前の記事に追加して、服も。
服を、コンセプト(一行で書かれたものや、イコン)と例える。
人の見た目の第一印象は、顔(皮膚)と服だ。
どんなコンセプトで、どんな最初の感情か、でしか判断されない。
ここで見向きもされないと、中身まで味わってくれない。
中身とは、肉と骨で動く動きである。これは皮を見ることで楽しむ。
途中服のことは忘れている。
最後まで退屈せず、それが破綻せず、
自分の人生になにかプラスになったり、好きになれば、
その物語は愛される。夢中になってくれる。
にも関わらず、人は動きを記憶できないので、
頭の中では、顔と服で表象され、人に伝えるときも、
顔と服の第一印象と、一部の動きを伝えるだけだ。
結局、服と顔と中身と、全部をバランス良く、有機的なものとしてつくらないと、
完全に面白い映画は出来ないと思う。そこが難しい。
(小説や芝居の世界では、服より顔や肉のほうが重視される感じがする)
2013年11月07日
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