てば無意識で簡単そうなことに見えるからである。

たとえばこれは、料理に似ている。
自分で料理しない子供は、
普段無意識で食べているだけだ。
いざ自分が作る側に立つと、途方に暮れることに似ている。


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2017年03月19日

実在性、リアリティー、フィクション

たとえば、
そのストーリーに出てくる「財閥」の名前を、
考えてみたまえ。
勿論架空の財閥名でだ。

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頓降法は、落ちではない

頓降法という修辞法がある。
これは落ちと説明されやすいが、
厳密にはストーリーで使うところの落ちではない。

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2017年03月18日

沢山失敗しよう

転んだ回数が大事だ。
してない失敗は、ないくらいになれ。

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裏切る2

裏切る、といっても、
ようし今日は観客を三回裏切ってやるぞ、
なんて思ってやるものではない。

自然に発生するものだ。

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2017年03月17日

【カタナ式】カタナ式v5への改訂予告

やれやれ。また改訂かい。一体どれがほんとのカタナ式なんだい?
まあしょうがないじゃないか。
今度のカタナ式は、左手腱鞘炎軽減版だ。

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裏切る

裏切るのは基本だ。

誰かを裏切るとかそういうことではない。
流れを裏切る、のである。

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2017年03月16日

映画脚本とは、ストーリーを絵に象徴させること

これまでの一連の議論の、結論めいたこと。

結局、絵しか我々の記憶では操作できないのだから、
いかに面白いストーリーを作ったとしても、
それが絵にならないなら、
記憶には残せないのである。

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話と話を区別するのは、絵

逆説的に考える。

線と点について、ずっと考えてきている。
物語は線であるべきだ。
しかし短絡な思考は点でしかない。

だが、
線と線を比較して考えるのは、脳が追い付かない。
だから、線と線を区別するのに、
絵(点)を用いるとよい。

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2017年03月15日

滑らかな思考と散発的な思考

点と線の話、つづき。
つまりは、点と線は、思考が、
散発的か連続的かの違いである。

実はこれは、書き手の思考のことだ。
散発的な思考で書かれたストーリーは、点的で、
連続した滑らかな思考で書かれたストーリーは、線的だと考える。

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【カタナ式】ローマ字入力は頭の中で発音しながら?

僕は手で字を書くときは、
頭の中で声を出すことはない。
思考を直接手から出してる感覚だ。

でも、フリック入力と、ローマ字入力をしてるときは、
頭の中で声を出しながら入力している、
と発見した。
早口言葉を打つとき、
苦手なやつの入力が凄く遅いとわかった。

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2017年03月14日

点という意識と、線という意識

最近の若いやつは、点の意識しかなくて、
線の意識がないんじゃないか。
なんとなくそう思っているのだが、
どうやらそのようかもしれない。

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【カタナ式】劇的キーボード革命hhkb

キーボードをいいものに変えるのは、
万年筆を変えるようなもので、
劇的に感覚が変わる。
いますぐベストのキーボードを探しに、
量販店に触りに行け!

以下、本日家に来た、hhkb-btのレビュー。
三万円也。

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入力のショートカットTIPS(ウィンドウズ)

編集に便利なコマンドをカタナ式に組み込めないか、
と考えていて、
そもそも便利なテキスト編集用ショートカットが既にあることに、
気づいた。
もし皆さん知らなければ、入力に活用してください。

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2017年03月13日

【風魔】最終回1992年12月21日ってなんだ

グーグルで「風魔の小次郎」を検索したとき、
サマリー的に出る表示の「最終回」は、なにの?
原作は83年だし、ドラマは2007年だし、
アニメはOVAだから最終回もくそもねえ。
一瞬ボケたのかと思ったぜ。

アニメの発表日が最終回日っぽいね、wikiを見る限り。
せめて原作の最終回に、誰か直しといてくだされ。
posted by おおおかとしひこ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーとは、次々に設定を更新すること

設定の話、さらに続き。
(この記事、先週末にアップしてたと思ったら、
アップできてなかったので今アップします)

これまでの「設定」という言葉を使うのなら、
ストーリーとは、設定が次々と変化していくこと。
それを更新することがストーリーである。

その変化ポイントをターニングポイントといい、
ターニングポイントで、ストーリーは章わけされる。
数章の話か、何十章の話かは、
作者が設定した章立てではなく、
ターニングポイントの数で把握するとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】あめんぼ赤いなあいうえお

劇団の練習や、アナウンサーの練習で、
聞いたことがあるかもしれない。

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この監督は、音楽というものを分ってないんじゃないだろうか(「ラ・ラ・ランド」評)

作品賞を逃すのは当然だ。
全体としてはたいした作品じゃなかった。
ワンカットの撮影技法はすぐれていたけど、
ただそれだけである。

そもそもミュージカルの癖に、
楽曲が良くないのはどういうことだ。
で、「セッション」のときにも思ったことなんだけど、
この監督、音楽のことを、分ってないんじゃね?
(以下ネタバレ批評)

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「ふつう」の部分をスプレッドで面白くする

普段僕はスプレッドの否定論者だけど、
どうしようもなくふつうの部分を、
スプレッドで跳ねさせる、
という裏の手もある。

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2017年03月12日

編集やリライトは、ツボ治療のようなもの

リライトが何故難しいかというと、
西洋の手術のように、
見えてるものを切り貼って直しても、
そのような意図にならないからである。

ストーリーのリライトや編集は、
東洋医学のようなものだと、僕は考えている。
何故なら、場面というものは機能として存在していて、
機能の切り貼りは、物理的切り貼りとは異なるものだからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする