6サイクル理論(仮)を、風魔で検証してみよう。
第一話、第二話の小サイクルは、以下のようである。
「風魔の小次郎第一話:小次郎見参!」のサイクル
1 風魔の里で、蘭子は小次郎に会う
2 姫子は白凰学院の衰退を憂う
3 姫子を小次郎が助け、早速第一の忍務なでしこ
4 武蔵は壬生と共に風魔をさぐれ!
5 小次江、大活躍、しかし退場
6 石つぶて→壬生との一戦
7 シャワーのぞきと赤星の矢
「風魔の小次郎第二話:ちいさな友達」のサイクル
1 今日も調子いい、次は野球部
2 八将軍、終結
3 絵里奈登場、外は野球部
4 野球に風の技
5 絵里奈と友達に
6 絵里奈と武蔵、武蔵の事情
7 武蔵との一戦→風魔登場
8 全面戦争への予感
これを見てわかるとおり、
1サイクルのわけかたは、わけた人の裁量に左右される。
1話の1サイクル目は、
小桃と小次郎登場でわけて、2サイクルと考えることも可能だ。
蘭子がふりむき、「風?」と思うカットは、
まさにターニングポイントであるし。
1話の3サイクル目は、武蔵登場で2サイクルに分けてもいいだろう。
いずれにせよ、テンポ感のいいこの二本の話は、
比較的短いサイクルを多用している。
サクサク進む感じは、サイクルの多さによるのだ。
30分番組とはいえ、本編は20分強なので、
1サイクルが3分程度である。
このペースで30分だと、10サイクル前後となるだろう。
映画にしてはハイテンポだと思うので、
6サイクル、という予測は悪くなさそうだ。
実際には7、8あっても、
4、5ぐらいでも違和感はないと思うので、
6サイクルは、プラマイ2ぐらいの巾で考えるとよさそうである。
で、今気づいたんだけど、
二話って完全オリジナルだった。
七話だけじゃないやん。
2014年07月01日
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