2023年05月01日

そもそも外挿に失敗したストーリーである(「聖闘士星矢Beginning」評13)

僕はポセイドン編で聖闘士星矢は決定的に失敗したと考えている。

内輪揉めの高校部活内でレギュラー争いする話から、
日本一大会、世界大会へ世界を広げていくのが、
少年漫画の王道で、
それを世界の外挿ということにしよう。
ポセイドン編はまさにそこで挫けた。

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posted by おおおかとしひこ at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テーマを履き違えている(「聖闘士星矢Beginning」評12)

そろそろ疲れたので、最後に監督インタビューを見つけたので、
それを貼って議論しておきたい。
https://eiga.com/news/20230410/6/
映画.comのこのインタビューを正しい(誤訳などがない)と受け取る限り、
この監督は二つの重大な過ちを犯している。

> 「聖闘士星矢」のテーマ(自己犠牲と贖罪)
1. 原作のテーマは自己犠牲と贖罪ではない。どういう読解力?
2. 仮にこの映画を自己犠牲と贖罪をテーマにした新しい物語にした、
 と仮定しても、「自己犠牲と贖罪をテーマにした傑作」になっていない。

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posted by おおおかとしひこ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人類のバグ、泥舟(「聖闘士星矢Beginning」評11)

2ちゃんは匿名だから正直だな。
> 半導体のやつと同じで無理だって言うやつが次々抜けていってこれ行けるぞって主張するやつだけが残った結果やぞ

これが日本のプロジェクトが、
「なぜ無茶だと思うのに実行されるのか」の答えだよな。

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posted by おおおかとしひこ at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【薙刀式】性懲りもなくまだ別版

15Dで決まりでいいじゃないか、
と思いつつ、この版も評価してみている。

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posted by おおおかとしひこ at 11:14| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おもしろい説明をする方法

本題から切り出すと、説明を長々としなくて済む。
説明が下手な人は、こういう話法でやればいいのでは?

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posted by おおおかとしひこ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする