2017年03月20日

一本書くのに、全部を知らなければならない

ストーリーを書くことが困難なのは、
見る側に立てば無意識で簡単そうなことに見えるからである。

たとえばこれは、料理に似ている。
自分で料理しない子供は、
普段無意識で食べているだけだ。
いざ自分が作る側に立つと、途方に暮れることに似ている。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

実在性、リアリティー、フィクション

たとえば、
そのストーリーに出てくる「財閥」の名前を、
考えてみたまえ。
勿論架空の財閥名でだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

頓降法は、落ちではない

頓降法という修辞法がある。
これは落ちと説明されやすいが、
厳密にはストーリーで使うところの落ちではない。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

沢山失敗しよう

転んだ回数が大事だ。
してない失敗は、ないくらいになれ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裏切る2

裏切る、といっても、
ようし今日は観客を三回裏切ってやるぞ、
なんて思ってやるものではない。

自然に発生するものだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

【カタナ式】カタナ式v5への改訂予告

やれやれ。また改訂かい。一体どれがほんとのカタナ式なんだい?
まあしょうがないじゃないか。
今度のカタナ式は、左手腱鞘炎軽減版だ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裏切る

裏切るのは基本だ。

誰かを裏切るとかそういうことではない。
流れを裏切る、のである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

映画脚本とは、ストーリーを絵に象徴させること

これまでの一連の議論の、結論めいたこと。

結局、絵しか我々の記憶では操作できないのだから、
いかに面白いストーリーを作ったとしても、
それが絵にならないなら、
記憶には残せないのである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話と話を区別するのは、絵

逆説的に考える。

線と点について、ずっと考えてきている。
物語は線であるべきだ。
しかし短絡な思考は点でしかない。

だが、
線と線を比較して考えるのは、脳が追い付かない。
だから、線と線を区別するのに、
絵(点)を用いるとよい。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

滑らかな思考と散発的な思考

点と線の話、つづき。
つまりは、点と線は、思考が、
散発的か連続的かの違いである。

実はこれは、書き手の思考のことだ。
散発的な思考で書かれたストーリーは、点的で、
連続した滑らかな思考で書かれたストーリーは、線的だと考える。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】ローマ字入力は頭の中で発音しながら?

僕は手で字を書くときは、
頭の中で声を出すことはない。
思考を直接手から出してる感覚だ。

でも、フリック入力と、ローマ字入力をしてるときは、
頭の中で声を出しながら入力している、
と発見した。
早口言葉を打つとき、
苦手なやつの入力が凄く遅いとわかった。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

点という意識と、線という意識

最近の若いやつは、点の意識しかなくて、
線の意識がないんじゃないか。
なんとなくそう思っているのだが、
どうやらそのようかもしれない。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】劇的キーボード革命hhkb

キーボードをいいものに変えるのは、
万年筆を変えるようなもので、
劇的に感覚が変わる。
いますぐベストのキーボードを探しに、
量販店に触りに行け!

以下、本日家に来た、hhkb-btのレビュー。
三万円也。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入力のショートカットTIPS(ウィンドウズ)

編集に便利なコマンドをカタナ式に組み込めないか、
と考えていて、
そもそも便利なテキスト編集用ショートカットが既にあることに、
気づいた。
もし皆さん知らなければ、入力に活用してください。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

【風魔】最終回1992年12月21日ってなんだ

グーグルで「風魔の小次郎」を検索したとき、
サマリー的に出る表示の「最終回」は、なにの?
原作は83年だし、ドラマは2007年だし、
アニメはOVAだから最終回もくそもねえ。
一瞬ボケたのかと思ったぜ。

アニメの発表日が最終回日っぽいね、wikiを見る限り。
せめて原作の最終回に、誰か直しといてくだされ。
posted by おおおかとしひこ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーとは、次々に設定を更新すること

設定の話、さらに続き。
(この記事、先週末にアップしてたと思ったら、
アップできてなかったので今アップします)

これまでの「設定」という言葉を使うのなら、
ストーリーとは、設定が次々と変化していくこと。
それを更新することがストーリーである。

その変化ポイントをターニングポイントといい、
ターニングポイントで、ストーリーは章わけされる。
数章の話か、何十章の話かは、
作者が設定した章立てではなく、
ターニングポイントの数で把握するとよい。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】あめんぼ赤いなあいうえお

劇団の練習や、アナウンサーの練習で、
聞いたことがあるかもしれない。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この監督は、音楽というものを分ってないんじゃないだろうか(「ラ・ラ・ランド」評)

作品賞を逃すのは当然だ。
全体としてはたいした作品じゃなかった。
ワンカットの撮影技法はすぐれていたけど、
ただそれだけである。

そもそもミュージカルの癖に、
楽曲が良くないのはどういうことだ。
で、「セッション」のときにも思ったことなんだけど、
この監督、音楽のことを、分ってないんじゃね?
(以下ネタバレ批評)

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ふつう」の部分をスプレッドで面白くする

普段僕はスプレッドの否定論者だけど、
どうしようもなくふつうの部分を、
スプレッドで跳ねさせる、
という裏の手もある。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

編集やリライトは、ツボ治療のようなもの

リライトが何故難しいかというと、
西洋の手術のように、
見えてるものを切り貼って直しても、
そのような意図にならないからである。

ストーリーのリライトや編集は、
東洋医学のようなものだと、僕は考えている。
何故なら、場面というものは機能として存在していて、
機能の切り貼りは、物理的切り貼りとは異なるものだからだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思考の速度

「書く」ということについてのこと。

思考というのは、
川の流れのように滔々とあり、
それをタイピングなりペンなりで、
遅れないように書き付けていくものだろうか。

僕は違うと思う。
思考というのは、断続的な、塊として存在する気がしている。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

【カタナ式】わし、タイプウェルにぶちきれる

常用語以外のジャンルもあるのか。
「漢字」ジャンル。やってみよう。
カタナ式は熟語に強いはず。
森田さんの論文も参考にしたしな。

…ん?なんでちょいちょい地名が混じってんの?
知らない地名は打てねえだろ。ローマ字表記が駅名式じゃねえ。

で、「大田」に「oota」と入力して、全然進まない。
…どこをうち間違えた?
記録はおいといて、タイプミスの原因をさぐろうと…
正解は「ooda」。
知るか!わしは東京都大田区住民じゃ!

漢字の熟語は、もともとは中国発音が日本語なまりとして出来たものです。
そのへんはM式論文に詳しいので、興味があったらどうぞ。
それと和語かつ地方ローカルルールの地名をまぜるこのセンス、
どうよ。

大田は太田もあるし多田もある。ぜんぶ同じ意味で、
おおたともおおだともただとも発音するだけだ。
日本語は、こういう緩さを許す言語で、
一対一で正解不正解が発生する言語ではない。

もうタイプウェル信用しねえ。
こんなものやってても、文章はうまくならねえや。

「漢語地名混じりジャンル」なら許した。
常用語もなんか偏りあるし、
(「ぽつぽつ」と「ぼつぼつ」が交互に出たときもキレた。
見えねえよ! この二語は前後の文脈で判断だろふつう。
単語だけで判定させるのには無理がありすぎる
おれそこまで畳語使わないのに、やたら畳語が多いのも気になる)
タイプウェルを上達する意味が見えない。
お前みたいなやつに、ことばを判定させるのは嫌だ。

自分で文章書きますわ。
posted by おおおかとしひこ at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

言葉を切って行く

編集の方法論だけれど、
脚本を分かってないと出来ない方法。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】タイプウェル、やってみた。

タイピングソフトというのはやったことないのだが、
初めてやってみた。
みんなやってるという、タイプウェル国語R。
(フリーソフトなのが素敵)

今ブラインドタッチで、ランクGとHあたりをうろうろしております。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【メンテ】Seesaaブログの仕様変更が地味にきつい

検索エンジンからの検索ワードが、表示できなくなったんですよ。
(検索エンジンの仕様変更らしく、
Seesaaブログの問題ではないらしいが)
微妙にこのブログにたどり着いた人の動機が知れて、
それ用に記事内容の参考にしてたんだけど、
どの検索エンジンから来たかしか分からないんじゃ、
あんま意味ないよなあ。

ということで、
需要とずれた内容になっていったらすいません。
質問箱はいつでも受け付けております。
posted by おおおかとしひこ at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

筋とは何か

矢の話、まだ続き。

筋、大筋とは、結局は、
この矢の動きを、大局的に見たもののことである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目的という矢2

物語とは目的の矢のことである。

こう考えると、
そうなっていないものを、
そうするように修正できる。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目的という矢

矢は時間軸の象徴。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

各人の言い分を整理しよう

あなたは裁判官である。
各キャラクターの言い分を、公平に聞かなくてはならない。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】子音の連携データ

同じブログの他のデータを参考に、子音の連携のデータを作ってみた。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする