2020年08月16日

少年への嫌悪がないこと(漫画「鬼滅の刃」11-21巻評)

少年というのは男にとって過去である。
幼さは悪で、甘えは悪だ。
速く大人になりたいときの、それは足枷でしかない。

過去である少年をいじられたくない。
今より弱い部分を撫でられるのは勘弁だ。

女性作家は、そこをよく越境する。

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posted by おおおかとしひこ at 22:58| Comment(6) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まさかコミックス未完結とは知らなんだ(「鬼滅の刃」評2)

今日中に一気読みしようとしてたのに…。

11-21巻、
案の定、回想をうまく使ってきた。

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posted by おおおかとしひこ at 21:58| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行動の停滞はストーリーの停滞

主人公の行動で、ストーリーは記述される。

しかし状況によって、
主人公の行動よりも他の人の行動が目立ったりして、
主人公の行動は停止することがある。

このとき、ストーリーは進んでいるか、停滞してるか?

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posted by おおおかとしひこ at 15:43| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

理解するのにかかる時間

というものがある。

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posted by おおおかとしひこ at 00:44| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地に足の付いていない少年の成長(漫画「鬼滅の刃」10巻まで評)

一応押さえておかねば、と思いとりあえず10巻まで読んだ。
蜘蛛のあたりで退屈したが、
煉獄が出てきてから面白くなった。

僕は以前から女性作家が男の漫画を描くのは、
男性作家が女の世界を描くくらい困難だと考えていて、
今回もその部分がとても気になりながら読んでしまった。

以下ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:35| Comment(4) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする