2017年06月30日

オリジナリティーと発明

オリジナリティーを考えれば考えるほど、
わからなくなっていく。
自分のオリジナリティーはなんだろうか。
この作品のオリジナリティーは。
何をすればオリジナリティーになるのか。

こういうときは、何を一個発明しましたか?
と質問されたと思うといい。

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posted by おおおかとしひこ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

展開とはなにか

このことについては、何度も書いている。
しかしまだ展開とはなにか、とらえられた気がしない。
面白そうなことが起こりそう、という前ふりは誰でも出来る。
それが落ちにうまくすとんと来るのは、そのうち半分以下が出来る。
間の展開もちゃんと練られているのは、さらに半分以下だろう。

それほど展開というのは難しい。

今回は、「要素を増やすのは展開ではない」
という視点から考えてみる。

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posted by おおおかとしひこ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

【カタナ式】652文字/10分

二時間のコピー打鍵において、この記録をだしました。

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posted by おおおかとしひこ at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない: 使い回せないの?

これ最近よく聞く。

デジタルなんだから素材ばらして使い回せないの?って。
音楽、ナレーション、カット。

昔なら、もう一回作るしかないですね、
と更新していた。
だからお金が回り、仕事が発生し、スタッフはごはんを食べられ、
視聴者は新しいものに触れられ、新しいスタッフやキャストが出てきて、
つまりは新陳代謝のスピードが保たれていた。

使い回せないことはない。
新しく作るより安い。
しかし新陳代謝はなく、停止する。
日本は停止している。
使い回せないの?と聞くことで。
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2017年06月28日

TATEditorがさらに軽くなる方法

TATEditorがたまに重くて困っていた。
とくに文字がたくさんあるとき、ウィンドウの後半部分にいるとき、
結構重くなって、スクロールして表示文字を少なくして対処していた。
で、ネットをさまよっていたら、作者さんのコメント発見。

> 表示メニュー>「シンタックスハイライトの設定」で一番上の「Applying editing to the entry」を「Remove this entry」に変更してApplyをクリックを何回か繰り返して再起動すると軽くなると思います。

これやったら、劇的に軽くなった。最高。

エディタの軽重は、思考の伝達に致命的な問題をもたらす。
衛星中継の、0.5秒遅れるだけで会話がイライラするあの感じ。
あんなになっては意味がない。
逆に、私たちはミリ秒単位で、思考して表現しているのだなあ。

今のところワードを首にし、メイン原稿用紙として重宝している。
posted by おおおかとしひこ at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

考え慣れすると、出来るようになること2

それが平凡なアイデアか、レアなアイデアかを、
分かるようになる。

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考え慣れすると、出来るようになること

別解を出せるようになる。

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段ボール二杯ぶん書け

僕はスパルタ主義である。
そもそもアイデアが湧いて出てこないような人は、
プロとして使い物にならない。
コンスタントにそこそこ面白くて、
時々ホームランをかっ飛ばさなきゃならない。

それよりも何よりも、沢山の失敗を経験してるかどうかが、
この記事の趣旨だ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】机の上の前滑り試案2

さらに工夫して、さらに良くなったシステム。

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2017年06月27日

ダラダラの反対は、白熱

話がダラダラしたり、トーンダウンすることがある。
多少は緩急つけるためだから良いとして、
トーンダウンのままずるずる行ってしまい、
どうやればいいか分からなくなるときがある。

白熱を、どうやって取り戻すのか。

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posted by おおおかとしひこ at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

共感の敵

共感の敵は、共感しないことだ。
だから問題だ。
共感する人としない人を二つに一瞬で分ける。
これが争いの原因だ。



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2017年06月26日

主観と客観と、ことば5

逆に、究極的に一人にしか向けていない表現を考えよう。
手紙である。

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posted by おおおかとしひこ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】前滑りを机の上でやるための試案

高速カタナ式独特の「前滑り」(マニュアル参照)を実現するには、
膝上にキーボードを置くのがいい。
でもそれだけだとそのうち疲れてくる。
たとえば二時間はしんどい。
机の上でこれを実現する方法はないのか。

今のところの暫定案は、
左右の手を非対称の高さにする置き方だ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その思いつきは、話を面白くするか?

閃いた!これでピリッとしなかったのが面白くなるぞ!
神が来たと思い、ストーリーを途中で改造するのは、
よくあることである。

しかしこれが改良になることもあれば、
改悪になることもある。
どっちも経験したことがあるだろう。
あれは改良だったのか改悪だったのか、
いまだに分からないこともあるだろう。
その基準はどこにあるのか?
どこで改良改悪を判断すべきだろう?

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posted by おおおかとしひこ at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

奇抜なことをすれば勝ちか

奇抜なことは目立つ。
目立てば勝ちか。
そうではない。

奇抜なことで目立っておいて、
実はそこに王道が隠されていた、
というのが本物である。

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2017年06月24日

オリジナリティは自己模倣の積み重ねの結果

という仮説を立ててみる。

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【風魔】麗羅激突事件の真相

なんか鈴木記事が跳ねてるので燃料投下。
もう時効だから言います。

麗羅の柱激突、わたくしもスタッフも気づいておりませんでした。
撮影時、編集時、仕上げ時、オンエア時のときどれも。
竜魔の目線とボールのタイミングだけ見てました。

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posted by おおおかとしひこ at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】最近のhhkbチューニング

hhkbのセッティングをちょっと変えてみたのでメモ。

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2017年06月23日

主観と客観と、ことば4

誤解の話。

主観という大阪弁を、
客観という標準語で表現する。
(この一連では、大阪弁はたとえである)
記号や約束事としての標準語を受け取った、
東北弁や沖縄弁や名古屋弁や、英語話者が、
それぞれの主観世界で再構築する。
それが表現である、というのがあらすじ。

このとき、どうしても起こることがある。
誤解が起こることである。


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1秒1文字書ければ、脚本は4日で書ける

カタナ式の最新結果、1秒1文字のペース
(普通に考えながら書いていく)で、
とても単純に作業を見積もってみよう。

このペースだと、4日で映画脚本が書けちゃうよ。
そんなバカな。

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2017年06月22日

【カタナ式】678字/10分

前記事のオーディションの話は創作打鍵である。
思ったものを書いていく。
38分で2579字、678字/10分のレコードを出したので記録しておく。
(ワープロ検定的には、700字/10分の一級がみえてきた)

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オーディションと資料探しの共通点

普通の人は、あまりオーディションをしたことはないかも知れない。
受けた人は、ちょっと多いかも知れない。
僕らの日常は、オーディションが毎月あるような生活である。
受けるのではなく、キャスティングする側のだ。

ところで、オーディション慣れ(選ぶ側)してる人と、
してない人がいる。
それは、ライターとしての資料探し、
ネタ探しに似ていると思った。

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ライターズ・ストレッチまとめ

今日もバリバリ書いたぜ。
5000字かな。原稿用紙でいうと12枚以上。
10000字なら、25枚ぐらいか。

あなたの指は、そのままだと腱鞘炎に近づいている。
沢山キーボードで打つ人のストレッチ、
大岡式まとめ。

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【カタナ式】配列を変えたときに起こること

配列を変えたときに、
初期に(数日から二週間ぐらい)起こること
については、カタナ式v5やその前のマニュアルに詳しく書いたかと思う。

配列に慣れてきて、実用化できてきて、
そのあとに起こること。

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posted by おおおかとしひこ at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

主観と客観とことば3

さらにつづき。
で、そもそも、実は、
ことばというものが、そのような道具に過ぎないのだ。
私たちの本当の気持ちは気持ちでしかなく、
ことばではない。
ことばはあくまで方便である。

もしあなたが「自分の気持ちをうまく表現できない」
で悩んでるのだとしたら、
「方便のための道具を沢山知らない」か、
「全ての道具を知ったとしても、ことばは気持ちと距離がある」
の、どっちかしかでないということだ。

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主観と客観とことば2

つづき。
極論すれば、
大阪弁は主観(一人称)、
標準語は客観(三人称)。

で、標準語のような第二言語で、
大阪弁のようなことを表現したいとき。
もどかしい。表現したいことが、表現できない。


これは表現できるのだろうか。

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2017年06月20日

ギリギリでいること

常に危険と隣り合わせで、
果たしてどうなるか分からない。
それな物語である。
安全圏でいる奴は、魅力がない。
死か生か、ギリギリのところに魅力はある。
それは人間の生き方でもいいし、
シチュエーションでも設定でもいい。
とにかく危険ランプが回りっぱなし、
それが物語だ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そこに何人いて、それぞれ何を考えているのか

これは慣れないと難しい。
下手な人は、主人公以外を棒立ちにさせてしまう。
それは、一人(それは大抵自分)を書くので精一杯で、
誰かと誰かの絡みを書くことが話を書くことだ、
ということを忘れてしまうからである。

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2017年06月19日

表現の基本:主観と客観と、ことば

以前、大阪弁の人が共通語のセリフを書くことの困難さについて述べた。

自分のほんとうの言葉は大阪弁(東京出身者以外は、
以下大阪弁を自分の国の言葉で置き換えてください)
にであるにもかかわらず、
表現は「外国語」でしなければいかないことの困難さ。
いっそ、英語で書くなら割り切って別物として
割り切れるのかもしれないけれど。

さて、この割り切りが、
主観と客観の話では、ややこしくなってくる。
主観=大阪弁
客観=標準語
のような対応関係が、実は横たわっていたりする。

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2017年06月18日

カフェで見た強者シリーズ

果たして他人はどういう入力をしてるのか。
これだけ色々な工夫をしてきたので、
たまにカフェにいる、変態的工夫の人がとても気になる。
小一時間捕まえて入力談義をしたいのだが、
いまいち勇気もないので、盗み見をするくらいだ。

本日の変態さんは…
マックスタンド氏。

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どっちサイドからスタートさせるか

ストーリーとは、コンフリクトである。
誰かの都合や目的が、誰かの都合や目的と合わないことで、
ストーリーが巻き起こる。
つまり、誰かと誰かが出会うことで起こる。
およそ出会わないなら、ストーリーは生まれない。

で、どっち側から話をはじめたら、
面白いか?ということ。


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posted by おおおかとしひこ at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうしてこうなった

複数の人が関わると、
最初にあったものが、最終的な仕上がりと、
全然別のものが出来上がってしまうことがある。
ネット用語では、たいていこういうとき、
どうしてこうなったと突っ込む。

なんでそれが起こるのか僕もちゃんとは言えない。
だが、それが、複数の人間の権力闘争になるからである、
ということは言えそうだ。

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創作打鍵とn-gram2

じゃあ日本語の流れの頻度を意識しないのは合理的ではないのか?
それは、「創作文において、
どの程度平均的な言葉の流れが出現するか?」
という問いへの答えになるだろう。

それはたとえば、
「文章のなかに何割ぐらい漢字が混ざるのがいいのか?」
みたいなことと似ている。
(読みやすいのは3割前後と言われている)

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表現の基本:自分が一番贅沢な客になること

一番贅沢な客なら、こういうのだ。
「そんなつまんねえもの、俺の前に持ってくるんじゃねえよ。
俺は今までもっとすげえものいっぱい見てきたんだよ。
それに最低限匹敵して、できればそれ以上のものを見せてみろよ」
と。

素晴らしい料理人こそ、最もグルメであるべきなのと同じだ。
不味いものしか食ったことのない料理人が、
旨いものが作れるはずがない。
それは、舌で最後判断するからである。

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2017年06月17日

うまい落ちの例:今週の「団地ともお」(ビッグコミックスピリッツ)

落ちってのはこういう風に鋭く決まらなければならない。
今週号をやっと見れたので、
もう売り切れてるかも知れないが、一見の価値あり。
(マンガ喫茶には、一ヶ月ぶんぐらい置いてあるところもある)

ラジオネーム木下友夫の話。
以下ネタバレ。

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推進力を強く持て

話を前に進める力は、
どこから来るのだろう。
あなたが「この話を書きたい!」と強く思うことからだろうか。
それは違う。
それはあなたの執筆生活の話であり、
劇中の推進力とは関係がない。
(ここはたまに混同する。
あなたの思いと、ストーリーの強さは、
相関関係がない。多少はあるんだろうが、
ないと思ったほうが、ストーリーを冷静に見れる)

話の推進力とは、主人公の動機の強さに他ならない。

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理論と実戦の間

理論と実戦は違う。
直感では分かるけど、話がややこしくなってくると、
この判断が曇ってくる。

何故ストーリーアナリストの言う通りに直しても、
脚本は面白くならないのか?という問いは、
何故空手の型を習っても組手が強くならないのか?や、
何故ナンパ塾に通ってもモテモテにならないのか?や、
何故経済学者は大儲けしてないのか?
という問いと同じではないだろうか。

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記憶ではなく体感覚

お話の設定や構造は、
どういう形で我々の脳内に格納されているのだろうか。
そういうことを研究している人はあまり聞いたことがない。

僕の感覚で言うと、
歴史の年号や人名のような、
一対一対応のテーブルがあるのではなく(宣言記憶)、
手足を動かすような運動の記憶に近い(手続き記憶)
ような気がしている。

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2017年06月16日

アウトラインプロセッサ2:論理の組み立てと、お話の組み立ては違う

そもそもアウトラインプロセッサが、
なぜストーリーを書くのに適さないと僕は思うのか。

それは論理と話の組み立て方が異なるからで、
論理の組み立てにはアウトラインプロセッサがいいかもしれないが、
話の組み立てには適さないからである。

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posted by おおおかとしひこ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作打鍵とn-gram

配列づくりにおいて、
日本語のn-gramを考えに入れるのは当然だ。
しかし、考えすぎても、
創作打鍵(創作文を打つ時)には
大して意味がないのではないかと思うようになった。
なぜならば、創作打鍵は、
これまでにない文章を書こうとするからだ。

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ついでに、アウトラインプロセッサも間違っている

シナリオ工学は間違っている。
この説が正しいとすれば
(そして僕はそうだと確信しているが)、
アウトラインプロセッサも間違っている。

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デジタルは人を幸せにしない: 入力の歴史をまとめてみる

この20年、原稿を書くためにどういうツールを使ってきたか、
単純に一覧表を作ってみた。

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2017年06月15日

シナリオ工学は間違っている

ハリウッドでは、シナリオ工学なる考え方があるそうだ。
いわく、シナリオ全体は部品の集まりの機械のようなもので、
複雑な回路と同じようなものだと。

ここまでは合ってると思う。

しかし、
「だからパーツを交換して、回路を再設計できる」
と考えている。

これが間違いだと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【すーざんさんへの回答箱】ストーリーアナリストは必要か

> ハリウッドにはストーリーアナリストという職業があり、彼らがシナリオを多角的に分析し(ストーリーライン、キャラクター、台詞等)、これはいけると判断すれば売り込むそうですが、ならばなぜ駄作が多いのでしょうか。億単位のお金が動く以上、責任は重大なはずです。シナリオは面白かった。しかし、映像化したらイマイチだった、ということはあるのでしょうか。やはり単純に、ストーリーアナリストの感性がイマイチだったのでしょうか。

名評論家と名選手は違う、ということでしょうかね。
書くのはあくまでライターであり、アナリストではないでしょうから。
企業コンサルが最近流行ってますけど、
決断するのは経営陣、みたいなことかも知れません。
どんなにコンサルが優秀でも、
経営陣が間抜けなら会社は傾きます。
コンサルは金を貰って一回限りの契約ですから、次のクライアントを探しにいく。
(またコンサルは、自分達の業績をうまくアピールする資料作りが上手で、
それが真実の実態とは限らないことが多い)

アナリストは診断するまで、手術は別の人。
アナリストもコンサルも手を汚さないので、
汚ねえな、
と僕は考えています。

最近の表現が詰まらないのは、
逆に余計なコンサルを入れて、
尖った表現を丸めていることが多いと、
現場では実感しています。
表現に無知な上役は、
フロントラインの感覚より、
コンサルの意見を聞きがちだからです。
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2017年06月14日

既存のシナリオを、サイレントにするエクササイズ

自分の説明力をつけるために、
こういうエクササイズはどうだろう。

自分のシナリオのワンシーンを、
台詞なしに書き換えられるか、
というもの。

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2017年06月13日

【カタナ式】カタナ7.5

僕は今高速カタナ式を使っていて、
しばらく改良の余地のない、
快適な配列である確信を持っている。

ところが会社のデスクトップパソコン用の、
デカイキーボードで使うには、
手が広く使えるカタナ式v7のほうが楽な気がしてきた。
(膝上に乗せるには大きすぎるキーボードなので)

ということで、カタナ式v7をちょっとだけバージョンアップ。

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【カタナ式】AHKはじめており

通称AHK、正式名はオートホットキー。
キーをハッキングするためのスクリプト言語。

カタナ式を実装しているDvorakJ自体が、
全てAHKで書かれているということを知り、
ちょっとした改造が出来るんじゃないかと、
手を出してみたら大火傷。

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目的と手段

なぜだか昔に書いたモチーフとテーマの違いの記事が、
昨日異常にはねた。
SeeSaaブログの、リンク元をたどる機能が貧弱化したので、
何故かは分からないままである。

ところで、「テーマとモチーフ」は、
「目的と手段」と言い換えると、
私たちの感覚に近くなると思った。


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思考が速いということはどういうことか

タイピングスピードと思考速度の関係について調べていて、
そもそも思考速度の速い人と遅い人がいて、
速い人と遅い人の違いの解説にたどり着いて、
驚いている。

いわく、
思考速度の速い人は、構造化をしていて、
考えなくていいところは捨てる人。
(だから正解には、論理的にたどり着く)
遅い人はそれをしなくて、思いつきをもぐらたたきのように潰す人。
(だから正解には、偶然たどり着く)

え?みんな前者じゃないの?

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なにがしたいのか

実際のところ、
ストーリーテリングは、これがすべてだ。

なにがしたいのか。
どれくらいしたいのか。

それが、話の推進力である。

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posted by おおおかとしひこ at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする