謎の動機。
何故これをやったのか分からない。
なるほどそういうことだったのか!
という面白さ。
簡単な伏線と解消の関係でもある。
謎かけと謎解きだ。
刑事物、殺人ものでは、
動機の解明は焦点の中心だ。
謎の連続殺人などが典型的だ。
(解明の途中、線で結ばれる面白さを併用する)
「ベスト・キッド」でも、
空手の修行に来たはずなのに、ペンキ塗りばかりさせられた。
しかしそれは、受け技の練習だったのだ!
ミヤギ先生は、反復練習をさせて体に覚えさせていたのだ!
という面白さがあった。
「ハスラー」のしびれるオープニングはこれだ。
チキショウブラフだったのか!と悔しがる相手を出し抜く、
ハスラーとはギャンブラーでもある、
という事を描く鮮やかなオープニングだ。
(「ハスラー2」の最重要場面でこのオマージュが使われたとき、
僕は思わず拍手してしまった)
何故やったのか分からない、という謎の前ふりと、
実はこういう動機からだったのだ、という解明の組が、
予想がつかなければつかないほど、
そして納得いったときほど、面白い。
これもポピュラーな伏線と解消の基本だ。
使いこなせるように研究しよう。
2014年04月08日
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