2014年02月26日

面白い話の特徴

とりあえず、とっつきが面白い。
それで?と、食いついたら、次に出てきたものも面白い。
それでそれで?と、次に出てくるものを見たら、
繋がって出てきたものも面白い。
それらは関連があり、面白い。
しかも、それらが動的な緊張をはらみ、
拮抗がほころびて、状況が動いたらしい。
その後どうなるか、緊張して見守ることになる。




面白い話は、このように、芋づる式に、
関連したものが次々に出てきて、
どんどん面白くなる。

逆に詰まらない話は、
いっこは面白くても、単発で終わりだ。
で?と次を要求しても、出てこない。


初心者の書く物語は、
面白いところがいっこしかない。

本当に面白い話は、次々に関連した面白いものが出てくる。
点の面白さではなく、線の面白さだ。
posted by おおおかとしひこ at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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