2019年11月01日

日本語の4レイヤー

時々読んでた読者猿さんのブログ。
ずっと読んでなかったのだが、未読の面白いやつを見たので。

会話、論文、小説の言葉はどう違うか?日本語の文は4つのレイヤーからできている
https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-724.html

日本語は格構造を持たない代わりに、膠着する語を合成して、
このようなレイヤーを作る言語かもしれないなあ。


これとは違う考え方に、
「象は鼻が長い」の主語は「象」か?という問いがあり、
「象」はこの場合、
「以下象について話します」という話題の範囲限定効果がある、
というのが一番納得がいったなあ。

映画のシーンにおいて、トップカットが場所のヒキではじまらず、
モノのヨリからはじまる場合、この「象」のような機能がある。

これは日本語における4レイヤーとは、まったく別の構造を有すと思う。
posted by おおおかとしひこ at 18:57| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】ら、れ、るは単打であるべき説

頻度上、どうしてもシフト側に追いやられがちな、
ら、れ、る。
(頻度はそれぞれ、1.4%、1.3%、1.8%)

僕は単打側であるべき説を唱えたい。

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posted by おおおかとしひこ at 13:58| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物語化

ナイロンザイル事件がなぜ物語的になっているのかを、
よくよく考えたい。
モノは事実にも関わらず、それを人に伝える時に、
物語チックになるのではないか、
とふと思ったので。

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posted by おおおかとしひこ at 12:46| Comment(4) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナイロンザイル事件がめちゃくちゃ面白い

面白いというと失礼かも知れないが、
事実は物語的だ。
ナイロンを調べていたら、wikiにあったので貼っておく。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ナイロンザイル事件
コンパクトにまとまっていて非常に良い。

死、対立、隠蔽、権威、商売。
ロープが切れるという一点のイコン。
主人公石岡の動機は弟の死。なんという強い物語か。
ラストシーンのキレがいい。小道具の見本。
posted by おおおかとしひこ at 08:22| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パロディ

同人販売活動的なことでテンションが上がってますが、
脚本論は脚本論で続けます。

パロディは創作か、という問題。

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posted by おおおかとしひこ at 08:08| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【自キ】ナイロン樹脂キーキャップの染めTIPS

初めてナイロン染めというものをやってみた。
つまり、白いキーキャップを鍋で煮るやつ。

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posted by おおおかとしひこ at 07:46| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】文字部分フルセットが2個も売れてしまっただと…?

昨日置いて1日で2個も売れるとは…
文字部分フルセットはあと2個しかねえ…
需要を見誤った…売り切れ御免…

ご縁があれば譲ります、ぐらいのつもりだったけど、
もうちょっと需要があるのか…?
もし売り切れだったら、DMM.makeでも同価格で販売中です。
(ノーマルカラーですが)

お買い上げ頂いたお二方ありがとうございました。
親指の自然さや、広めの文字部分の楽さや、
ナイロン樹脂の柔らかさをお楽しみください。
特色カラーの苦労話でも別記事に書きます。
posted by おおおかとしひこ at 07:03| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする