TOHOシネマズが1900円に値上げするという。
90年代後半から00年代は、
日本映画が好調と言われた。
シネコンのトップランナーであるTOHOシネマズは、
そのときにできた。
今は、僕はやばいと思っている。
箱に対して、かける見世物が、値段以下になってると考える。
とくに日比谷はやばい。
映画はもっと庶民のものだ。
いずれ正装しないと見れない、伝統芸能になってしまうのか?
あるいは、統一料金を止めることができるなら、
劇場ごとに値段設定が可能になるかもしれない。
お菓子が小さくなったり、
いろんなものが値上がりする中で、
1800円の維持はたいしたものだった。
しかしこの瓦解によって、
なにかが崩れていきそうに思うのは、
僕だけだろうか。
映画は、ストーリーを見せる見世物でなくなりつつある?
ぶっちゃけ、僕はそれを危惧している。