戯れに、15秒の世界で書いたパーツが、
映画と対照するとどうなるかという表をつくってみたら、
結構興味深かったので載せてみる。
(スマホなどでは表示が見にくいのでPC推奨)
映画の尺は、ここでは110分とした。
15秒(450F) 110分
3" 1/5 22分
2"15F 1/6 18分
2" 1/7.5 15分
1"25F 13分
1"20F 1/9 12分
1"15F 1/10 11分
1"10F 10分
1"05F 8分半
1" 1/15 7分
25F 1/18 6分
20F 1/22.5 5分
15F 1/30 3分半
12F 1/32.5 3分1/3
10F 1/45 2分半
8F 2分
7F 1分2/3
6F 1/75 1分半
5F 1/90 1分13"
4F 1/112.5 1分
3F 1/150 3/4分
2F 1/225 1/2分
1F 1/450 1/4分(15秒)
左上と右下がループする面白い表になった。
台詞の「ひと間」「ふた間」は、
CMでは、10F20Fのことをさし、
映画では1秒2秒をさす。
音の編集では、7F、4F、3Fをよく使う。
アクション編集では、2や1Fの編集がキモになる。
映画では、短いシーンは1分半で、
3分は比較的じっくりしたシーンだ。
5分は長いシーンで滅多にない。
シークエンスは7〜8分あたりが標準的で、10分を越える長いシークエンスもある。
15秒に詳しい人ほど、110分の構成パーツが分かるだろうし、
逆に110分に詳しい人ほど15秒の世界が想像出来るだろう。
1Fをいじることは、映画では1/4分をいじることになる。
あるいは、自分のよく知っている時間世界
(映画、曲、時間割、時刻表など)
との対応表をつくってみると、
時間の車幅感覚の対応表が得られるかも知れない。
映像は時間芸術だ。
リアルタイム時間について、あなたが感覚を研ぎ澄まさなくて、
誰が研ぎ澄ますというのか。
2014年02月07日
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