2014年04月11日

「映画みたい」ってどういうことだろう

まるで映画みたいだ、というのはどういうことか。
現実のことを称して言うときは、
映画でよくあるシチュエーションが現実にあったときだ。
ドラマやCMで、「映画みたいな」と冠詞のつくものは、
「金がかかっている」という意味であり、
中身の深さは問われないことが多い。
中身が良ければ、「映画みたいな」ではなく、
たんに名ドラマ、名CMと言われる。

いずれにせよ、「映画みたい」と言われるものは、
映画ではないものにつける言葉だ。

あなたは、映画を書けばよい。
たんなる名作を書くだけでよく、
「映画みたいな映画でないもの」を書く必要はない。
posted by おおおかとしひこ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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