映画を批評するとき、加点法で考えるか、減点法で考えるか、
それは人それぞれだと思う。
欠点を補ってあまりある長所があれば、加点法で大きく稼ぐ。
どんなに緻密につくっても、破綻があれば減点法では大きい減点だ。
作品だと考えるから、採点が難しくなる。
人だと思うと、作品は採点しやすい。
どの時代も人気の人は、親しみやすく、
キャラが立っていて(ときに時代を変えるほど破天荒で)、
一緒にいると楽しく、欠点すら愛される人だ。
僕は監督や脚本家で映画を見る。
それは映画を物語ではなく、人だと思って見ているのかも知れない。
2014年06月17日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック