2014年07月07日

大岡俊彦短編シナリオ集(脚本論からコピペ)

作品置き場カテゴリにも、同じものをおいておきます。
脚本論の「短編シナリオの研究」内の、
大岡俊彦短編シナリオ集です。

「家族レッスン・これから」.pdf(3分)

関西限定で、とある企業×朝日放送と銘打って、
「その企業の商品が出てくること+家族の話」という制限の、
3分間のドラマ群がオンエアされていた。その中の一本だ。
今回はジョンソンの消臭スプレー(玄関に置くタイプ)だ。
「定年退職後の夫婦が、犬を貰うことにしたがくさいと揉めて、消臭剤で解決する」
という大元のプロットは電通関西の見市氏だ。
それをシナリオとして成立するように、僕が書き直した。

3分だけでも、これだけのドラマが書けることに気づいてほしい。
問題と解決。物語とは、そのバリエーションである。


「『これから』別バージョン・シトラス」.pdf(3分)
上の「これから」の別バージョン。
大きな設定が同じでも、夫婦のキャラクターや肝となる部分が変わると、
全く別の話に見える好例のため収録。
僕は大阪の人間と東京の人間は、
「生きるベース(基本感情とか、人生観)」が違うと思っている。
その差を、うまくバージョン違いで書けたような気がする。
同工異曲の研究に使って欲しい。


「割れたせんべい」.pdf(8分)
NHKのデジタル放送キャンペーン×朝ドラ「ゲゲゲの女房」
の、ドラマ形式の広告。
「いちごとせんべい」の第二弾。
このブログの初期のほうで、バージョン違いについて多くの議論がなされていて、
実際にいくつかのバージョンの脚本が貼ってあるので、
同工異曲の参考にされたい。


「誕生日」.pdf 「ノート」.pdf(3分、2分)
二年ほど前、第一三共さんの仕事。
大女優樹木希林が認知症患者を演じる、というある意味衝撃的なCMだったが、
それにはこんなロングバージョンがあった。
認知症というだけでこわがらず、新しい薬の処方で、
「一緒に暮らせる」という生き方もある、という希望を持たせる話。
なお、薬名は一般に処方されないため、お医者さんにご相談して下さい(薬事法的に)。
ドラマとしては、ワンシチュエーションものである。
日常のふとしたことが、張り詰めた意識を抜く、そういう瞬間を描いたつもりだ。


「キラー・ジョー」.pdf(9分)
サムライショートフィルム内の一本。
メルボルン国際映画祭で、ショートフィルム部門でノミネートされた。
月刊ドラマにも掲載された名シナリオ。
なるべくワンシチュエーションコメディになるように頑張ったが、
そこまで上手くいかなかった。
キャバクラで嘘ばっかりついてモテようとする男の話。
そういえば、僕の商業シナリオデビュー作かも知れない。


「遠いふたつの場所で」.pdf(7分)
NHKの企業広告をドラマ形式で、という企画。
今は地デジになったが、アナログ放送時代は、
地方の民放のネット編成はバラバラだった。
特に、福井と宮崎は、NHK総合と教育、民放2局の計4局という、
テレビ局的に辺鄙な構成だった。
それにヒントを得た、宮崎と東京の遠距離恋愛の話。
当時は尺の関係もわからず、大胆に5分以内だと勘違いしてるなあ。


「池やんとオレ」.pdf(15分)
映画「いけちゃんとぼく」の広告キャンペーンで、
パロディ的にこの題材を選んでみた。
ネットテレビ「グーモ」の、「なんでもアリタッ!」という、
有田と設楽を主演にショートフィルムをつくる、
という番組内の企画だ。


「ねじまき侍」.pdf(15分)
ついでに再掲載。詳しくは本ブログの脚本添削スペシャルを参考のこと。
posted by おおおかとしひこ at 20:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 作品置き場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キラージョーすごく面白かったです
ジョーにはモチーフがいますか?
この脚本のアイデアはどこから着想したのですか?
工夫したところはなんですか?
Posted by なっちん at 2018年10月20日 16:47
なっちんさんコメントありがとうございます。

大元は短編集「週刊石川雅之」の「wild boys blues」です。
「昔の殺し屋が今はしょぼい」コメディで、
キャバクラはそのほんのワンシーンでした。
予算のないショートフィルムなので、
ワンシチュエーションキャバクラ縛りでこれを映像化できないか、
というのが依頼でした。

「男はモテる為にカッコつけた嘘をつくが、それはたいていバレている」
というよくあるものを中心にして、
「俺殺し屋なんだぜ」と本当のことを言っても信じてもらえない、
というアイデアが中心です。(ラストに天丼で使ってるし)

ベースになるのはキャバクラ大好きな先輩で、
占い師のネタは実話です。アホですねえ。
キャバクラブーム前夜あたりの先駆けでもあったかと
(木村和久がカメオ出演!)。
Posted by おおおかとしひこ at 2018年10月20日 21:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック