2021年06月14日

【追悼】小林亜星

ついに巨星墜つか。
wikiを見る限り、特撮アニメは全部歌えるし全部見てた。
CMもぜんぶ見てるだろう。
ドラマの半分は見てた。

僕の基本成分に入ってる人で、
水のようだから、特に個性を感じないほどの人だ。
日本のテレビ音楽の基礎を作った人といって過言ではない。
ハリウッドのジョンウィリアムズか、日本の小林亜星かというところだろう。
(西のテレビにはキダタローもおまっせ)

小林亜星の死は、日本のテレビの死をも意味すると僕は思う。
ありがとう小林亜星。
あなたのテレビを、たのしいテレビを、僕は愛した。

惜しむらくは、小林亜星全集のようなものが、
さまざまな版権で作れないことだ。
ショパンだって全集があるんだ。
小林亜星だって全集をつくってほしい。
ポップカルチャーだからといって、
散逸はあまりにも惜しい。
出来れば当時の音源で、無理なら楽譜だけでも。
(キダタローはだいぶ前に全集出たのに!)


もし東京五輪が本当の意味で歓迎された大会ならば、
この人こそがテーマソングをつくるべき人だったと思う。

久石譲よりも、すぎやまこういちよりも、川井憲次よりもSMAPよりも、
ふさわしかったと思う。

日本を代表する真の芸術家よ、静かに眠られたい。
posted by おおおかとしひこ at 20:38| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ものづくりの頼み方

最近の若いのは物の頼み方も知らんのか、
と嫌味を言っても伝わらない。
これなら伝わるかもね、という資料があったので。
https://mobile.twitter.com/YASUHISA_KOKI/status/1394140505886248960

結局、
「そんな曖昧なものに、こっちの命は賭けられません」
というのが本当に断る理由で、
それを言うと嫌われるだけなので、
他に理由をつけて断ってるだけなんだけどね。

僕は風俗嬢に対する態度で、
その人の物の頼み方を知ることが多い。
メニューにないプレイを交渉したり、
お前以外にいくらでも嬢はいるぞ、と脅したり、
終わった後に値切るやつとかね。
より本質に近いところが出やすいのがシモなんだよね。
posted by おおおかとしひこ at 18:43| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超過死亡率という聞いたことのない言葉は翻訳し直せ

死亡者前年度比だろうに。
あるいは今年度死亡者でもいいと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 11:33| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

救えるだけの絶望

絶望的な状況は面白い。
絶望も一種の刺激で、エンターテイメントである。

そこに追い込まれた主人公に同化して、
ああ、自分はそんなにつらくなかった、よかった、
と安心するのは、底辺バラエティーと同じ効果がある。
しかし、ただ絶望していればいいわけではない。

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posted by おおおかとしひこ at 01:03| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする