2021年08月09日

【薙刀式】脳内でメロディーが流せない人が半分いるらしい

カフェで脳内でどういう風に音楽が扱われているか、
議論している人たちがいた。
音楽関係者だろうか。

漏れ聞こえるうんちくを聞くと、
脳内でメロディーを流せない人が、世の中の半分になるらしい。
ほんまかいな。

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posted by おおおかとしひこ at 23:06| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

認識論

Twitterから引用。
> 「ワクチンには感染を防ぐ効果がある」と書くと「ワクチン接種したら感染対策しなくて良いと誤解される」という新たな知見を得た。

> 「ワクチンには感染を防ぐ効果があるが100%ではないので感染対策を続ける必要がある」と書くと「ワクチンなんて無意味だと誤解される」という知見も得た。

人間は、「自分の負担を最小にする」という性質がある。
「自分の行動を最小にすることを優先する結果、
現実を歪めてショートカットする思考として記憶される」
という結果になる(ことがある)のが、
今回の騒動で特に印象に残ったことだ。

これは、「どんなに慎重に書いたとしても、
誤解は一定数起こる」という、
表現者にとっては基礎知識の原則だ。

じゃあ表現者はどうすればいいかというと、
「その誤解を含めてもなお、強く残るようなものをつくる」
しかない。

科学的知見はそうはいかないが、
芸術的知見は、より遠くに到達する事が目的で、
その為には一定の誤解はやむなきと考える節がある。

(そもそもそうであったものが、
色々なことに目端を利かさなければならなくなり、
縮こまっているのが現状だが)
posted by おおおかとしひこ at 23:02| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【風魔】風魔の寂寥感のこと

風魔はなんだか中毒性があって、
どことなく漂う寂寥感があると思う。
虚しさやもののあはれとは少し違う感じ。
死を日常にした忍者もの特有のものかも知れない。

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posted by おおおかとしひこ at 20:18| Comment(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【風魔】全通し上映2021

毎年8/8から8/9の朝にかけて、
風魔を一気見するのを自分一人でやっている。
今年も堪能した。

#2の朝校門に入ってくる小次郎の後ろにいるエキストラ(坊主の男)、
#9の誠士館側の将棋部の一人だよね?
ただ歩くだけから台詞もらえたんだねえ。
(劇中ではその後人質を取られて転校したのか…)

なんか最近邦画や日本のドラマに希望が持てないんだけど、
こんなに面白いものをみんなで作れたんだから、
また作れるよね、って思ってしまった。

この謎の中毒性というか爽快感はどこから来るんだろう。
誰か解説して。
シェフとしてはレシピを理解したいわ。

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posted by おおおかとしひこ at 06:50| Comment(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

能動、受動、ゲーム

「映画は見るだけの受動的メディアだが、
ゲームはインタラクティブだから、
能動的に楽しむのからいいのだ」
なんて議論がよくあった。今でもあるだろう。
それは全然違っていたことがわかってきたように思う。

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posted by おおおかとしひこ at 01:06| Comment(4) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする