2018年09月30日

【薙刀式】カナ入力は、ローマ字の60%で打って同等速度

1/1.7を計算してみたら0.588という数字になってびっくりした。

「親指シフトはローマ字の倍楽」と大げさに言っても、
間違いではないなこれは。

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台本は手で書いたほうがいいよ

薙刀式の記事が脚本論を圧迫している説もあるけれど、
僕は手書きしか信用してない。

ものは手で書かれるべきで、
タイピングなんてそれをデジタイズする道具に過ぎない。
だからタイピングなんて0に近いに越したことはなくて、
だから僕はそこの圧縮に執心しているわけだ。
(今のところ、倍ぐらい圧縮できた)


何故手書きで書かれるべきか?
台本は見ながら読まれるものではないからだ。

記憶され、何も見ずに体から出るものだからである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:06| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アドリブには二種類ある

今朝のコメント返しに関して興味深いので記事化しておく。

アドリブには二種類ある。
台本を渡されてから本番までに考えてきたものと、
その場で思いついたものだ。

日本では前者を役作りや演技プラン、
後者をアドリブという傾向がある。

「台本に書かれてない演技」をアドリブと定義するなら、
両者ともアドリブである。
これらはよく混同される。

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posted by おおおかとしひこ at 11:27| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

【薙刀式】かえうち版薙刀式v9

USBコンバーター「かえうち」版の薙刀式v9です。

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【薙刀式】単打率

今更ながら、単打率という指標があることを知り、計算してみた。
「シフトより単打」という原則はあるものの、
QPなどの単打より、シフトFJのほうがいい、
と僕は考えている。

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量産を妨げる理由

何本も作れる?
僕は短編をたくさん書くことを奨励している。

それにはいくつか理由があるけれど、
今回は「世界観をいちいち作らなくて良いから」
の観点から議論しよう。

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posted by おおおかとしひこ at 09:44| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

物語世界は、強力な誘引力を持っているべきだ

それにつられて人は入ってくる。
面白バトル、恋がたっぷり詰まっている、凄いやつの世界、
迫力のあるスポーツ、事実をもとにした奇跡的話、恐ろしい話。
見たこともない不思議な世界の話、
宇宙人とか幽霊とかロボットとか。
SF、侍、悲劇、喜劇、歌とダンス。

なんでもいい。見たことのある強力な誘引力のある世界が欲しい。
そして、微妙に見たことがない部分があって、
それが新規性があるという部分で、
つまりは「新世界に我々は浸れる」という保証も欲しいわけだ。

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posted by おおおかとしひこ at 12:11| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】打鍵速度って、見た目にはあまり分からない

たとえば速い速度の打鍵で、
以下のようなものがあった。薙刀式の最新動画と比べていただきたい。
【ASMR】ゲーミングキーボード〜VTuberがタイピング音をたっぷりと奏でてみた〜【音フェチ/バイノーラル録音】
https://youtu.be/2yPsSbFg4ok

どう違うのか、ぱっと見たいして分からないのではないかなあ。
でも、
「自分で指を動かしていく」と想像すると、
見えてくるものがある。

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【薙刀式】主観的速さと客観的速さ

客観的速さは、長文を何分で何文字書けるかで、
測定することが出来る。
コピーか創作か、内容の濃い薄いはあれど、
数字で出せて「〇文字/〇分」の形式をしている。

しかし実のところ、
「主観的速さ」、すなわち、
「思った言葉が字として定着するまで」
が大事なのかもしれない。

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posted by おおおかとしひこ at 12:02| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主人公がこの戦いの意味をどう考えているか

ストーリーというのは、
何かしら闘いをすることである。
誰か敵を倒すことかも知れないし、
弱い自分に勝つ事かも知れないが、
とにかく闘わずして勝利することはない。

で、その主人公は、自分が戦う意味について、
どう考えている?

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posted by おおおかとしひこ at 11:49| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

【メンテ】トップ記事が消えた?

いろんなリンク貼ってたり、ここの内容紹介をした固定記事が、
消えているような気がする。なんで?
復旧までお待ちを。
posted by おおおかとしひこ at 23:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】表音文字、表意文字と入力

英語は表音文字のように見せかけて、
実質表音文字ではない。(例: night)
一部が表音文字で綴られた、一単語での表意文字だと考えて良い。

つまり、アルファベットによる英語入力は、
表意文字入力、表意文字出力だ。シンプルである。
ドイツ語フランス語ロシア語ポルトガル語など、
ゲルマン系の言葉はこのやり方だ。

対照的なのが中国語で、
中国語は音(ピンイン)を入力して表意文字を確定する。
表音文字入力、表意文字出力。

人工文字言語ハングル語は、
表音文字入力、表音文字出力と、さらにシンプルである。

我らが日本語はどうだろう。
これらが混在しているから、ややこしい。

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posted by おおおかとしひこ at 16:18| Comment(6) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】%で貸すから悪いんじゃないの?

複利が良くないんじゃないの?
一回借りて返すときに、一律1000円とか1万円とかしたほうが、
%依存より上がりも計算しやすいんじゃないの?

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posted by おおおかとしひこ at 15:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

俳句をたまに研究するのはいいことだ

昔詠んだ秋の句がある。

 風呂の温度を二度ほど上げて秋来たる


これをネタに、表現のことについて色々考えてみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 13:57| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月26日

なにをするのか

どういうスペックなのか、
どういう表情なのか、
どういう言い方をしたのか、
ふだん何を考えているのか、
どういう服を好むのか、
どういう性格なのか。

これらは一切ストーリーに関係ない。
関係あるのは、なにをするのか、
そして次になにをするのか、
そして次になにをするのか、だけだ。

(極論)

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posted by おおおかとしひこ at 15:23| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】小指のホームポジションより、人差し指中指の上下動の方が楽

と僕はずっと考えてきたが、
同様に考えた人も世界にはいるようだ。
BEAKL配列という英語配列で、
格子配列のキネシス用のレイアウト。

https://qiita.com/ZeptByteS/items/6e6a3e46552dcb105948
の#4に基本的な考え方が紹介されている。

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posted by おおおかとしひこ at 14:03| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

極論すると、ストーリーの核はふたつ

「事件がどう解決するか」
「主人公の弱点がどう克服されるか」
の二つをどううまく作るかがストーリー作りだ、
と極論してみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 23:57| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】薙ラ配列だと?!

薙刀式+ニコラで薙ラだそうな。

ホーム段とホーム段の半分をニコラ、
シフトと濁音は親指2シフト、
半濁音小書き(原文は拗音となってるけど小書きと思われる)はFJシフト、
拗音外来音同時は非搭載か。

薙刀式は、他と合成しやすい考え方なんですかね。
(排他的配置さえ守れれば、
好きなキーをシフトキーにできるというのはデカイかも。
シフトキーを含むアルペジオなどが地雷になることだけ気をつけて)

toraji222さんの中指シフト薙刀式(一部新下駄)もあるし、
お使いの配列のちょい改造にもどうぞ。
配列には著作権ないらしいし、
日本語を入力するのがちょっとでも便利になるなら、
「薙刀式の○○部分を頂き!」などの表記さえあれば、
ご自由に使用発表して下さい。
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【薙刀式】v10への可能性

大体もう完成だろ、と思っていたv9、
「む」「ね」を入れ替えたら良くなった気がする。
どちらも最低頻度クラスの文字だから、
そういうところが気になるという事は、
そろそろ完成が見えてきたと思いたい。

それよりも、編集モードが半分くらい変わるかも、
の方が僕には大きいかも。

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posted by おおおかとしひこ at 23:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】スペースをW凹にする

スペースキーが凸になっている理由がわからない。
親指が左右に移動するから?
移動する大体の場所で凹になっているほうが、
指を窪みに当てる8指と同じように打てるのでは?
W凹SP.jpg


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posted by おおおかとしひこ at 15:40| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書きたいシーンの理由をつくる

二次創作などでは有効な方法だが、
これを積層するとストーリーになるかも、
という逆算法。

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posted by おおおかとしひこ at 13:56| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

一言でまとめようとするからガワになってしまう

ストーリーを短い言葉でまとめる事はとても難しい。
一方、
最後まで見ないとストーリーの価値は分からないから、
そのリスクを冒すのも嫌なので、
「短くまとまったもの」はとても需要がある。

SNSやネット時代になってしまって、
日本語はどんどん短くなっている。
(これは入力システムの問題もあると思うが、ここでは深入りしない)

短くまとめようとすればするほど、
ストーリーの複雑なものは入らない。
いきおい、短い言葉でまとめる=目立つガワを、
フィーチャーしがちになる。

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2018年09月23日

途中で挫折するのは、ストーリーの勢いがなくなっているからだ

今書いている自主小説は、ミッドポイント手前で立ち止まったままだ。
どうにもここから上手く書けそうにないなあ、なんて足踏みしていて、
これが続くとエタる(挫折)んだろうなあ、
なんて思っている。

何が問題か最初から見ていくと、
どんどん勢いが落ちてきていることに気づく。

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posted by おおおかとしひこ at 19:17| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パワーワード

いつの頃からか、キャッチーで強い言葉をパワーワードなんて言うようになった。
#で使いやすいのもあるかもしれない。

で、練習。
何でもいいからパワーワードを100個作ってみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 14:44| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自分の思う自分

自己像というべきか。
自分の思う自分の像と、
他人の認識している自分の像には、
ギャップがある。

それを利用すると、ドラマが作れる。

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【薙刀式】半濁音と小書き2

気になったので各配列で調べてみた。

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2018年09月22日

【薙刀式】15000字/日の耐久試験

手書きの原稿が溜まってきたので、
この連休で一気に文字打ち、コピー打鍵をしている。

今日は1万5000字程度を薙刀式で打ってみた。
疲れはない。多少手がだるくなる程度で、ストレッチで持つだろう。
(腱鞘炎はほとんど完治していて、その治し方についてもまた纏める)

いろいろわかったこと。

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【キーボード】hhkbより、リアルフォースより、NiZ

キーボード難民の終着駅は、
これまでhhkbとリアルフォースの二択だと言われてきた。

それより頭一つ飛び抜けているのがNiZだと思う。
定期的にNiZを褒める記事。


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長いアクションを書くときのコツ

地図を描くこと。
各人の動き、動機をチェックすること。

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2018年09月21日

【薙刀式】半濁音と小書き

親指シフトのアキレス腱は、半濁音と小書きだと思う。
ぱぴぷぺぽ、ぁぃぅぇぉが全然覚えられない。

規則的な清濁同置は「覚えなくていい」という楽さがあるが、
これらは「覚えなければならない」という問題がある。

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posted by おおおかとしひこ at 17:14| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイナスを吹き飛ばすだけのプラス

人生はアップダウンだ。
それを描くのがストーリーだ。
定常状態はストーリーではなく、
事態が動くのがストーリーだ。

だからストーリーには、
マイナスの出来事と、プラスの出来事がある。

マイナスに陥ったことを、
行動してプラスにすることが、ストーリーだと言えるかも知れない。

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2018年09月20日

【親指シフト】思考実験

US親指シフトなるものがある。
同手シフトはスペース、
異手シフトはスペースの左右のコマンドキー。
コマンドキーということから、Mac専用。
Winだとスペースキーが長すぎて、コマンドキーほど内側にないので、
異手シフトとしては使えない。

全く、Macのデザイン力(コミュケーションデザイン)に、
Winが勝てなくてむかつく。

で、
同手シフト: スペースキー
異手シフト: 濁音同時押し、たとえば薙刀式のように文字キー同時押し
にするとどうなるか、思考実験。

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逃げ回っていた奴が反撃の決意をするのは、第一ターニングポイント

弱っちいやつが主人公になることは、稀によくある。
私たちは弱いから、自分を重ねやすい。

しかしいつまで経っても逃げ回る弱っちいやつは、尊敬に値しない。
いつか戦わなければならない。
それはいつ「反転」に転じるのか。

遅くて第一ターニングポイント。

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単純化の法則

要素を減らして、要素間の関係を豊かにすること。
関係を減らして、要素の数はそのまま。

前者の方が、豊かに濃くなると思う。
後者の方は、「密度が減った」と感じるだろう。

関係は複雑になっても、要素が減った方が単純になったと感じやすい。
(仮に「要素数×関係の複雑さ」が保存したとしてもだ)

「シンプル」はそこに感じる感覚だと思う。
「単純だけど豊か」がよい単純化だ。
要素数が少なく、関係も希薄(再度の利用や言及もない=出落ち)なのは、
スカスカという。
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2018年09月19日

【薙刀式】打鍵動画3公開!

https://youtu.be/VX3b0syQ3Tw
静音リング外したら気持ちよかったので、ASMR動画としてもどうぞ。

今回は「小説を書く」という、「物語を書く配列」としてのメイン用途中心です。
コピー打鍵とはいえ、ガクンと速度が落ちるものですねえ…
思う言葉を書くだけなら1200字/10分ペースなんですが。

今回も「つながる運指」の観察にどうぞ。
posted by おおおかとしひこ at 20:49| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】スペースを凹面にする

いろいろ実験してみたところ、文字キー同様、
スペースキー上面も凹面のほうが、
良いみたい。

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ほんとうの理解

ものごとを本当に理解するということは、
二通り以上の方法で説明できること。
物理学者リチャードファインマンの言葉。

もし何がなんだかわからなくなったら、自分の言葉で説明してみることだ。
そして、別の方法でも説明してみることだ。
それができないなら、たいして深く理解していないかもしれないね。

一通りしか書けなくて、
リライトしようとしても全然違うように書けないのは、
そのストーリーを深く理解していないか、
たいして良くないストーリーかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 17:11| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀行というビジネス

どこかで流れてきたツイートの本音にハッとさせられた。
銀行って、
金がじゃぶじゃぶ回ってるところに投資したいんだって。
じゃぶじゃぶ儲かるから。

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人生の回答が知りたい

物語を見るための潜在的な動機は、
人生の回答のいくつかが知りたい、
ということがあるのではないか。

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2018年09月18日

【追悼】怪優樹木希林

僕が子供の頃からテレビで見ていて、
そのときからずっとおばあちゃん役をしていた気がする。
カックラキンか郷ひろみとのコンビか、
おそらく最初の記憶はそのへんだ。
フジカラーの「それなりに」のイメージも強くて、
愉快なばあちゃんという、青島幸男と似たジャンルに入っていた人だった。

それが一変したのは「下妻物語」だ。
縁側に座ったババアのくせにゴツい眼帯をしていて、
飛んできた蝶を片手で取りむしゃむしゃ食べる。
この仕事をやるということは、
このババア、ただのいいおばあちゃんじゃねえぞ、
と初めて気づいた。
このギャグを理解して演じれるということは、
この人中島哲也の狂気をきちんと理解して、
自分の中で咀嚼している。
相当頭が切れる人だと感じた。

それは、仕事で一回だけご一緒できたときに確信した。
認知症治療薬のCMでだ。
(処方は医者しかできないので、薬名は公表できない。
しかし投資家向けや医者向けに、製薬会社がCMを大々的に打つことがある。
ああ、あのCMのね、とビジネスを円滑に行かせるためである)

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執筆途中にこれまでの足跡をまとめる

わりとおススメ。
特に次どうするか迷った時は、
最初からここまで何を書いてきたか、
図を描いてまとめるといい。

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面白い設定を活かした面白いストーリー

さらに続き。
じゃあ、面白い設定をフルに生かした、
本当に面白いストーリーはどうやって作ればいいのか?

その設定が壊れる瞬間をドラマにすること。

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2018年09月17日

逆にストーリーなんてどうでもよくて、設定だけ欲しいのかも知れない

前記事の続き。

ほとんどの人がストーリーを何か捉えどころのない複雑なものだと考えていて、
設定ならば手が届く範囲であるから、
面白げな設定を「面白い」と言っていて、
ストーリーが面白くて設定が普通のものも
「面白かったが、うまく説明できない」と言っていて、
面白い設定だがストーリーがつまらないものは、
「面白いけど微妙だった」
と言っている可能性がある。

つまり、面白さ=設定の面白さしか、言語化できていないかもしれない。

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posted by おおおかとしひこ at 18:49| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】スペースキーを凹型に削ってみた

親指の打ち方について、ずっと迷っている。

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posted by おおおかとしひこ at 12:22| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーは設定ではない

ということを何回言ったとしても、
素人が把握し、説明できるのは設定止まりだ。

何度、設定はストーリーの基盤でしかなく、
そこからどう動くかがストーリーであると説明しても、
Wikiにはストーリーと称した設定が書かれ、
読書感想文には設定の説明が大半を占め、
頭の中で夢想するときはその設定にしびれながら夢中になるだろう。

僕もかつてはそうだった。
しかしいざ自分でストーリーを書くときに、
設定はストーリーではないことを分からないと、
書けないのである。

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2018年09月16日

主人公のキャラをいつ、どうやって立てる?

主人公を自分の反映にしてはいけない。
これは言葉を変えると、
主人公のキャラをいつどうやって立てるのか?
という問題になる。

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posted by おおおかとしひこ at 22:11| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】キーボードは剣より強いだろうか

「ペンは剣より強しと」言われたのは、
印刷を前提としている。

一枚の原稿だけでは剣に勝てない。
印刷して配布し、世論を形成してはじめて剣に勝てる。
正確に言うと、
ペンと輪転機と配る人々が、剣より強い。

さて現代だ。
実質、手書き原稿を受け付けてくれる所はない。
小説の新人賞などを見ていると、
手書き不可が過半数を超えつつある気がする。

では、
現代のペンと印刷=キーボードとネットは、剣より強いだろうか?

僕は弱いと思っている。

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2018年09月15日

ガワと中身の話

面白い例を見つけたので。
https://mobile.twitter.com/tanuki_ren_img/status/1039467437761032193

ビジュアルのガワなんて、これぐらい変えたっていいんだ。
仮に左の絵でもバキのストーリー自体は面白いと思う。
勿論右の絵があるから、ガワも面白くてバキは最高だ。

ガワに囚われずに中身だけを考えるってことは、
左の絵でも面白い話にしなきゃいけないってこと。
posted by おおおかとしひこ at 16:49| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

描写で強弱をつけるべきか

「痛い」を表現するときに、
バイクから転がり落ちる場面を、
さらに強くしたくて、
腕がもげる、
に変えたとしよう。

これは描写による強弱法だ。

これは正しいのかなあ。

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役名カタカナ表記って昔流行った

「半分、青い。」の悪口が、親指シフトで検索してると時々入ってくる。
北川悦吏子氏が親指シフターなので、
彼女の脚本が詰まらないせいでシフターの悪口になっているのは、
かわいそうな風評被害ではある。

ところで、この作品の役名はカタカナ表記なのだそうな。
だからケータイの着信に「スズメ」と出たそう。
これは無理のある表現だねえ。

懐かしいね、役名のカタカナ表記。
これは昔の表現方法で、今はあまりやらない。

何故だろうか。脚本論的立場から論じよう。

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posted by おおおかとしひこ at 11:29| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする