2017年06月18日

どっちサイドからスタートさせるか

ストーリーとは、コンフリクトである。
誰かの都合や目的が、誰かの都合や目的と合わないことで、
ストーリーが巻き起こる。
つまり、誰かと誰かが出会うことで起こる。
およそ出会わないなら、ストーリーは生まれない。

で、どっち側から話をはじめたら、
面白いか?ということ。


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posted by おおおかとしひこ at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうしてこうなった

複数の人が関わると、
最初にあったものが、最終的な仕上がりと、
全然別のものが出来上がってしまうことがある。
ネット用語では、たいていこういうとき、
どうしてこうなったと突っ込む。

なんでそれが起こるのか僕もちゃんとは言えない。
だが、それが、複数の人間の権力闘争になるからである、
ということは言えそうだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作打鍵とn-gram2

じゃあ日本語の流れの頻度を意識しないのは合理的ではないのか?
それは、「創作文において、
どの程度平均的な言葉の流れが出現するか?」
という問いへの答えになるだろう。

それはたとえば、
「文章のなかに何割ぐらい漢字が混ざるのがいいのか?」
みたいなことと似ている。
(読みやすいのは3割前後と言われている)

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posted by おおおかとしひこ at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

表現の基本:自分が一番贅沢な客になること

一番贅沢な客なら、こういうのだ。
「そんなつまんねえもの、俺の前に持ってくるんじゃねえよ。
俺は今までもっとすげえものいっぱい見てきたんだよ。
それに最低限匹敵して、できればそれ以上のものを見せてみろよ」
と。

素晴らしい料理人こそ、最もグルメであるべきなのと同じだ。
不味いものしか食ったことのない料理人が、
旨いものが作れるはずがない。
それは、舌で最後判断するからである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

うまい落ちの例:今週の「団地ともお」(ビッグコミックスピリッツ)

落ちってのはこういう風に鋭く決まらなければならない。
今週号をやっと見れたので、
もう売り切れてるかも知れないが、一見の価値あり。
(マンガ喫茶には、一ヶ月ぶんぐらい置いてあるところもある)

ラジオネーム木下友夫の話。
以下ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

推進力を強く持て

話を前に進める力は、
どこから来るのだろう。
あなたが「この話を書きたい!」と強く思うことからだろうか。
それは違う。
それはあなたの執筆生活の話であり、
劇中の推進力とは関係がない。
(ここはたまに混同する。
あなたの思いと、ストーリーの強さは、
相関関係がない。多少はあるんだろうが、
ないと思ったほうが、ストーリーを冷静に見れる)

話の推進力とは、主人公の動機の強さに他ならない。

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posted by おおおかとしひこ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

理論と実戦の間

理論と実戦は違う。
直感では分かるけど、話がややこしくなってくると、
この判断が曇ってくる。

何故ストーリーアナリストの言う通りに直しても、
脚本は面白くならないのか?という問いは、
何故空手の型を習っても組手が強くならないのか?や、
何故ナンパ塾に通ってもモテモテにならないのか?や、
何故経済学者は大儲けしてないのか?
という問いと同じではないだろうか。

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posted by おおおかとしひこ at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

記憶ではなく体感覚

お話の設定や構造は、
どういう形で我々の脳内に格納されているのだろうか。
そういうことを研究している人はあまり聞いたことがない。

僕の感覚で言うと、
歴史の年号や人名のような、
一対一対応のテーブルがあるのではなく(宣言記憶)、
手足を動かすような運動の記憶に近い(手続き記憶)
ような気がしている。

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posted by おおおかとしひこ at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

アウトラインプロセッサ2:論理の組み立てと、お話の組み立ては違う

そもそもアウトラインプロセッサが、
なぜストーリーを書くのに適さないと僕は思うのか。

それは論理と話の組み立て方が異なるからで、
論理の組み立てにはアウトラインプロセッサがいいかもしれないが、
話の組み立てには適さないからである。

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posted by おおおかとしひこ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作打鍵とn-gram

配列づくりにおいて、
日本語のn-gramを考えに入れるのは当然だ。
しかし、考えすぎても、
創作打鍵(創作文を打つ時)には
大して意味がないのではないかと思うようになった。
なぜならば、創作打鍵は、
これまでにない文章を書こうとするからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ついでに、アウトラインプロセッサも間違っている

シナリオ工学は間違っている。
この説が正しいとすれば
(そして僕はそうだと確信しているが)、
アウトラインプロセッサも間違っている。

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posted by おおおかとしひこ at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない: 入力の歴史をまとめてみる

この20年、原稿を書くためにどういうツールを使ってきたか、
単純に一覧表を作ってみた。

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posted by おおおかとしひこ at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

シナリオ工学は間違っている

ハリウッドでは、シナリオ工学なる考え方があるそうだ。
いわく、シナリオ全体は部品の集まりの機械のようなもので、
複雑な回路と同じようなものだと。

ここまでは合ってると思う。

しかし、
「だからパーツを交換して、回路を再設計できる」
と考えている。

これが間違いだと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【すーざんさんへの回答箱】ストーリーアナリストは必要か

> ハリウッドにはストーリーアナリストという職業があり、彼らがシナリオを多角的に分析し(ストーリーライン、キャラクター、台詞等)、これはいけると判断すれば売り込むそうですが、ならばなぜ駄作が多いのでしょうか。億単位のお金が動く以上、責任は重大なはずです。シナリオは面白かった。しかし、映像化したらイマイチだった、ということはあるのでしょうか。やはり単純に、ストーリーアナリストの感性がイマイチだったのでしょうか。

名評論家と名選手は違う、ということでしょうかね。
書くのはあくまでライターであり、アナリストではないでしょうから。
企業コンサルが最近流行ってますけど、
決断するのは経営陣、みたいなことかも知れません。
どんなにコンサルが優秀でも、
経営陣が間抜けなら会社は傾きます。
コンサルは金を貰って一回限りの契約ですから、次のクライアントを探しにいく。
(またコンサルは、自分達の業績をうまくアピールする資料作りが上手で、
それが真実の実態とは限らないことが多い)

アナリストは診断するまで、手術は別の人。
アナリストもコンサルも手を汚さないので、
汚ねえな、
と僕は考えています。

最近の表現が詰まらないのは、
逆に余計なコンサルを入れて、
尖った表現を丸めていることが多いと、
現場では実感しています。
表現に無知な上役は、
フロントラインの感覚より、
コンサルの意見を聞きがちだからです。
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2017年06月14日

既存のシナリオを、サイレントにするエクササイズ

自分の説明力をつけるために、
こういうエクササイズはどうだろう。

自分のシナリオのワンシーンを、
台詞なしに書き換えられるか、
というもの。

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posted by おおおかとしひこ at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

【カタナ式】カタナ7.5

僕は今高速カタナ式を使っていて、
しばらく改良の余地のない、
快適な配列である確信を持っている。

ところが会社のデスクトップパソコン用の、
デカイキーボードで使うには、
手が広く使えるカタナ式v7のほうが楽な気がしてきた。
(膝上に乗せるには大きすぎるキーボードなので)

ということで、カタナ式v7をちょっとだけバージョンアップ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カタナ式】AHKはじめており

通称AHK、正式名はオートホットキー。
キーをハッキングするためのスクリプト言語。

カタナ式を実装しているDvorakJ自体が、
全てAHKで書かれているということを知り、
ちょっとした改造が出来るんじゃないかと、
手を出してみたら大火傷。

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posted by おおおかとしひこ at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目的と手段

なぜだか昔に書いたモチーフとテーマの違いの記事が、
昨日異常にはねた。
SeeSaaブログの、リンク元をたどる機能が貧弱化したので、
何故かは分からないままである。

ところで、「テーマとモチーフ」は、
「目的と手段」と言い換えると、
私たちの感覚に近くなると思った。


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posted by おおおかとしひこ at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思考が速いということはどういうことか

タイピングスピードと思考速度の関係について調べていて、
そもそも思考速度の速い人と遅い人がいて、
速い人と遅い人の違いの解説にたどり着いて、
驚いている。

いわく、
思考速度の速い人は、構造化をしていて、
考えなくていいところは捨てる人。
(だから正解には、論理的にたどり着く)
遅い人はそれをしなくて、思いつきをもぐらたたきのように潰す人。
(だから正解には、偶然たどり着く)

え?みんな前者じゃないの?

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posted by おおおかとしひこ at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なにがしたいのか

実際のところ、
ストーリーテリングは、これがすべてだ。

なにがしたいのか。
どれくらいしたいのか。

それが、話の推進力である。

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posted by おおおかとしひこ at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

助手のほうが優秀じゃなきゃいけないというパラドックス

日本では多くの場合、
メインの人に助手がつくシステムでは、
助手のほうが年下で、入ったばかりで、
いずれメインになり、新しい助手が入る、
というシステムになっていることが多い。

でもさ、
実質、助手のほうが優秀なほうが、
仕事は効率がいいんだよな。

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posted by おおおかとしひこ at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:原理的に、タイピングは手書きに勝てない

カタナ式を使いこなすと、手書き程度には速度が上がります。
僕はその領域に来ていて、
別に他のメソッドでもいいんですけど
(フリックとか音声入力でも)、
結局手書きに勝てないんだな、という話をします。

頭と目と指がどの時点にいるか、という話。
仮名漢字変換を用いる限り、
「目が過去をチェックする」ぶん、
タイピングは遅れるという話。

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posted by おおおかとしひこ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

結論は、最初から決まっている

たとえばメーテルリンクの「青い鳥」。
これが落ちが決まっていない見切り発車のわけがない。

最初から、幸福とは家にあったのだ、
という結論のための出だしである。

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posted by おおおかとしひこ at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

「俺の話を聞け」「私という自己表現」ではない

これは初心者でも中級者でも上級者でも、
うっかりやってしまうことであり、
こだわりや思い入れが強かったりすると、
余計に周りが見えなくなり、
より「自分の言いたいことが伝わらない」
「私が表現できてない」と悩むことになる。

そうじゃないんだ。
「この面白い話を、一緒に楽しもうよ!」
にならないとダメなのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

自分で作ることの話:ネギにたとえてみよう

火星ヤシ味の記事のアクセスが割とのびている。
みんな似たようなことを考えているのかも知れない。

ところで、ネギの話をしてみる。
あとで分かるように、これはたとえばなしである。

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2017年06月08日

テーマと説得

テーマとはテーゼ(主張、命題)の形をしている、
というのは、このブログの基本主張である。

そのテーマを、一回も明言せず、
ストーリー(事件から解決までの一連)を通じて、
暗示することが、物語である。

さて、そのテーマは、
普通なのか、突飛なものか、
納得いくものか、納得いかないものか。


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posted by おおおかとしひこ at 14:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フジテレビ「ガリガリ君火星ヤシ味」問題について考える

バカ集団と笑っている場合ではない。
これは日本の構造的問題で、
このせいで日本はやばいはずである。

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2017年06月07日

怪我をしながら加減を知っていく

人生でも、物語でもだ。

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2017年06月06日

「思いついたことをすぐ書かないと!」という強迫観念

私たちの頭のなかでは、日々スパークが起こっている。
言語になるもの、非言語のもの、色々だ。
で、ある時何かまとまりになったことを思いつく。

「どこかへ飛んでいってしまう前に、
これをいかに書き付けるか」が、
文房具のあるべき姿であると、
なんとなく長いこと思われてきた。

僕はどうやら違うと思うのだ。
「思いついたらすぐ書かなきゃ!」
と思ってるのは、表現慣れしていない、
まだまだ初心者ではないかと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TATEditor、一段組にしたら快速に

すいません、TATEditorの名誉を回復しておきます。
デフォが二段組になってて、これが遅さの原因でした。
設定ウィザードから一段組にしたら、
フル画面だろうが快適。メモ帳並。めっちゃ軽い!

ということで、一段組で使おう!
もうワードは最終編集のみだ!
行間文字間調整したら、
なかなかのお気に入りの環境になってきたぜ!
あとルビ表記が青空文庫と同じフォーマットなのもいいぞ。
「小説家になろう」にデフォで持っていけるし。

ということで現在のオススメ:
1. 手書きで全文書く
2. TATEditor+高速カタナ式で打つ(3700字/hペース)
3. ワードに流し込む(第一稿)
4. 紙焼きして、手書きで推敲
5. ワード上で修正
6. 繰り返して完成
ということかな。
もったりワードが気になるなら、
推敲もTATEditorでやってもいいかもだ。
posted by おおおかとしひこ at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする