テーマと落ちの記事を書いた直後に、
偶然「セトウツミ」を見て、
あまりのタイムリーさに吹き出した。
この映画には落ちがない。
それは、前記事までの議論によれば、
形として存在する意味のないものである。
流れて消えてしまうものであれば、
(たとえば演劇や深夜番組ならば)
なかなか面白い試みではないか、なんて言ったかも知れない。
しかし、形として残る映画としては、
このストーリーは、映画的ストーリーの体をなしていない。
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2017年03月25日
ストーリーの本質は、テーマである
先日から、「タイの逆ナン」を例に、
ストーリーの本質にせまろうと試みている。
「そう思うでしょ、ところが」と
インパクトと転換で進めていく方法論。
それぞれは絵として記憶されるような、
イコンであるべきだということ。
ただ、それでストーリーは終わりではない。
「タイの逆ナン」は、
単なる笑い話に終わらない力の強さを持っている。
それは何だろう。
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ストーリーの本質にせまろうと試みている。
「そう思うでしょ、ところが」と
インパクトと転換で進めていく方法論。
それぞれは絵として記憶されるような、
イコンであるべきだということ。
ただ、それでストーリーは終わりではない。
「タイの逆ナン」は、
単なる笑い話に終わらない力の強さを持っている。
それは何だろう。
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