2018年03月31日

【薙刀式】両手の間でことばを転がす配列

飛鳥はぬるぬるつながる。
新下駄は1モーラ1アクション。
親指シフトは日本語のリズムで打つ。
(これは中途半端であることは前に示したが)
月は快速なロールオーバー。
新JISは徹底したシフト率の低さ。

一言で言える配列は、わかりやすく、浸透しやすい。
キャッチフレーズや二つ名の原理である。

薙刀式は、「両手の間でことばを転がす」配列
と、打鍵感を表現してみることにする。

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posted by おおおかとしひこ at 21:54| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

邦題を考えよう

映画の本質を考える訓練をしよう。

カタカナ邦題はクソだ。
我々は日本人であり、
物語に日本語の「ただしい」タイトルをつけられない時点で、
それを配給する資格などない。

「シェイプオブウォーター」
「バーフバリ/王の帰還」
の二本を例に考えよう。

書く者よ、シンキングタイム。

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posted by おおおかとしひこ at 15:21| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】ブログ5周年のごあいさつ

なんだかんだ5年もほとんど毎日書いてるって、
冷静に考えると頭おかしいですね。

最初はこれまでの蓄積を吐き出していました。
最近は、最近分かった新しいことを、
なるべく噛み砕いて書くようにしています。
出来たことも書くし、出来なかった理想を書くこともあります。
だから、全部自分が出来るわけじゃなかったり、
毎回全部出来るわけでもなかったり、
という、ハイレベルであることは確かですね。
整理することで、僕自身もちょっとずつ成長はしてるようで。

いい道具を求めて配列を自分で作るなんて、
ちょっと前では考えもしなかった。
結局、「書くとはどういうこと?」の探求という意味では、
大体同じところにいるんですけどね。

毎年やってる「脚本添削スペシャル」も、やりますよ。
締め切りは4末にでもする予定。


映画やドラマを巡る状況は、年々悪くなっていると思います。
それはひとえに脚本家のせいで、
脚本とは何かを理解しない周囲のせいでもあるとおもっています。
脚本にガワを求めるのは間違いだし、
ガワで中身を判断するのも間違いで。
そういう「要素の切り分け」について、
最近出来上がった短編について「プロの現場から」と称して、
連載でもしようと思っております。
posted by おおおかとしひこ at 14:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

熟成する

(構成から始まった記事は、ちょいちょい寄り道しながらも、
ここまで一応続いています)


絵を考えるということは、
実際の原稿に片足をつっこみかかっているわけだ。
だからすでに登場人物はしゃべりだしているかもしれない。

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posted by おおおかとしひこ at 12:38| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする